秋のロックショアハイシーズンを前に、シマノより気になるアイテムが。
動かしやすさとアクションの「グラノダイブ」に、ビッグゲーム対応の200mmサイズが登場!
コルトスナイパー グラノダイブ 200F/200F フラッシュブースト
シマノ公式「コルトスナイパー グラノダイブ 200F/200F フラッシュブースト」詳細ページはこちら
最大の特長でもある“動かしやすさ”と“アクション”は、定評のあるオリジナルの「グラノダイブ175F」の性能をしっかり継承。…なんですが、もちろん単なる大型化ではなく。
フロントフック上にカウンターウェイトを設け、重量やウェイト位置など細かい調整を繰り返して200mmならではの味付けに。さらに後方の固定重心ウェイトによる安定した飛距離はもちろん、大型魚でも安心、オリジナルよりもさらに太軸になった貫通ワイヤーで対応。風が強く波が高いラフコンディションでも扱いやすくなっています。
0.5g刻みでテスト/上津原 勉氏のインプレッション
初期の段階からテストに携わったという上津原 勉氏。
上津原 勉(Uetsubara Tsutomu) プロフィール
そのテストでは、カウンターウェイトの重さが0.5gごとに異なるプロトモデルを準備して、それぞれの違いを徹底的に検証。さらにカラーや形状の微調整も、プロトモデルを現場で削って即座に魚からの反応を確かめるなどして、細かな微調整を繰り返し「最後は魚に確かめないとわからない」という徹底した現場主義を貫く上津原 勉のこだわりがこのルアーには込められているとのこと。
九州エリアを中心に実釣する私の場合、よく足を運ぶ釣り場が年間を通してベイトが大きいことが多いので、200mmサイズは使い勝手がよいと感じています。そして今回は、初期の段階からテストに携わらせて頂いたということもあり、現場主義にとことんこだわりました。そこで数々のプロトモデルを投げてわかったことの1つが、このルアーに対する魚の反応が明確に変わるプロトモデルがあったことです。その秘密というのは、ジャークさせた時の振り幅がその他のプロトモデルと比べて大きく、かつ最後に少しイレギュラーな動きが加わることでした。本来であれば、このルアーは細身のシルエットなので直線的な動きになりがちですが、ウェイトのバランスや形状の違いを細かく検証して確かめることで、この違いに気づけたのだと思います。
さらにダイビングペンシルにありがちな、フロントフックにラインが絡まるというトラブルもほとんどなく、使っていてストレスがないのも特徴の1つです。ダイビングペンシルと言ってもその個性は多種多様ですが、このルアーは波風が強いときほど、その使いやすさを実感していただけると思います。ラフコンディションのときほどグラノダイブ。そんなイメージを忘れずに、困ったときに頼れるルアーとして皆さんのタックルボックスに入ってくれていると私も嬉しいですね。
出典:シマノ公式HP
スペック&カラーラインナップ
品番 | カラー | タイプ | 全長(mm) | 重量(g) | 本体重量(g) | フック | 本体価格(円) |
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XX-T20X | 全6色 | フローティング | 200 | 82 | 71 | #3/0 × 2 | 3,700円 |
XX-U20X (フラッシュブースト) | 全2色 | フローティング | 200 | 82 | 71 | #3/0 × 2 | 3,980円 |
このサイズが効くタイミングは何も九州に限らず全国的にあるはず。秋のハイシーズンにお試しあれ。
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