【SLJ】“現役船長”直伝！良型イサキを釣る秘訣

2024年06月14日

皆さんこんにちは！　REAL FISHERの“御厨圭祐”です。

さて、いよいよSLJ（スーパーライトジギング）が楽しめる季節になってきましたね。ホームである玄界灘でも良型が混ざりはじめ、かなりイイ感じになってきました。今回はそんなイサキ攻略法を紹介させていただきたいと思っていますが、“サイズを釣る秘訣”について伝授できればと思います。ぜひ参考にしてみてください！

御厨圭祐（Keisuke Mikuriya）プロフィール

中学生の頃アメリカにホームステイをした事がキッカケでバス釣りに出会う。休みの度にバスを追い続け、釣りの為に部活を辞めてしまう程の釣り好き少年時代を過ごし、夢は尽きずバスプロの世界へ足を踏み入れるが、その後8年間は釣り業界から離れて一般の会社へ勤務。でも心の中では「釣り業界に触れながら生きていきたい」という強い想いがあり、日々魚を追い続けることに一生を掛けても良いと考えた末、遊漁船を開業。毎日魚と触れ合いお客様と出会う。人それぞれの釣り方を見ると、その度に「いつか必ず誰にでも扱いやすくて、とにかく釣れる物を作ろう」と思っていたことが今は形に。遊漁船「REAL FISHER」の代表でありルアー開発者として、これからも船上で真のルアー開発を随時進行。

良型イサキを釣る秘訣

SLJで最も狙いやすい梅雨絡みのタイミング。

ただ、ご機嫌は日替わり…日によってイサキの活性が大きく変わるということは、通っている方ならご存じのハズ。では！　本題の良型イサキを釣る秘訣ですがズバリ！　サイズに拘る以前に、まずはイサキに反応してもらうことが大事。後程サイズの出し方なども紹介させていただきますが、まずはテクニックどうこうの前に、イサキが反応を示しやすい“カラー＆ウエイト”を選んであげることが重要になってきます。

カラーセレクトについて

まず、カラーについてですが、朝イチは以下画像のようなグロー系を中心に選び、日が昇るにつれて、ピンクやブルーなどに変えていくというローテがテッパン！

ウエイトセレクトについて

続いてウエイトセレクト。

普段イサキを狙っている水深は約15m〜30mで、基準にしているウエイトは40gと60g。主な使い分けは、速いフォールに反応する場合は60g、スローな動きに反応する時は40gを使い、イサキの活性に応じて合わせます。ただ、エリアによって水深の深い所もしくは流れの強い場所などもあると思いますので、もっと重たいウエイトが必要であれば、60gと80gを基準にするのもアリだと思います。

良型イサキが出やすいアクション方法

ここまでは主にイサキに興味を持ってもらうためのポイントを解説。ここからは、口を使ってもらうための誘い方を紹介。良型イサキの打率が高い操作方法をお届け。

最近サイズの出ているアクション方法は、スピニングタックルで10～20mほどキャスト。高活性時はボトムまで着底させ、早巻き＆ストップまたはワンピッチジャーク＆ストップ…コレの繰り返し。一方低活性時に関しては、スローなワンピッチジャークで、フォールを長めに入れてあげることがキーポイント。

ラインセッティングも大切。ジックリ見せても見切られにくいから釣れる「あじごスロー」

サイズが大きいほどジグをシッカリ見ています。

なので、ラインセッティングにも気を使っていただき、可能な限り細くしていただくことをオススメいたします。PEラインは1号、リーダーは4号までくらい。

ジックリ見せても見切られにくい「あじごスロー」

SLJで多くの方にお使いいただいている「あじごスロー」は、イサキにジックリ見せても見切られにくいというメリットを秘めたスロージグ。

その理由は、名前の通りのリアルな見た目と、本体とラインアイが分かれた遊動式かつスロー形状で、ステイ中でもナチュラルに揺らめき続けることで、本物のベイトフィッシュの弱った動きや油断している動きをリアルに再現してくれるため。ウエイトも軽ければ軽いほどフォールスピードもスローに。NEWウエイトの40gや60gだとなおさら。