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ティップランエギングを軸にマルチに活躍するロッド

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テンリュウのティップランエギングロッドが「ブリゲイドフリップTR」

テンリュウには「ブリゲイドフリップ」というマルチエギングロッドがあり、こちらのブリゲイドフリップTRはティップランエギング(ボートエギング)用のユーティリティロッドという位置づけ。

両者ともに、元々応用力の高いエギングロッドを、ショア・オフショアのエギングゲームを軸にしながらも、その応用力の高さを活かして様々な魚種、釣法にもマルチに使用可能なユーティリティ性が魅力。

ブリゲイドフリップTR

TRの名の通り、ブリゲイドフリップTRが軸を置くのがティップランエギング。

エギの姿勢安定とバイトを表現する感度がカギとなるこの釣りで、ティップの収束が非常に早く、触りを明確に捉えることが可能な繊細なカーボンソリッドを搭載。

そして、これをマグナフレックス製法でつなぐ。マグナフレックス製法は弾性の異なる素材や、異なる素材を一体化して焼き上げることが可能な技術で、ブリゲイドフリップTRでいえば超繊細なカーボンソリッド部から、ベリー・バットはカーボンチューブラーとなっていく。

継ぎ目がシームレスであるため、曲がり・伝達もスムーズ。負荷に応じて必要な分だけごく自然に曲がり込むブランクスが特徴。

バット部になると高弾性カーボンとなっていくが、このバット部にC・N・T(カーボンナノチューブ)をコンポジット。細身でありながらも驚異的な粘り強さを発揮する。

ガイド設定は全機種ステンレスフレーム・小口径SiCリングガイド。

ティップ部にはLDB、ベリーからバット部にはKガイドを採用しているため、シャクリアクションや風などによる不意の糸絡みなどのトラブルも抑制する。

ではティップラン以外には…?というと、その繊細なティップセクションと感度のよさや操作性の高さ、想像以上の粘り強さで、オフショアのライト系の釣りが好適。

具体的にはイカメタル、バチコン、軽めのメタルジグを用いたスーパーライトジギングなど、いずれもテクニカルで楽しい釣りには対応できる懐の深さが魅力。

機種展開は3機種でBFT5112S-MLSはシャローを特に得意とするフィネスモデル。 BFT672S-MSは浅場から深場まで対応するバーサタイルモデル。 BFT632S-MHSは大型アオリイカやディープ、ヘビーウエイトのエギを使う場合に向くパワフルモデル。

先にも触れた通り適合ルアーウエイト内で、その他の繊細なオフショアルアーゲームに、使いどころを見つけるのも楽しいロッドとなっていますよ!

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
BFT5112S-MLS S 1.80[5’11”] 2 R 93 MAX60 (Cast MAX25) MAX0.8 310 0.8 82 98/2 ¥43,500
BFT672S-MS S 2.00[6’7″] 2 RF 103 MAX80 (Cast MAX30) MAX1.0 310 0.8 87 98/2 ¥45,500
BFT632S-MHS S 1.90[6’3″] 2 RF 98 MAX100 (Cast MAX35) MAX1.0 310 0.9 87 98/2 ¥43,500

テンリュウ公式「ブリゲイドフリップTR」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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