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このヘビークラスのシンペンは小型化しつつ…飛ぶ【熱砂 ビームドリフト 97S フラッシュブースト】

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その人気とは裏腹にハイプレッシャー化していくサーフ。

となれば、ルアーの小型化は必至。他方でルアーの小型化は“飛距離”に比例、飛距離というサーフにおける重要なファクターがおざなりになってしまう。

このヘビークラスのシンペンは、小型化しつつ…飛ぶ。

熱砂 ビームドリフト 97S フラッシュブースト

2024年9月登場予定

シマノ公式「熱砂 ビームドリフト 97S フラッシュブースト」詳細ページはこちら

小型ボディでさらに喰わせやすく

飛距離とアクションに優れたビームドリフトシリーズに、新しく97mmの小型サイズがラインナップ。

オリジナルの単なるダウンサイズモデルではなく、空気室の大きさやウェイトのバランスを細かく突き詰めたことで、キャスト後の飛行姿勢やアクション時の姿勢が安定するようベストなバランスに設計。さらにルアーが小さくなり空気抵抗をより受けにくくなったことから、キャストフィールはこれまで以上に爽快。

遠投による沖のポイントへのアプローチはもちろん、アングラーの多いハイプレッシャーなエリアでも、高い喰わせ性能を発揮してくれるシンキングペンシルとなっています。

また貫通ワイヤーを採用しており、不意の青物など大物に対応するのもポイント高し。

なぜ飛ぶのか

ウエイトは固定重心タイプ。そしてボディはキャスト時に空気抵抗を受けにくい形状を追求。

バランスの取れた飛行姿勢が生み出す効果により、風の影響を受けやすいシチュエーションでも安定した飛距離を実現。また、メインウェイトをボディの下部に集約している設計で、底取りがしやすいのも特徴のひとつ。波が高いラフコンディションでも使いやすいルアーとのこと。

堀田 光哉氏のインプレッション

97mmというサイズは、どんなサーフでも使いやすい万能な大きさだと思います。初めて訪れるサーフや、釣り場で何がベイトかわからない時など、手早くサーチするのにも便利です。そして私の場合、シンキングペンシルはシンプルな考え方で操作することが多いです。まずキャストした後は着底させるのが基本。その後は、タダ巻きとストップ&ゴーを使い分けつつ、キャストする方向を変えながら魚の反応を確かめるようにしています。

またシンキングペンシルは引き抵抗の少なさから、操作感がわかりにくい方も多いと思いますが、このルアーには極小カップが搭載されているので操作しやすいと感じます。使う時のイメージをわかりやすくするコツとして、まずは足元で自分の目でルアーが泳ぐスピードを確かめてから、キャストした先でもその動きが再現できるスピードで巻くことを意識しています。ルアーがしっかりと泳いでいるスピードと、手元に伝わる引き抵抗を感じながら操作することで、ルアーがしっかりとアクションしてバイトを引き出しやすくなるはずです。

ビームドリフトシリーズのダウンサイズモデルは、待っていた方も多いと思います。こちらの97mmモデルひとつでも十分に活躍するルアーですが、オリジナルの125mmとの使い分けによってさらに釣果が伸ばせると思うと、ますますこのルアーに対して期待感が高まりますね。

出典:シマノ公式HP

スペック&カラーラインナップ

スペック
品番 カラー タイプ 全長(mm) 重量(g) フック 本体価格(円)
XG-R97X 全8色 シンキング 97 30 #4 x 2 2,150円
カラーラインナップ

001 Aヒラメゴールド

002 Nヒラメキャンディ

003 Nマイワシ

004 AクリアPイワシ

005 Aレッドヘッド

006 Sサーフカーニバル

007 Aアカキングロー

008 TスケイワシK

盛り上がりを見せるサーフシーンに一石を投じるか。ぜひチェックを。

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。