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フィッシュマンテスター木村 匠の「ミドルゲーム」のススメ

寄稿:木村 匠
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皆さんこんにちは!広島AUXの木村です!

今回はじわじわと人気が出てきている「ミドルゲーム」のお話です。

木村 匠(KimuraTakumi) プロフィール

広島県在住の若手実力派。 ライトゲーム〜オフショア、フレッシュ、ソルト、全ての釣りをこよなく愛し、日々フィールドを駆け巡るマルチアングラー。

そもそもミドルゲームとは

瀬戸内海、特に広島を中心に盛り上がり始めた釣りで、ターゲットはマダイやアコウをメインにヒラメやマゴチ、シーバスやメバル、カサゴなど幅広く、ライトゲームよりも少し強いけどそこまでゴツくないという、“ミドル級”のタックルで狙っていこうというのがこの釣り。

なかなか超えられなかった「50」の壁

僕自身、2021年にこの釣りと出会って早4年目。最初のうちはマダイに出会えず釣れるタイミングもわからず、とにかく通い込んでマダイを釣ることに苦労しました…。しかし、その苦労のおかげもあってか昨年あたりからそのポイントで釣れる潮、タイミング、潮の感じが掴めるようになりマダイに出会える確率がかなり上がりました!

しかし、確率は上がったもののサイズが出るかどうかはまた別の話で、釣れども釣れども50センチの壁を越えることができず…もどかしさを感じていました。

今年のミドルゲームはいかに

そして、今年もマダイ狙いへ。

ポイントについて潮のタイミングを待っていると、見ているポイントの海面がいい感じの雰囲気に。そろそろ始めても良さそうだなと思って1投目、リグを操作した時の潮の重さ、流れるスピードがベストな状況。

この感じなら数投の間に釣れる…そう確信した瞬間に訪れる強いバイト!フッキングをいれると綺麗に弧を描く「Beams inte 7.9UL」!そして始まるタイ特有の三段引きと呼ばれる首振りと走り!

鞭のようにしなるロッドの特長を目一杯使いながら魚を寄せていきます。まるでフカセのロッドで魚を扱うようなイメージ!←フカセの竿使ったことほぼ無いけど…笑

じっくりと魚を寄せて来て気付く…ネット忘れた。ということで、階段を降りこの魚はハンドランディング!そしてメジャーに当てるとついに超えた50センチの壁!

モンスターって言うほどデカくはないですが、自分にとってみれば目標としていた一つの壁をようやく乗り越えられた魚でした!

使用ロッド

使用したロッドは「Beams inte7.9UL」。

品名 全長 マテリアル ガイド 自重 継数 仕舞寸法 グリップ長 ルアーウェイト ライン 販売価格
Beams inte7.9UL 241cm(7.9ft) 4軸カーボン Kガイドチタン+ステン 124g 3ピース 95.5cm 41cm 1~10g PE0.3~1.0号 54,900円(税抜)

フィッシュマン公式「Beams inte7.9UL」詳細ページはこちら

ミドルゲームでこのロッドを使用している理由は、過去にブログでも紹介しているのですが、足場の高い場所や、飛距離が欲しい場所、また遠くで掛けた根魚をボトムから剥がすために必要なレングスがあり、また7g以下のジグヘッドを使用する際の感度も良好。もちろん50㎝を超えるマダイの強い引きに耐えうるパワーもある。

つまり、ロッドの長さ、ボトム感度、扱えるリグの重さなどを考えた際、個人的に1番扱いやすいのが「Beams inte7.9UL」だったという訳です。

季節的には春が1番爆発力があり狙いやすいタイミングですが、1年を通してマダイを狙うことができるこの釣り。まだまだ発展途上で瀬戸内中心の釣りではありますが各地で楽しめると思います!是非、皆さんもミドルゲームを楽しんでみてください!

タックルデータ

ロッド:Beams inte7.9UL(Fishman)
リール:カルカッタコンクエストBFS XG(シマノ)
ライン:PEレジンシェラーOR 0.6号(ヤマトヨテグス)
リーダー:シーガー 2号(シーガー)
ルアー:MDヘッド(マグバイト)+スワールテールシャッドXG(インクスレーベル)

関連動画

出典:YouTubeチャンネル「Fishman」

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