皆さんこんにちは。“森浩平”です。
チヌゲームシーズン開幕と共に“チヌトップ”も最盛期に。突如水面を割る迫力のあるバイトは、いつ見ても気持ちが高まり、チヌゲーム…いや、ルアーゲームの醍醐味とも言えるでしょう。ただ、状況やアプローチ、クロダイ・キビレの活性によって、中々フッキングに至らないことも多く、この焦らされる感じも面白さではありますが、そういったことを克服すべく誕生したのが“ラフトリック”に続く、もう1つのペンシルベイト。
シルバーウルフ ラフダイバー【ダイワ】
“ミスバイトを減らし、深いバイトを生むダイビングタイプ”。
がコンセプトのNEWアイテム「シルバーウルフ ラフダイバー」。こちらも“ラフトリック”と同様、チニングの聖地“大阪・淀川”育ちで、ローカルハンドメイドペンシル“イマペン”をベースにインジェクション化が施されたチニング専用ペンシルベイトです。
アイテム | サイズ | 標準自重(g) | タイプ | 入数(本) | 標準装備フック | アクション | カラー | メーカー希望本体価格(円) |
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シルバーウルフ ラフダイバー90F | 90mm | 11.0 | F | 1 | サクサストレブル#6 | ダイブ&ドッグウォーク | 8色 | 1,600 |
ダイワ公式「シルバーウルフ ラフダイバー」詳細ページはこちら
1枚水を噛ませて、乗らないバイトを“乗せる”
流速が強い状況のアップクロスキャストなど、ドッグウォーク系のペンシルベイトの場合、水を掴みきれずアクションが破綻してしまい、ミスバイトが多くなってしまいます。一般的なダイブアクション系のミノーペンシルの場合も、水中へダイブしながらヒラヒラ、スパスパと水を切るトリックアクションを得意としているモノは多く存在しますが、コレだとクロダイは追い切れず、ミスバイトも多発しやすい。
そこで、1枚水を噛ませることで、フッキング率を上げ、歯がゆい状況を打破できるルアーとして生まれたのが「シルバーウルフ ラフダイバー」になります。
アップクロスキャスト以外に、連続ドッグウォークアクションでは追尾してこれない低水温期や低活性時、またはピンスポット攻めなど…移動距離を最小限にしたい時には、頭を深くダイブさせるスローな1ダイブ1ポーズアクションが有効に。
ダイブしつつ水を切りすぎずに、噛ませることを追求すべく、ラインアイとリアアイを結ぶ直線状にウエイトボールを配置。コレによって、クロダイが追いやすい速度感で深いバイトを生み出すことに成功。さらに飛行時の姿勢も安定することで、ブレのない爽快なキャストフィールの実現にも成功しています。
11gの重量と安定した飛行姿勢による飛距離は、オープンエリアの釣りでも、リズミカルな連続ドッグウォークアクションで広範囲を素早くサーチする際にも重宝します。
フロントフックの位置にも必見
“ラフトリック”と同様、サイドアタックや後方からのバイトが多いクロダイの捕食方法に対応する為、フロントフックアイの位置を一般的なバス、シーバス用のルアーと比較して5mmほど後方にセッティング。こちらも特長の1つです。
お馴染み、驚きの貫通力を持つ表面処理テクノロジー“サクサス”も採用。今回もカナリ刺さるフックが標準装備されています。くれぐれも取り扱いには注意してください。
カラーラインナップも充実
カラーラインナップは“ラフトリック”で培われてきた実績カラーを厳選した8色展開。お好きなカラーをぜひお選びください。
チヌトップの攻略幅が拡大
“ラフトリック”がハイアピールで魚を呼ぶ、サーチベイトとしての役割に重きをおいたペンシルベイトであるならば、ナチュラルな食わせのアクションをベースに、ミスバイトを減らしてキャッチ率を上げられるフッキング能力に重きを置いたのが「シルバーウルフ ラフダイバー」。この2つのペンシルベイトを使い分けることで、更にチヌトップの可能性が広がることでしょう。
【開発中】ラフトリックmini(仮)
最後に少し…。
現在“ラフトリック”オリジナルのダウンサイジング版をテスト中! “ラフトリック”開発時にベースとなった、オリジナル“イマペン”にも75Fがあることから、期待していた方もいらっしゃると思います。
ぶっ飛び仕様の“ラフトリック”オリジナルの特長を踏襲しつつ、アピールが強すぎる場面や小場所などで重宝する65mm~75mmのサイズ感でテスト中! ご期待下さい!