【今が一番足を運ぶタイミング】陸っぱりでもボートでも一気に釣れ始めた琵琶湖!特に好調なルアー&リグとは一体?/永野総一朗
ようやく…ようやく夏が終了!
9月の末になり、ようやく灼熱地獄から解放されましたね。今年の夏は本当に暑かった。暑かったのは人間だけでなく、魚もやはり同じようで、連日32℃を超えるような水温下では、バスも夏バテ感があり、食い渋る日が多かったなぁ…と記憶しております。
が、その反動なのか? 9月23日の大雨を機に一気に涼しくなって秋到来。サーモクラインが消え、バスが広いレンジで動けるようになり、岸や桟橋から見える子バスの量も一気に増加。さらに食い気も上昇し、驚く程一気に釣れるようになってきました。
琵琶湖行くなら今
ここ近年は、秋がハイシーズンなのでは? と思うほど、良く釣れるタイミング(9月〜11月)が続いていると感じていて、岸からも狙いやすくなるため、間違いなく今が一番フィールドに足を運ぶタイミングだと感じています。
最近のガイドは、湖北エリアを拠点に行っています。
一番の理由は“トップで出るから!”。「HUミノー111SF」を水面でタダ巻きする釣りに関しては、8月末から秋のドバフ祭が始まり、10月初旬の現在も継続中。ドバフ! の音と共に、「HUミノー111SF」が襲われる感覚はもう…たまらんばいです!
ハイドアップ公式「HUミノー111SF」詳細ページはこちら
このドバフパターンや、痙攣アクションの釣りについては先日も触れたので、今回は、そのフォロー的な釣りで行なっている“ディープヘビダン”の釣りについて少し。
今アツイ「ディープヘビダン」
ディープというのは、おおよそ10mかそれ以上の水深を狙っていて、竹生島、多景島、白石、湖北の海津大崎や葛篭尾崎など…深いロックエリアを中心に行う釣りで、ストレート系、カーリー系を中心にバンクに沿って階段落としで狙っていきます。
色々試したところ、スピニングタックルだと、フロロカーボンライン5Lbでシンカー5g。ベイトフィネスタックルだとフロロカーボンライン8Lbでシンカー7gが安定。
マス針ではなく、オフセットフックの方が姿勢も安定し、何故かデカいバスが混ざる確率も高くなっています。根掛かりも回避しやすく、後は姿勢の問題だと思っています。
使用タックル&ワーム
では、ここからは使用するタックル&ワームについて。
ロッド:マッカ(HUMC-66MLST)【ハイドアップ】
リール:アルデバランBFS【シマノ】
ライン:アブソルート AAA[フロロカーボン]【バリバス】
フック:本気(マジ)フック REVIVAL5(#1#2)【バリバス】
シンカー:ダウンショットシンカー各種(7g)
細身のワームを使うため、フックは極力ナローゲイプの物を使うこと。その中でもフッキング率の高い「本気(マジ)フック REVIVAL5」がお気に入り。
それから、ダウンショットリグのリーダーに関しては、30〜40cmくらいをとっています。使うワームですが、基本的に4inクラスのストレート系やカーリー系が基本。様々なワームを試しましたが、この島ディープのバスというのは、どうも細いシルエットが好きなんですな。実際に使って実績のあるワームを挙げていくと…。
スタッガースティック3.3in【ハイドアップ】
4″カットテールワーム【ゲーリーインターナショナル】
フォールシェイカー【ゲーリーインターナショナル×フィッシュアロー】
HP 3D-Wacky(4.3in)【O.S.P】
レインズスワンプJr【reins】
コイケストレート エラストマー140mm(カットチューン)【ハイドアップ】
Cテールワーム【ZBC】
フリックカーリー(3.8in/4.8in)【ジャッカル】
後は、これを急深のバンクに沿って落とし、着底したら少し(50~80cm)持ち上げてまた落とし、着底したらまた持ち上げて落として…を10m前後のレンジまで繰り返していきます。バイトはリグを持ち上げる時にヌっと重くなりますね。
今はオフセットフックに準差しですが、寒くなればマス針にストレートフックを脇差ししてワッキーのヘビダンになっていきます。とにもかくにも今最も良く釣れている釣りの一つなので、湖北エリアをやる際には是非やってみてください!
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