さぁ、秋を目前にティップエギングが盛り上がりつつあるタイミング。
そんなタイミングで登場したのが、フォール姿勢とジャーク後の安定姿勢にこだわったシマノのエギ「セフィア アントラージュ 3.0号/3.0号 フラッシュブースト」。
アントラージュ“シーグル”シリーズとはまた一線を画すその特長、イカにも…なんですよね、イカだけに。
セフィア アントラージュ 3.0号/3.0号 フラッシュブースト
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フォール姿勢とジャーク後の安定姿勢にとことんこだわる
アントラージュ3.0号、アントラージュ3.0号フラッシュブーストの開発にあたり、最もこだわられたのが、「フォール中とジャーク後にいかに安定した姿勢を演出するか」という部分。
これを可能にしたのがエギに搭載された“スタビライザーフィン”。
でフォール時はヘッドを下に向けて安定した姿勢ですばやく沈下、螺旋状になりそうなフォール姿勢を抑制し、カンナがリーダーを拾うトラブルを極限まで低減。
またジャーク後のステイ(喰わせの間)もスタビライザーフィンが水を切り、ボディのロールやブレを抑えて姿勢がピタッと安定。直進的なフォールで効率良くボトムをとり、ジャークでアピールする…と。
…だけじゃない
もうそれだけで、十分釣れそうな「アントラージュ3.0号、アントラージュ3.0号フラッシュブースト」ですが、もちろんギミックは多岐に渡り。
シャープかつ精悍な顔つきも特長。これは水切りの良さに優れ、シャクリ抵抗を軽くし操作を軽快に、かつキレのあるアクションを演出。そのため、3.0号というやや小さなシルエットでもクイックな動きでアピール力はバツグン。
つまり、シャクリでイカにスイッチを入れ、その後の安定姿勢によって抱かせるというメリハリのある誘いが可能に。
またその精悍な顔つきは、「マスクシンカーがガタつくことなくフィットしやすい」というメリットも。
背負えるギリギリまでサイズアップしたカンナは3.5号のそれにも匹敵。シーズン後半の大型のイカの横抱きも、力強いアワセでフッキングが可能に。
その効果お墨付きのフラッシュブースト搭載モデルもラインナップ。フラッシュブースト:QT-X30X 001 パープルケイムラ、002 ナマアジに搭載されています。
イカ先生こと富所 潤のインプレッション
今や日本だけでなく世界各国で、ティップエギングが普及しています。その中で3.5号では抱かせきれないサイズのイカがいます。いわゆる喰い渋りでエギをちょっと小さくするだけで抱くイカがいます。そんな3.5号では抱かせきれないイカを攻略するために生まれたのが、アントラージュ3.0号/3.0号フラッシュブーストです。
使用感はどちらも引き抵抗が軽く、シャクった分、しっかり動かすことができます。そして一番大事なのがアタリを待つとき。ステイ中にエギをピタッと止めやすい。この安定性こそが3.0号の開発で最も重要視した部分です。通常、エギが小さくなるとボディ内部の気室が狭くなってバランスが悪くなりやすいです。ところがアントラージュの3.0号は、ステイ中もフォール中も直進安定性が高いです。そのために設けられたスタビライザーフィンの効果が体感できます。フォール中にエギが螺旋状に落ちづらいからカンナがラインを拾うトラブルも激減するし、直進性が高いから着底が早く、着底がわかりやすいというメリットも生まれます。
使い方は、シーグル3.5号と同じようにシャクってください。号数的に秋のシーズン初期から中盤はとくに有効です。キロがらみのサイズが出る秋終盤や春も、3.5号はイカが触らないというときにも使ってほしいですね。後付けのシンカーがカチッとガタつきなく装着できるので、重めの3.5号を使う状況でも3.0号を送り込めます。3.5号と同等の大型カンナを搭載しているので掛かりも良いし、デカイカをかけたときも安心感もあります。
カラーもティップエギングで実績の高い8色に、澄み潮やスレイカに有効なフラッシュブースト2色をラインナップ。アントラージュ3.0号/3.0号フラッシュブーストをエギのローテーションに組み込むことで、ティップエギングの可能性はもっと拡がりますね。
出典:シマノ公式HP
スペック&カラーラインナップ
品番 | カラー番号 | カラー | タイプ | サイズ(号) | 重量(g) | 本体価格(円) |
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QT-Y30X | 001 | 全8色 | シンキング | 3 | 21 | 1,700円 |
QT-X30X | 002 | 全2色 ※フラッシュブースト | シンキング | 3 | 21 | 1,790円 |
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