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軽めから重めまで扱えちゃう「ベイトシーバス」ロッド

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待望…からの、発売以来リアルユーザーから高い評価を得ているベイトシーバス用ロッドがテンリュウのSWAT(スワット)ベイトモデル。

出典:テンリュウ公式

ベイトシーバス、1本でカバーする範囲の広い2モデル

機種展開としては「SW932B-ML/MH」、「SW842B-ML/M」がベイトモデルの2機種。

2機種ともに当然特徴はあるが、この両者いずれも非常に対応ルアーウエイトが広い。

動画もチェック

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

2機種のスペックは下記の通り。

もちろんスペック上はあくまで上限・下限のルアーウエイトを表記したもので、快適にキャストし操作するという意味ではアングラーによってもストライクゾーンは多少狭まるとは思う。

それでもなお、ベイトシーバスを楽しみ尽くせる1本として2モデルは機能するのではないだろうか。

SW932B-ML/MH

SW932B-ML/MHはベイトシーバスロッドとしては、若干長めの印象を受けるかもしれない。ML/MHという表記はティップセクションにかけてはMLで、バット付近に関してはMHという意味。

レングスを活かした遠投性能を備えつつも、実際に触れてみるとティップにかけてはかなりしなやかだ。

ベイトモデルのみならず、SWATはシリーズを通して最後の最後で魚を弾かずバラしにくい性能には定評があり、それでいながらベイトの長めということで飛距離もしっかり出せる。かつ、かなり軽量ルアーまでウエイトを乗せてキャスタビリティも高く、そのあたりのリアルな汎用性の高さも持ち合わせている。

MODEL TYPE 全長
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法
(cm)
ルアーウエイト
(g)
ライン
(lb)
PE
(号)
リアグリップ長
(mm)
先径
(mm)
ロッド自重
(g)
カーボン /グラス
(%)
税別価格
SW932B-ML/MH B 2.82[9’3″] 2 RF 145 MAX70 MAX30 MAX3.0 325 1.6 152 96/4 ¥57,000
SW842B-ML/M

SW842B-ML/Mも、表記は準じてティップ側がML・バット側がMとなる。先に述べたSW932B-ML/MHと比較すれば軽めルアーが主体とはなるがこちらもMAXとしては60g表記。

基本的に使用頻度の多いシーバスルアーたちであれば大抵カバーする懐の広さを持つロッドだ。8フィート4インチということでトップウォーターや、ミノー系のジャーキングなどでよりメリハリをつけたアクションを付けたい時にも向く。

MODEL TYPE 全長
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法
(cm)
ルアーウエイト
(g)
ライン
(lb)
PE
(号)
リアグリップ長
(mm)
先径
(mm)
ロッド自重
(g)
カーボン /グラス
(%)
税別価格
SW842B-ML/M B 2.54[8’4″] 2 R 131 MAX60 MAX25 MAX2.5 300 1.7 129 96/4 ¥53,500

穴がない、隙がない

そして、両者ともにランカークラスでも問題のないリフト力を持ち、かつ先にも触れた通りバラしがたい。

C・N・Tのコンポジット、曲がっていくが曲がり過ぎないバランスなど、コレ1本で…なんだけれど、とにかく全方向的に高水準な2モデル。

ベイトタックルのメリットはパワーファイトやキャストアキュラシー、またクラッチを即座に切ることがしやすいので特大サイズに対するファイトでのメリットなど色々ある。

そして何より軽いモノから重いモノまで使える系のSWATベイトモデル。

これからベイトシーバスを始めてみたい方にも長く愛用できるロッドとなるのでは?

テンリュウ公式SWAT詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。