究極の血抜き・津本式“津本光弘”さん監修。
ハピソン×津本式コラボ第5弾。
3つの絞めツノと1つのナイフを装備。大小問わず脳絞め、内絞め、エラ膜切りを1つで完結、魚を絞めて血抜きを行うことに特化した「計測マルチ絞め具」。
ハピソン公式「計測マルチ絞め具」詳細ページはこちら
本体の特長は上記のリンクからご確認いただければと思います。今回は「計測マルチ絞め具」について、一歩踏み込んだ内容として、開発に至った経緯や使い方、各パーツの使い所、「計測マルチハサミ」との違いなどについて、“津本光弘”さんに直接お話を伺いましたので、早速質問内容に沿った形でお伝えしていきたいと思います。
津本 光弘(Mitsuhiro Tsumoto) プロフィール
開発経緯を教えていただけますか?
まずは開発経緯について伺うと…。
「釣り場で使いやすい絞め具が欲しかった」とコメント。ご存知の方も多いと思いますが、“津本光弘”さんは根っからの釣り人。普段から色んな釣りを楽しんでおり、“釣り場で魚を絞めやすい道具がこれまでなかったことから”、ずっと欲しいと感じていたそうです。「ようやく理想の道具が完成した!」とおっしゃっていました。
“津本光弘”さんが思う使いやすい絞め具とは、“ナイフと絞め具が一緒になっている”こと。市場であれば専用の道具が常備されているそうですが、釣場では携行性を考慮しなければならず、そもそも別々だと魚を釣るたびにナイフと絞め具を2つ用意する必要があります。特に船の上で魚を絞める場合、魚の脳絞めを終えて、エラ膜を切ろうとする際、船の揺れでナイフが転がってしまうことがストレスだったそうです。
そこで思い浮かぶのが「計測マルチハサミ」。
ハサミではあるものの、分解すればナイフとしても使えるうえ、ハサミの状態のままでエラ膜を切ることも可能。こちらも“ナイフと絞め具が一緒になっている”という理想を実現しているため、使い分けについても伺うことにしました。
「計測マルチハサミ」はその名の通り、“マルチ”に活躍する道具。切る、絞める、ウロコ取り、内臓のかき出しを1つでできるため、万能性を重視したい方であれば、こちらをオススメするとのこと。ただ、魚を絞める点で言えば「計測マルチ絞め具」の方が優れている。「計測マルチハサミ」で絞められる魚は大体4kg~500gまでに対し、「計測マルチ絞め具」では10kgの魚から、アユやアジといった小さな魚まで、搭載されている多くのパーツによって絞めることができ、さらにアサシンナイフ型のナイフも備わっているため、ハサミに比べると効率性も高い。つまり、魚を釣ってモタつかずにスムーズに絞めることができ、その結果、良い状態で魚をキープすることができる。
各パーツの使い分けを教えていただけますか?
各パーツの用途についても伺いました。
まずはナイフについて。
まず、覚えていただきたい点として“ナイフではあるが、実際はエラ膜切りと内絞めをするための絞め具である”ということ。ナイフと言ってしまうと、研ぐ人が増えてしまい、そうすることによって、表面のフッ素加工が剥がれてしまいます。「計測マルチハサミ」の場合だと、ハサミとしてのかみ合わせが悪くなってしまったり…どちらも研がないことが必須事項。つまり、ナイフはエラ膜切りと内絞め専用です。
こちらは基本的に大型魚の脳絞めで活躍。オフショアで使用する場面が多いそうで、ケガ予防の、足で魚を押さえて絞めるという動作がカナリ快適に行えるという。
この投稿をInstagramで見る
こちらは中型魚種対応。
ショアの釣りで比較的出番が多いそうで、暴れにくいケガのリスクが少ない魚であれば、シッカリ手で押さえながら快適に魚を絞めることができます。
小型魚種対応。
フィッシュグリップで掴みながら絞める動作が超スムーズ。
この投稿をInstagramで見る
他にオススメな使い方があれば教えていただけますか?
他にオススメな使い方を伺うと…。
“神経絞めのワイヤーを通しやすくする”という活用術。詳しくは以下動画をご覧になってみてください。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
神経絞めのワイヤーを通す箇所に、絞めツノ(大)を刺すことで入り口が広がり、ワイヤーが通しやすくなるという方法。因みにコレは副産物的に「計測マルチ絞め具」が完成した後に発見できたことだとおっしゃっていました。
以上! “津本光弘”さんに教えていただいた「計測マルチ絞め具」に関する内容をお届けしました。色んな魚が釣れて美味しい季節…ぜひ活用してみてください!
関連動画も参考に!
出典:YouTubeチャンネル「https://www.youtube.com/@lurenewstv」