遂に発売されたライブソナー対応プラグ
日米問わず近年のトーナメントシーンを席巻したライブソナー。その賛否はさておき、アメリカではライブソナーでの釣りを意識したワームが各社から次々に発売されるほどの盛り上がりを見せている。
もちろん日本だって負けてはいない。ライブソナーの映りを上げるために電圧の高いバッテリーを使ったり、ネイルシンカーの装着方法を工夫したりと、ライブソナーをより効果的に使いこなず為の様々な試行錯誤が繰り返されてきた。
そして2024年7月に開催されたI CAST SHOWでプラドコ(ブーヤ)が発表した新製品には誰しもが驚かされたに違いない。何と遂にライブソナー対応のジャークベイトが発表されたからだ。
頭部上面に装着されたプレートがキーポイント
フラッシュポイントジャークベイトの最大のポイントは頭部上面に装着されたプレートだろう。
このプレートがライブソナー振動子からの発信に強く反応する。実際の映り具合はYoutubeの動画を確認してみて欲しい。画面上でもかなり明確な明滅を伴って映っていることがわかるだろう。
またこの金属板はその反射光でバスにアピールする効果もある。金属板の位置が頭部であることによりバスのストライク率も頭部に集中するようで、結果的にフックアップ率まで上がっているという。だからこのプラグはライブソナーを持たない人が使っても充分にメリットがあるものなのだ。
ブーヤが目指した最高品質
コンセプト自体があまりにも斬新過ぎるのでつい見逃されがちではあるが、フラッシュポイントジャークベイトはブーヤが「プレミアム・ジャークベイト」と称するように最高品質のジャークベイトを目指して開発されたものである点にも注目したい。
例えばキャスタビリティに関しては、タングステン球を用いた重心移動機構を採用することで遠投性能を実現している。フックに関してはBKK製のトレブルフックが標準装備されているため、購入後のフック交換などは一切不要だ。
性能面
フラッシュポイントジャークベイトはサスペンドだが、水中のポーズ時におおよそ40度の前傾姿勢でステイする。このため、重心移動式のルアーにありがちな動き出しの不安定さがなく、ジャークを加えると左右にレスポンス良くダートするのが特徴だ。
カラーチャート
カラーは12色をラインナップしている。透過性のあるカラーパターンが多いのはクリアウォーターや低水温期での使用を念頭に置いているためだろう。
これぞまさしくアメリカンルアーの最先端。その実力の程はアングラー自身で確かめてみて欲しい。
フラッシュポイントジャークベイト BYFPJ | ||
全長 | 自重 | 標準小売価格 |
4.25″ | 1/2oz | オープンプライス |
※今秋発売予定
スミス公式「フラッシュポイントジャークベイト BYFPJ」詳細ページはこちら