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【意外と手軽なキジハタゲーム】少し変わった釣り方で高級魚を高確率で狙う

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こんにちは、ヤマガブランクス広報部です。

まだまだ猛暑が続き、毎年残暑が長くなっているように感じます。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

釣りに関しては、日中の暑さを避け、朝夕のマズメ時やナイトゲームなどで、暑い時期の釣りを楽しみたいですね!ルアーフィッシングでは、水温がもう少し落ち着けば狙えるターゲットも増えてきますが、今はまだ釣り物が少ない時期でしょうか。

意外とお手軽!キジハタゲームをご紹介

今回は意外と手軽に、そして高級魚が狙える「キジハタゲーム」をご紹介しようと思います。

キジハタは、関東以南では「アコウ」と呼ばれる人気の高級魚で、近年は北上化が話題となり、宮城県から北海道にかけても生息が確認されています。ルアーに対する反応も良く、夏の人気ターゲットとして確立されており、高水温期がハイシーズンです。

今回は、新潟県在住のヤマガブランクスフィールドスタッフ・猪俣氏が実践している少し変わった?キジハタゲームについて、広報部がお届けします。

アコウゲームの魅力

まずは、アコウゲームの魅力についてご紹介していきたいと思います。

①:多彩な釣り方で狙える

キジハタゲームの魅力の1つとして、様々なルアーや釣り方で狙える事が挙げられます。バスフィッシングで使われる「クランクベイト」や「スピナーベイト」での釣りが世に出ていたり、定番のワームでの釣りを含めば、本当に多彩な釣り方で狙える魚です。

②:強烈なバイトと引き

多様な釣り方が楽しめるキジハタですが、強烈なバイトも魅力の一つではないでしょうか。突然訪れる「ゴンッ」というバイトに病みつきになるアングラーも多く、ヒットしてからの突っ込みも強烈でファイト中も楽しめるターゲットですね。

③:食べて美味しい

そして最大の魅力といっても過言ではないこと…。それは、アコウはとても美味しい魚ということ。色んな料理で美味しいキジハタですが、個人的には数日寝かせた刺身が最高です。

高比重ワームを使ったキジハタゲーム

さて、釣りの話に戻りますが、猪俣氏がここ数年、キジハタゲームのメインルアーとして使用しているのが「高比重系ワーム」です。ワーム内部にたっぷりと塩が練りこまれ、シンカーなしでも重量があるのが特徴です。

これを猪俣氏は「ノーシンカーリグ」で使用しているそうで、メリットとしては…

①飛距離が出る

②スローなフォールで食わせやすい

③根掛かりが少ない

④極端なシャローエリアの攻略

特に③・④が一番の理由で、テキサスリグやフリーリグでは釣りにくいエリアを攻める事ができます。具体的には、山積みのテトラが沖まで伸びるエリア。水深が浅い海藻帯のシャロー。シンカーがテトラに挟まったり、海藻に潜ってしまう時などはノーシンカーの出番です。

さらに、この無機質な塊にブレードやプロペラをセットしてデコレーションすることで、ナイトゲームでは波動を発生させ、デイゲームではフラッシング効果を持たせる「ブレードベイト」としても使えます。

ワームのカラーに合わせたデコレーションを施すことで、ボックス内が賑やかになり、釣れる要素に加えて、所有する楽しみも同時に与えてくれる楽しいアイテムです。

キジハタゲームにオススメのロッド

ロッドはフィールドや釣り方によって異なりますので、ヤマガブランクスのオススメロッドを紹介します。

テトラ/岩礁帯での釣り

BlueCurrentⅢ 76 Stream

BlueCurrent 86 All Range “ELITE”

高比重ワームのメリットである「根がかりの少なさ」を更に高める為には、ティップの張りが重要です。岩礁帯にワームが挟まったり、ウィードに引っ掛かった時に、簡単に静かに外す事が重要で、不用意なプレッシャーを避ける目的です。選んだ2機種はルアーの操作性を重視しているので、快適な使用感が魅力です。

海藻帯のシャローやサーフが絡むエリア

BlueCurrentⅢ 78/S

BlueCurrentⅢ 82

ブレードをセットした「巻物系」で選んだ2機種。シャロ―エリアに入る個体は、落ちて来るベイトよりも泳ぐベイトを好んで捕食します。吸い込み系のバイトをしっかりと食い込ませ、オフセットフックをジワジワと引っ掛けるイメージで乗せながらのフッキングをするとバラシが少なくなります。その為の“しなやかさ”のバランスに特化した機種となります。

水深があるエリア

BlueCurrentⅢ 78/B

ノーシンカーのデメリットは、フォールの遅さにあります。時に最大のメリットにもなる遅さが、強風時は使いにくくなります。ラインスラッグを自在にコントロールして、フォールのアタリも取りやすい可能なベイトタックルは有利になります。また、バスフィッシングの感覚をお持ちの方でしたら「カバー撃ち」に近いと思います。

最後に

キジハタは高水温期がハイシーズンですが、瀬戸内エリアでは真冬でも釣れるとの情報もあります。海水温の上昇や放流事業の影響で、以前よりも釣りやすいターゲットとなっており、ロックフィッシュ全般においても、小型のリリースを考えながら釣りを楽しみたいものです。

ぜひ、近くのフィールドでエリアに合わせたルアーを使い、「キジハタゲーム」を楽しんでみてください!

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ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)

釣竿製造の株式会社山鹿釣具のオリジナルブランドとして2008年に誕生したロッドメーカー「ヤマガブランクス」。より良い製品づくりを目指し、工場内で設計者と職人がコミュニケーションを取れるように、また多くのプロトロッドのテスト・改良をスピーディーに繰り返すために、ブランクの設計・巻きつけ・塗装・組み立て・出荷まで全てを国内自社工場で一貫生産し、その高品質なロッドに定評がある。