こんにちは、G-TEC(ジーテック)のトモ清水です!
前回少しご紹介させていただいたG-TEC初の3ピースロッド、クロスセンシティブ・ブラックウィングの発売日時が決定致しました!
というわけで、今回は、その発売日時と、ロッド自重、リールシート、ガイドスペック、価格など、詳細についてご紹介します!
クロスセンシティブ・ブラックウィングシリーズ2機種
2024年10月5日(土)20時注文受付開始
・XBWC-67 フリップキャストスペシャル
・XBWS-70 ベイバーサタイルスペシャル
クロスセンシティブ・ブラックウィングは2024年10月5日(土)20時より注文受付開始。
ブラックウィングシリーズは3本開発していますが、今回販売するのは以下の2本。
・XBWC-67 フリップキャストスペシャル
・XBWS-70 ベイバーサタイルスペシャル
(※開発中のもう1本はXBWC-66 ビッグベイトスペシャル)
今回の2本も数量に関しては少量で限りございますが、、G-TECのオフィシャルホームページでの発売となります。
※一部、横浜「ストライカー(Striker)」の早川氏に直接問い合わせすることによる購入と、一部釣具店で販売されます。
G-TECブランド立ち上げから水面下で開発を進めてきたロッドがクロスセンシティブ・ブラックウィング。クロスセンシティブの派生形、実に約2年半掛けてようやく完成しました。
ボートシーバス用のロッドは数多いですが、横浜「ストライカー(Striker)」の早川キャプテンと膨大なテスト回数によって、ボートシーバス、ボートチニング、サワラキャスティング、タイラバ、ボートマゴチなど、特に湾内のボートゲームにおいて、それらの全てを楽しめる究極のロッドとなりました。
まさにベイゲームはこれから最高潮を迎えますので、ドンピシャでの発売になります!
G-TEC初の3ピースロッド
ボートシーバスを軸としながら、ショア、オフショア問わず1本で何でも出来る汎用性の高さを目指したモバイルロッドになります。
ベイゲームであるマゴチゲーム、ボートチニング、タイラバ、タチウオジギングなどのオフショアから、ショアから楽しむバスフィッシング、シーバス、クロダイ、マゴチやヒラメ、大型のロックフィッシュ狙い、ナマズやバス、海外遠征での怪魚ハンター、使い方はアングラーの自由です。
ブラックウィングの監修に携わったのが、横浜ストライカー早川キャプテン。フリップキャストによるストラクチャー狙いを得意とし、東京湾内のボートシーンを知り尽くす人物。
そんな早川 キャプテンとの開発において、試作回数は実に5回を数えました。
はじめは2ピース仕様からプロト製作を開始しましたが、さらに携帯性を持たせるため、3ピースでの仕様で再試作。
なかなか3ピースでは目指したアクションが出ず、一度は3ピースを諦めかけたことも…。
早川キャプテンの理想は高く、人一倍モノへのコダワリが強く、開発期間はその分、長く、膨大なテスト回数と労力と時間を掛けてきましたが、ようやく販売出来るまでのお互い納得出来るまで落とし込めました。
そんな中で、特にこだわった点は、キャスティングフィールとシーバスのバイトの弾きにくさとバレにくさ。そしてピンポイントにキャストが出来るかどうかという点。
この2点の優劣で明確に釣果に差が出てくるのがボートシーバスゲーム。
てバイトを弾かないティップも当然必要で、掛けたあとはいかにバラさないかで、最終的な釣果が変わってきます。
そういったことを含め、全ての点においてロッドのバランスがドンピシャに揃っている、というのが私達の最低条件で開発を進めました。
ロッドの各スペックについて
そんな開発を経て完成したブラックウィングですが、ここからは具体的な素材やパーツなど、スペックについてご紹介します!
ブランクスマテリアル はレ100%カーボンプリプレグを使用
ロッドの心臓部であるブランクス。このブランクスに採用されている素材は、国産である東レ100%カーボンプリプレグを使用。
さらに最先端の第3世代であるT1100G、M40Xの33t、40tの高弾性を採用。
さらに東レの最先端技術であるナノアロイを搭載した55tの超高弾性も使用。
その最先端素材をマグナス製法という独自の高い技術でブランクスを設計、焼き上げています。
「MAGNUS製法」についての 詳細はこちら
ジーテック初の3ピース仕様
ブラックウィングはジーテック初の3ピース仕様としました。
ティップはチューブラーティップ。
継部を織クロスカーボンで補強。各セクションの元部には品名を印刷。
しっかりと曲げても、どこで継いでいるのか分からないほど。3ピースを全く感じさせない綺麗なベンディングカーブを描きます。継ぎ部の脆弱性をなくし、ロッドのパワーロス無く、フルキャスト、魚とのファイトが可能になっています。
ロッド表面処理 は UMF仕上げ
(無塗装アンサンディング&マット仕上げ)
ロッドの表面には無駄な塗装を極力抑え、100%カーボンブランクスの性能を最大限引き出すためのUMF仕上げを施しています。
UMF仕上げ(Unsanded Matte Finish:無塗装アンサンディング&マット仕上げ)
100%カーボンブランクスの性能を最大限引き出すための無塗装アンサンド処理を施しながら、同時にマットクリア仕上げが出来る技術がUFM(Unsanded Matte Finish)
ガイドシステム
ガイドは信頼と実績の富士工業製。ガイドはすべて最上グレードのチタンフレーム。リングはSiC-Sリング(シリコンガーバイト製)。
KTガイド、小口径シングルフット仕様
KTガイド、小口径シングルフット仕様。PEラインなどライントラブルが少なく、軽量化された最新のガイド。ガイドサイズは大き目の6.0サイズ。1〜3号の太目のPEライン、20〜30Lbの太いリーダーに対応しています
トップガイドにはアロワナトップガイドKGトップガイドを採用
トップガイドにはアロワナトップガイドKGトップガイドを採用。チタンフレームSiCリング。サイズは6.0を採用。
3D構造による糸絡み自動解除機能搭載で、PEラインの極細ラインにも高次元に対応。ストレスフリーでより繊細な釣りに集中出来ます。
一番元部のバットガイドには、LRVガイド採用(ライトリバースガイド)。RVの軽量ライトバージョン。
ダブルフットチョークガイドの最軽量シリーズになります。元部はダブルフットで強化しながら、同時に軽量化。
グリップデザイン
高い実績を誇る富士工業製の最新鋭リールシートを採用。
TCH Titanium Carbon Hybrid
世界初 長繊維カーボン強化樹脂とチタニウムのハイブリッド。
カーボン素材、チタンフード採用で劇的に改良されているが、剛性感度はナイロン樹脂より強く高い。
価格的に破格のコストアップにはなるのですが、最高のフィーリング、素材にこだわって、コスト度外視で採用した最新鋭リールシートとなります。
長繊維カーボン強化樹脂の特性である「超高剛性・軽量」、チタニウムの特性である「高強度・超耐食性・軽量」。
それらを融合し、その特性を最大限に引き出すオリジナルの設計で、
異次元の軽量化と強度アップを実現。 この次世代ハイブリッドの組み合わせで、長繊維カーボン樹脂単独から、更に約10%の強度アップが実現します。
特 性 | 従来品比 |
引張強度 | 157%アップ |
曲げ強度 | 134%アップ |
曲げ弾性率 | 233%アップ |
比重 | 15%軽量 |
こだわりのオールコルクグリップ
こだわりのストレートコルクグリップ。
クビレを持たせた細身のシェイプにこだわりました。
よってEVAのスポンジ素材よりコルク素材の方が伝達力は高く、釣りに必要な感度は高いと言えます。よりセンシティブなロッドに仕上げるためのコルク素材を採用しました。
クロスセンシティブシリーズに使われるコルクは、トリプルA、つまり最高品質AAAコルクを指定し、製造されています。
エンドグリップは、衝撃が加わり易い箇所のため、耐久性が高いコルク「ラバーコルク」を採用。ラバーコルクは通常コルクより比重が高く、バランサーの役割も果たしています。またブラックウィングのエンド銘板が装着されています。
専用セミハードケースが付属
どこでも持ち運べるようにセミハードケース付き。
ケースの全長は94cmです。
最大2〜3本入れることが可能。コンパクトにちょっとした遠征から海外まで、大事なロッドをプロテクトしながら持ち運べます。
ブラックウィングのXBWC-67とXBWS-70、といった2本を入れれば、国内外問わず色々なルアーフィッシングがスマートに楽しめます。
飛行機、フェリー、電車、レンタカー、コンパクトサイズで、どこにでも持っていける。旅先での大物勝負にもピッタリです!
開発者コメント
G-TECブランド立ち上げから水面下で開発を進めてきたロッドがクロスセンシティブ・ブラックウィング。
以前から少しずつ開発状況をお伝えしてきましたが、クロスセンシティブの派生形、実に2年以上掛けて、ようやく完成となったロッドになります。
ボートシーバス用のロッドは数多いですが、横浜ストライカーの早川キャプテンと、ボートシーバス、ボートチニング、サワラキャスティング、タイラバなど、特に湾内のボートゲームにおいて、それらの全てを楽しめる究極のロッドを作ろう、今までにないコンセプトで、という流れで開発をスタートしました。
何でもといっても、軸はボートシーバス。彼とは10年近く、共に数々のボートシーバスロッドを作ってきました。
お互い何を求めているのか、すでに理解しているゆえに、新しくロッドを作る上で、それらの延長上にあるロッドを作るだけでは物足りないので、今回ボートシーバス以外にも楽しめるロッドという新しい価値を持ったロッドを作ろう!となったわけです。
その1本があれば複数本揃える必要がなく、ボートシーバスだけでなくアングラーがその1本で、ボートゲームからショアのゲームまでフルに満喫出来る極上のロッドを目指しました。
そしてこの完成度の高いロッドをどこでも使えて、フルに使いこなせるように、持ち運びやすい3ピースのモバイル化に挑戦。
今回発売する2本のうち1本は、サブネームにも入っている通りフリップキャストスペシャル!「クロスセンシティブXWBC-67フリップキャストスペシャル」。
フリップキャストは手首の力ではなく、ロッドの反発を自然に活かしたキャスト方法なので、いってみればどのルアーもキャストしやすい。ロッドがルアーの重みを受けてベリー部まで気持ちよく入ってくれます。
よってその汎用性の高さは驚くほど高く、東レの最先端素材「T1100G、M40X」をマグナス製法で調理することで、さらにロッド性能が引き上がっています。XBWC-67はレギュラーテーパーのザ・ルアーロッドですが、昔からルアーフィッシングを知っている人は、このレギュラーテーパーの扱いやすさ、汎用性の高さは理解出来るはず。
人気のシーバスはもちろん、湾内で人気のタチウオ、最近人気が上がっているマゴチ、そして王道のタイラバも楽しめるロッドとして、船長とテストしまくり、釣りまくりで、2年以上掛けて、じっくりとテストしてきました。
また東京湾ではチニングも人気急上昇。もちろん、ボトムズル引き、落とし込み、プラッギングとあらゆるスタイルでクロダイを釣りまくってプロトロッドを確認していきました。
また日本海では、強度を確認するために100g、150g、180gのジグを使ったジギングでのテストも実施。アンダーキャストで広範囲に探り、水深100m前後でシャクって、ロッドの強度を確認していきました。
どのスタイルも高次元に、あらゆるルアーをもっと使い易く!
国産の東レ100%カーボン、マグナス製法のブランクスの威力を早く皆さまに感じて頂きたいです!
とにかく現場で、あらゆる魚種を釣りまくって、テストの繰り返し。
横浜ストライカーの早川キャプテンは、乗船するお客様に使って頂き、そのフィードバックも開発に活かしました。
2nd、3rdと進めていくにあたり軽量化、バランスの最適化を図ってきました。
さらに富士工業の新しいリールシートTCHを採用し、4th、5thサンプルとよりブラッシュアップされ完成。
ルアーニュースさんにてブラックウィングシリーズの動画がUPされました!
3ピースロッドの新革命「クロスセンシティブ・ブラックウィングシリーズ」ジーテックから登場
ブラックウィングシリーズ
オンライン上でのご注文方法
さて、ブラックウィングシリーズの注文受付開始の時間になりましたら、
下記のブラックウィング商品ページの一番下に表示されるショッピングカートからご注文が可能となります(現在はカートは表示されておりません)
クロスセンシティブ
XBWC-67 フリップキャストスペシャル商品ページはこちら
クロスセンシティブ
XBWS-70 ベイバーサタイルスペシャル商品ページはこちら
※この商品は、準備数に限りがあります。
準備数量に達し次第、ご予約お申込み受付を終了とさせていただきます。予めご了承ください。
売り切れになりますとSOLD OUTが表示されます。
次回入荷は2025年4月以降になります。
というわけで、クロスセンシティブ・ブラックウィングの2機種の発売、特長などについてご紹介しました。
今後とも成長していくG-TECを宜しくお願いいたします。
G-TECオフィシャルオンラインストア
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