過去3回に渡り「ローギアジギング」について、お伝えしてきました。
ローギアジギング。それは非力な方でも、特別難しいことをしなくても、タックルセッティングで誰もが魚種多彩に釣れる可能性の高いジギングであることをご紹介してきました。
そして、そのリールにオクマのCAVALLA(カバラ)がマッチしていて、その理由も挙げてきました。
リールはokuma・CAVALLA(カバラ)激推し
2スピードギアのレバードラグリールであるカバラを、一日を通してローギアで使う。極端なローギアであるカバラを使ってのジギングは絶妙にジグを躍らせながらも、速くレンジを通過させないことで、実にバラエティー豊かな魚が釣れる。また、不意の大物に対しても、カバラが有する剛性の高さである程度強引に、楽に巻き上げられるのがメリット。
そんなところをお伝えしてきました。
こんなタックルバランスはいかが?
さて、せっかくなので、参考までに全体的なタックル例も挙げていきたい。
例えば、やや深場であったり、状況的に大型青物も結構高い確率で交じる…そんな状況の時の一例を挙げると…
ロッド:ゼロシキリベレーターZL-B68ML
リール:カバラCAV-5NII-TB
PEライン:3.0号
リーダー:12.0号
ジグ:MINIBANANA 180g
逆に、浅場であったり、もう少し五目的な要素で中型魚まじりで様々な魚が釣れる時は…
ロッド:ゼロシキKINKAIライトスペック ZKLA-B64M
リール: カバラCAV-5NII-TB
PEライン: 2.0号
リーダー: 8.0号
ジグ:MINIBANANA 130g
あくまで一例なんだけれど、船長のタックル例として紹介してみると上記のようなところ。
いずれも、リール自体はカバラの5NⅡ-TBでOK。かなり対応幅の広いリールでもあるので、とりあえずカバラひとつで問題ナシという部分でも、これから入門してみたい人にもよいのでは?
対応魚種の幅が広く粘り強い!ZEROSHIKIシリーズのすすめ
さて、ロッドについても。こちらもあくまで一例だけれど、ゼニスが誇る「ゼロシキ」シリーズを挙げている。
深場・青物対応であればゼロシキリベレーター-B68ML、 浅場・五目対応であればゼロシキKINKAライトIスペックのZKLA-B64M。
どちらも、とってもマルチな対応力を持っていて、様々な魚が釣れるローギアジギングにも向く。
ゼロシキリベレーターは全6機種。非常に幅広い魚種に対応するマルチジギングロッドといえるスペックだ。6.8フィートに統一され、短過ぎず長すぎない絶妙な設定。当然短ければ取り回しには優れるんだけれど、ファイトした際のタメや、船下へ入られた時などのリーチに不安が残る。そのあたりを絶妙に設計。
出典:YouTubeチャンネル「ZENITH・Okuma Fishing Japan」
また、グリップエンドをあえて長めに設定することで脇挟みをした時の安定感にもつながる。そしてこのロンググリップは、いざという時に腹に当てて竿をファイトしやすい設計となっているんだとか。
ゼロシキKINKAIライトスペックは、使用感はライト。そうでありながら掛ければバツグンの粘り強さを発揮し、操作性も高くパワーもある…そんなシリーズに仕上がっています。
ちなみに、ゼロシキKINKAIライトスペックには「オールラウンドモデル」と「テクニカルジャークモデル」に大別され、オールラウンドモデルは24tカーボンをメイン素材に、テクニカルジャークモデルは40tカーボンをメイン素材にしている。
いわば、より張りを出してさらにアクションレスポンスを高めていくのが後者のテクニカルジャークモデル。
ローギアジギングでは、どちらかといえばジグを飛ばし過ぎずに誘いやすいオールラウンドモデルが向く。で、実のところ岩崎船長は過去にこのB64Mで、ヒラマサ13kgをキャッチしていたりします。
細身のブランクスながら、その粘り・強さはゼニスらしさ全開。
これはもちろん「ゼロシキ」シリーズに共通する特徴、ゼニスのアイデンティティともいえるんだけれど、ダルさは極力抑えてあるのに、不意の大物が掛かった時の粘りは高水準。
多彩な魚種が釣れるローギアジギングだけに、こんなロッド選びも参考にしてみてください!
オクマ・ゼニス製品はオンラインストアもオススメ
オクマ、ゼニスの各アイテムは、公式オンラインストアでの購入もオススメです。アウトレットセール品などもあるので、お得に購入できます。
また、メンバー(WEB会員)の特典も充実しているのでそちらも併せてご確認を!
https://zenithdream.base.shop/