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釣り旅に出よう!夏にオススメの釣りは?【トモ清水のガッ釣りソルト】

連載:トモ清水「ガッ釣りソルト」
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WEB連載「トモ清水のガッ釣りソルト」
第222回『釣り旅に出よう!夏にオススメの釣りは?』

トモ清水(Shimizu Tomo) プロフィール

20年以上ロッド開発者として釣り具業界に携わるスーパーマルチアングラー。ロッド開発を手掛けたブランドは、国内、海外、自社、OEM問わず、20社にも及ぶ。現場主義、実績主義をモットーに全国各地、世界各地、釣りに飛び回るガッつり系。常に自然と魚をリスペクトし、次世代の楽しいものづくりに挑戦し続け、世界トップクラスのロッド開発者を目指す。1977年9月生まれ。本名は清水智一(しみず・ともかず)

こんにちは!トモ清水です。
今年の夏はすでに全国各地、猛暑。さすがにド日中は気をつけないと熱中症になるくらいの暑さで、釣りスタイルも選びます。
私は釣りの旅で全国各地を巡っているのですが、この暑さを少し凌げる釣りとして渓流があります。

水に浸るので、気持ちがイイのと、森林が直接の太陽光を遮ってくれるので、夏でも快適。渓流や源流の釣りは実は6月から夏がベストだったりします。

また、そろそろイカメタルゲームのシーズンにも突入で、ナイトゲームがメインとなるので、夜の涼しい時間帯に楽しめるのが良いですね。

さて、今回は、そんな私の最近の「釣り旅in北陸」の模様をレポート! 夏にオススメの釣りをご紹介したいと思います!

源流調査に!

先日は、朝まずめにアジングを楽しんだあと、源流調査にいくことに!
先行者さえいなければ遅い時間帯に川に入ってもまったく問題なく釣れる渓流釣り。

当日は、春に調子の良かった川に行ってみました。途中まではアベレージサイズの20cm前後が狙った通りの場所からミノーに飛び出してきてくれて楽しませてくれます。

堰の淵を攻めてみると…!

そして川をどんどん昇ると、やがて堰に辿り着きました。その堰の淵を当然狙うのですが、ナント! いきなり今まで経験したことのない強烈な引きで抵抗する魚が掛かりました!

川幅が狭い源流域の堰で、まさかのイワナ・自己記録更新!

何度も激しいツッコミをかわしながら上がってきたのは、その川の主を思わせるような巨大なイワナ。はじめは60cmいったのでは!? と思わせる迫力でしたが、計測してみると54cm。

こんなサイズがこんな川幅が狭い源流域に居るとは想像していなかったので驚き。
自己新記録となるサイズで、写真撮影もほどほどに、優しくリリースしました。

いやぁ~まだこんな魚が日本の川に潜んでいるのですね。日本の川にはまだまだ夢があります。

そんな驚きを隠せないまま、少し余韻に浸ってからまた釣りを再開すると...

さらにデカイワナが続けてヒット

またまた同じ淵から先ほどよりサイズは少し劣りますが、それでも50cmアップのイワナが立て続けにヒット。

まさか、さっきリリースしたイワナがまたヒットしたのか? と、一瞬思いましたが違う個体。
ちょっと種類も違うようで、こちらは日光岩魚のような模様。

最初の50cmアップは、アメマス系のイワナ。このあたりは詳しくないので、詳しい方ぜひ教えてください。

こちらも魚に敬意を表して、撮影後速やかにリリース。これ以上ない展開に、竿を畳んで下山。
こんなこともあるのが、釣りの旅においての醍醐味ですね。

 

夏と言えば!ナマズ、鯉、そして鮎♪

続いて紹介したいのが、夏らしい釣り「デイゲームのナマズ」。
羽根モノ系ノイジープラグでトップにドカンっと派手に出てくれるエキサイティングなゲームです。

デイのナマズゲーム!
羽根モノで!

釣行当日は川や水門、流れ込みや用水路などランガンして探していきました。

するとドバンと派手に出てきてくれたのはナマズ。ナマズの引きはそんなに強くないですが、ルアーへの反応が良いので楽しいゲーム。

そして同じ羽根モノ系ノイジーに出たのは、巨鯉。鯉もたまにアグレッシブにルアーにバイトします。

巨鯉も羽根モノに出た!

鯉はナマズの何倍も強烈な引きをするので、ファイトが楽しめます。

さらにニゴイも

こちらは、水門でシーバスを狙っていると釣れたニゴイ。ニゴイも鯉と同様、ナイスファイトが楽しめます。

アユイングにも初挑戦!
川に浸りながら釣りは最高

遅ればせながら鮎ingにも初挑戦♪
良型20cmオーバーをキャッチ!

鮎網、鮎引舟など全て捨てたけど新しいの買うか、また鮎の友釣りも再開しても良いかも。
夏は川に浸りながらアユイングは最高。

初挑戦だったのでアユイングについては何も語れませんが、もうちょっとやり込んでみたいな、と思いましたので、今年の夏はもっとアユイングに挑戦してみようと思っています。

夏と言えば。本命はやっぱりライトロック!

水温が上がると高活性になるハタ系のロックフィッシュ

やっぱり夏、海水温が上がれば上がるほど高活性になる魚がハタ系のロックフィッシュ。

トモ清水的には、軽いロッド、軽いリール、軽いシンカーで楽しむライトロックを中心に楽しんでいます!

シンカーはバークレイのスイベルシンカー。リグはひと前昔だとライトテキサスでしたが、今はほぼ100%、フリーリグ。7gをベースに、浅いエリアは5g、水深ある場所は10gをチョイス。5,7,10gのスイベルシンカーを揃えておけばOK。

最近多用するワームは、「MaxScent パルステール3インチ」とGulp! の新作「ファットホッグ2.2」。この2つがメイン。

キジハタ以外にも、カサゴ、タケノコメバル、ムラソイ、ヨロイメバルなど、さまざまなロックフィッシュ達がバイトしてきます。

特殊な場所を攻める必要はなく、ごく身近な海のあちこちにロックフィッシュは潜んでいますので、気軽に始められます。
しかもド日中にも普通に釣れるので、どのタイミングでもエントリー出来ます。場所によってはオオモンハタやアカハタ、ヤミハタ、カンモンハタなど、南国系ロックフィッシュの魚影が濃いところもあります。

しかもこのロックフィッシュ達は、ワームだけでなく、ミノーやジグなどにも好反応を示しますので、いろいろなルアーを使ってみよう。

広範囲に探るならアブガルシアの「ナッツブレード」がおススメ。ボトムまで沈めて、巻くだけでOKです。

夏マゴチも♪

最後にマゴチもおススメ! 照りゴチと呼ばれるように夏にシーズンを迎えるマゴチゲーム。
そのマゴチゲームは、ライトロックと同じリグで釣れます。

スイベルシンカーのフリーリグにGulp! ファットホッグ2.2」。
遠投して広範囲に探りたいので、スイベルシンカーの重さは14gから28gを使用します。
誘い方は遠投し、ボトムまでリグを沈めたら、あとはゆっくり巻くだけ。たまにリグをボトムまで落とし直してあげればOK。

マゴチもサーフだけでなく、身近な場所に意外と居るので、狙ってみましょう。浅いところでもたまに60アップの大型も釣れるので、この夏のシーズンはチャンス!

マゴチは年々人気が高まっている魚種。夏のメインターゲットの一つとして定番になっています。

使用タックル

▪️ライトロック使用タックル

ロッド:ベイトフィネスロッド74RT
リール:ZENON LTX
   amazon販売ページコチラ

ライン:スーパーファイヤーライン・カラード 0.8号
ルアー:Gulp! ファットホッグ2.2MaxScent パルステール3インチ
シンカー:スイベルシンカー5,7、10g

▪️渓流使用タックル

ロッド:プロトショートスピン47ST
リール:ZENON1000S
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ライン:プロトライン
ルアー:小型ミノー

▪️マゴチ使用タックル

ロッド:プロトロングスピン911LML
リール:ZENON4000SH
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ライン:スーパーファイヤーライン・ウルトラ8の1.2号
ルアー:Gulp! ファットホッグ2.2
シンカー:スイベルシンカー14~28g

 

釣り旅は続く♪

地元での釣りだけでなく、自分の知らない場所での釣りは、ゼロから魚を探す作業からですが、それが面白く、初めての場所はワクワクします。

これから夏休みや盆休みも始まりので、釣り遠征は、是非とも初めての場所を選んでみてはいかがでしょうか~!

リアルタイムでの情報は、トモ清水のインスタまで~

トモ清水でした!
See you next time!

 

 

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