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【ヒラマサ11kg】そのロッドは「スパイク」SK822S-H

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写真はTENRYUフィールドテスターの佐藤光俊氏。テンリュウ公式SNSにポストされたヒラマサ、その重量11kg!

そして、そのロッドはSpike(スパイク)。ヒラマサ11kgをキャッチしたのは今年追加となったシリーズ最強パワーを持つSK822S-Hだ。

Spike(スパイク)

出典:テンリュウ公式

オフショアキャスティングロッドのスパイクは、近海のテクニカルゲームからパワーゲームまでをカバーする全8機種がラインナップされる。

例えば湾内のテクニカルな状況下でのカツオ狙いやシイラから、ブリ・ワラサ、ヒラマサに適したモデル、キハダや大型ヒラマサを守備範囲にするモデルもある。

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
SK672S-LML S 2.00[6’7″] 2* R 148 MAX60 MAX2.5 5/45° 390 2.2 186 95/5 ¥42,500
SK722S-ML S 2.19[7’2″] 2* R 167 MAX80 MAX3 6/45° 390 2.5 207 95/5 ¥45,000
SK732S-MH S 2.21[7’3″] 2* R 162 MAX100 MAX5 10/45° 430 2.6 295 87/13 ¥50,500
SK742S-MHH S 2.24[7’4″] 2* R 157 MAX120 MAX6 12/45° 435 2.2 345 88/12 ¥57,500
SK772S-M S 2.31[7’7″] 2* R 169 MAX90 MAX4 7/45° 465 2.7 291 88/12 ¥50,000
SK802S-MHH S 2.44[8’0″] 2* R 171 MAX120 MAX6 12/45° 495 2.3 370 88/12 ¥58,500
SK822S-MH S 2.49[8’2″] 2* R 184 MAX100 MAX5 10/45° 490 2.1 325 87/13 ¥57,500
SK822S-H S 2.49[8’2″] 2* RF 178 MAX150 MAX8 15/45° 495 2.6 362 95/5 ¥59,500

大型ヒラマサ、ツナ系にSK822S-H

その中で、SK822S-Hはどんな立ち位置か。具体的にいえばマグロなどでいえば40kgほどを、ヒラマサでいえば20kgまでを想定した近海オールラウンド・ヘビーモデル。

青物全般からマグロ等のゲームに対応し、オーバヘッドキャストによる遠投を得意としたモデル。調子をレギュラーファストに設定し、50~60gを下限に120g前後のプラグ類が扱い易いパワー設定。大型ヒラマサや、40kg程のマグロ類の狙いに活躍します。
Top Guide (#16) Butt Guide(#40)

出典:テンリュウ公式

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

パワー・扱いやすさ・飛距離

先にもある通り、青物全般からマグロ等のゲームに対応。オーバヘッドキャストで飛距離を稼ぎつつ、50~60gを下限に120g前後のプラグ類が扱いやすいのが特徴。

まず、そのあたりのウエイトをしっかり飛ばせる飛距離面でのアドバンテージと、プラグ類のミスダイブを極力抑制するアクションでの快適さを兼備するブランクス設計。

SK822S-Hを除く7機種がれR(レギュラー)であるのに対し、SK822S-HがRF(レギュラーファスト)になっているのもそのためだ。

ティップの収束早く狙った所にルアーをしっかり運べるキャスタビリティを持つモデル。

より大型を確実に獲るためのモデルといえるが重めのルアーに対するキャスト性能も必須で、ガイド設定にもそれが表れている。

ガイドはステンンレスフレーム・SiCリングガイド。KガイドとMNガイドのMIXとなっているが、ライン放出のスムーズさを狙ったものだ。

ティップまですべてダブルフットとしているのも、走る大型魚への耐久性を考慮したもの。

リアグリップもSK802S-MHH 同様に495mmとシリーズで最も長く、リールシートにはテンリュウらしさの西陣織仕様のカーボンパイプ。

リールシート部には、西陣織仕様のカーボンパイプを採用

さらにはバット部にC・N・T(カーボンナノチューブ)素材をコンポジット。曲げ込むほどにポテンシャルを感じることができるリフト力となっている。

近海のサーフェイスゲームを軸に、狙い通りに投げて・誘って、大型魚をゲットするためのNEWモデル。ぜひチェックしてみてください!

テンリュウ公式「スパイク」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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