バスフィッシングルアーの人気ブランド「IMAKATSU」から発売中の、ヤンチャ系フロッグ「ブータフロッグ」。
その特長については、以前紹介している記事がコチラ。
とにかく「動かない」、「動かしにくい」なのだが、その使い方が分かる、動かせられるようになると、驚くほど魅力的なアクションを魅せ、かなりの集魚力と食わせ力を併せ持つ釣れッ釣れフロッグになる! そういった悪魔的な魅力を備えた超アピール系フロッグなのだ。
今回は、このブータフロッグを監修している、JBトップ50プロで秋田県・八郎潟のプロガイドである薮田和幸プロが野池での釣り方&その使い方を解説した動画が公開されたので、そのキモとなる部分を紹介しよう。
動画では、薮田プロがブータフロッグを使ってオカッパリで野池にて実釣を展開。さまざまなサイズのバスを見事に連発させるというもの。
ライブ感満載なうえ、いつフロッグに出るのか!? ドキドキ感がたまらん動画となっている。
そして、ブータフロッグの使い方の解説は03:59あたりから始まる。
「動かない」、「動かせられない」の例。ペンシルベイトのように手首だけでトゥイッチをしてしまうと、ブータフロッグはただ手前にピョコピョコと寄ってくるのみになってしまう。
つまり、手首だけでロッドを動かしてトゥイッチすると、ロッドアクションを止めている時でも、ラインだけは慣性で動いてしまい、ブータフロッグが余計に引っぱられることで、ピョコピョコと手前に寄ってくるのだけ……になってしまうのだ。
では、ここからが本題。
ブータフロッグを動かす最大のコツは、トゥイッチする時にロッドのグリップエンド部を肘にトントン当てること!
ロッドの動きを肘で止めるというイメージ。
これによって動き(慣性)が均一になるうえ、ラインが余計に引っ張られないのでブータフロッグにしっかりとラインの動きが伝わり、180度を超えるようなモノすごいテーブルターン・アクションと、それとともに小気味よいサイドスプラッシュをあげ、猛アピールするのだ。
このような180度超えのテーブルターンをほとんど定点でできてしまう。そらぁ、バスも気になりマクりだ。
さらにもう1点重要なポイントは、トゥイッチをする時にリールを一定の間隔で巻くこと。巻き方にムラができてしまうと、ラインの動きが一定でなくなり、アクションが不安定となるからだ。
ちなみに、薮田プロはリール1回転の間に8回ぐらい首を振っている、つまりトゥイッチしているとのこと。
このリズムを掴むためにも慣れないうちは、心の中でリズムを刻んだり、カウントを数えたりするのもよいとのことだ。
使いこなすとヘビーカバーからでもオープンウォーターからでも、こういう素晴らしいバスを釣ることができるはず。
▼野池での実際の使い方、狙い場所などもよーく分かるので、ゼヒ、動画でもチェックを!