こんにちは、G-TEC(ジーテック)のトモ清水です!
G-TEC初の3ピースロッド!新作「クロスセンシティブ・ブラックウィング」を2024年10月にリリース予定!
発売が迫ってきましたので、現地点で分かっている情報をご紹介したいと思います。
G-TEC初の3ピースロッド!
クロスセンシティブ・ブラックウィングを2024年10月にリリース予定!
G-TECブランド立ち上げから水面下で開発を進めてきたロッドがクロスセンシティブ・ブラックウィング。
以前から少しずつ開発状況をお伝えしてきましたが、クロスセンシティブの派生形、実に2年以上掛けて、ようやく完成が見えてきたロッドになります。
このロッドは、横浜の「ストライカー(Striker)」の早川キャプテンと、ボートシーバス、ボートチニング、サワラキャスティング、タイラバなど、特に湾内のボートゲームにおいて、それらの全てを楽しめる今までにないコンセプトの究極のロッドを作ろう!という流れで開発がスタートしました。
何でもロッドとはいっても、軸はボートシーバス。
早川キャプテンとは15年、ともに数々のボートシーバスロッドを作ってきました。それゆえに新しくロッドを作るうえで、それらの延長上にあるロッドを作るだけでは物足りないので、ボートシーバス以外にも楽しめるロッドという新しい価値を持ったロッドを作ろう! となったのです。
ボートシーバスだけでなく、その1本があれば複数本揃える必要がなく、アングラーがその1本でボートゲーム全般、もっといえばショアのゲームまでフルに満喫出来る極上のロッドを目指しました。
クロスセンシティブ・ブラックウィングは3機種を開発中!
ちなみにクロスセンシティブ・ブラックウィングは以下の3機種を開発。その3本のうち、今年2024年10月にXBWC-67とXBWS-70の2機種を先行発売する予定です。
・XBWC-67 フリップキャストスペシャル
・XBWS-70 ベイバーサタイルスペシャル
・XBWC-66 ビッグベイトスペシャル
ちなみに3機種もオフショアをメインとしたモデル。
この3機種あれば、プレジャーも含めて湾内のボートゲームをほぼ網羅出来るラインナップで考えています。
さらにオフショアメインではあるもののチニング、ロックフィッシュ、ブラックバス、怪魚などショアからも楽しめるロッドに仕上がっている点にぜひ注目してもらいたいところ。
クロスセンシティブ・ブラックウィング
開発ストーリー
ブラックウィングは、はじめは2ピース仕様で開発が始まり、昨今の需要から、さらにコンパクト化し持ち運び便利な仕様、3ピース仕様に変更しサンプルを作成しました。
ただ3ピースにしたことで、狙っているアクションを出すのに四苦八苦し、一度は3ピースを断念する決断に迫られました。
次のサンプルでアクションがでなければ3ピースを諦めよう、と覚悟を決めてサンプリング。
すると何とか見事に3ピースで狙いのアクションが決まり、3ピースで発売することが決定。
その後はさらに試作を繰り返し、ボートシーバス以外にも、ロックフィッシュ、ブラックバス、ナマズ、怪魚など様々なシーンでテストを繰り返した結果、開発には2年以上の月日を要することに…。
クロスセンシティブ・ブラックウィング
XBWC-67 フリップキャストスペシャル
先行販売する2本のうちの1本、XWBC-67フリップキャストスペシャルは、その名の通り、元々はフリップキャストに特化したモデルとして開発。フリップキャストは手首の力ではなく、ロッドの反発を自然に活かしたキャスト方法なので、いってみればどのルアーもキャストしやすく、ロッドがルアーの重みを受けてベリー部まで気持ちよく入ってくれるという特長があります。
なので汎用性は驚くほど高く、東レの最先端素材「T1100G、M40X」をマグナス製法で調理することで、さらにロッド性能が引き上がっています。
XBWC-67はレギュラーテーパーのザ・ルアーロッドですが、昔からルアーフィッシングを知っている人は、このレギュラーテーパーの扱いやすさ、汎用性の高さは理解出来るはず。
人気のシーバスはもちろん、湾内で人気のタチウオ、最近人気が上がっているマゴチ、そして王道のタイラバも楽しめるロッドとして、船長とテストしまくり、釣りまくりで、2年以上掛けて、じっくりとテストしてきました。
また東京湾ではチニングも人気急上昇。もちろん、ボトムズル引き、落とし込み、プラッギングなど、あらゆるスタイルでクロダイを釣りまくってプロトロッドを確認していきました。どのスタイルも高次元に、あらゆるルアーをもっと使い易く!を強烈に意識しました!
クロスセンシティブ・ブラックウィング
XBWS-70 ベイバーサタイルスペシャル
先行販売する2本のうちのもう1本なのがブラックウィングの スピニングモデル!XWBS-70ベイバーサタイルスペシャル。
このロッドはサワラキャスティングで徹底的にストレスがないかチェックしていきました。
ライントラブルなく、魚がバレにくい、遠投出来る、必要な要素を全てを満たすロッドを目指しました!
私は業界で最もサワラキャスティングの専用ロッドを多く作ってきたと自負していますが、XWBS-70では最終的にはサワラキャスティング専用ではなく、バーサタイルに1本で何でもやりたいため、そういうロッドが必然と出来上がりました。
この70のスピニングモデルは、軽めのミノーから30g、40gといったブレードジグも大遠投が出来ます。
国産の東レ100%カーボン、マグナス製法のブランクスの威力を早く皆さまに感じて頂きたいです!
ブラックウィングの2本について今回ご紹介しましたが、開発にいたっては、どの機種もとにかく現場で、あらゆる魚種を釣りまくって、テストの繰り返し。横浜ストライカーの早川キャプテンは、乗船するお客様に使って頂き、そのフィードバックも開発に活かしました。
さらに2nd、3rdと進めていくにあたり軽量化を図ってきました。
また富士工業の新しいリールシートを現在試しているところ。
ブランクスはほぼ完成、このリールシートがバッチリ合えば、完全に完成です!
というわけで、クロスセンシティブ・ブラックウィングの2機種についてご紹介しましたが、この2機種は2024年10月に発売開始予定。詳細な日時、そしてロッド自重、リールシート、ガイドスペック、価格など、また近々、ご紹介します!
今後とも成長していくG-TECを宜しくお願いいたします。
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