すでにフィールドによっては乗りに乗っているイカメタル。
細かなレンジ把握…、日によって時間帯によって〝パターン〟が変わるから面白い。それでもって食べて美味というんだからたまらない。
イカが触腕を伸ばすように、釣り人も〝アレがいい、いやコレだな〟と各アイテムについつい触手が伸びてしまう。攻略しがいがありながら手軽に始められるオフショアフィッシングだ。
スピードデビル誕生!
さて、写真は山口恵さん。ここ数年メキメキ頭角を現している若手注目アングラーが手にするナイスサイズのケンサキイカ。
そしてそのケンサキイカが抱いているのが…「スピードデビル」。
いよいよ発売を迎える(6月発売を予定)、フィッシュリーグのNEWイカメタルだ。
出典:フィッシュリーグ公式
号 | weight | Price(税抜き) |
15号 | 56g | ¥1,300 |
20号 | 75g | ¥1,350 |
25号 | 94g | ¥1,400 |
30号 | 112g | ¥1,450 |
35号 | 130g | ¥1,500 |
迅速にタナまで到達!
スピードデビルの詳しいスペックについては、公式webサイトをぜひご覧頂きたいが、上記の通りウエイトは15号~35号の5ウエイト。一般的には8号・10号・12号などのラインナップも揃うことが多いだろう。逆に35号というヘビーウエイトまでラインナップされているのも特徴といえる。
シーンの盛り上がり・成熟とともに、全国的にもヘビーウエイトな鉛スッテが必要とされる状況も少なくない。ディープ攻略はもちろんのこと、タナや水深自体は比較的浅めだとしても、そこに速潮・二枚潮といった条件が重なれば重めのウエイトが必須になるからだ。
しかしながら、ただ重ければよいわけではない。重くすれば当然大きくなるわけで、形状自体が潮受けしやすければ、それはさらに加速してしまう。
それゆえに細身のスピードデビルはラウンド形状。そしてフォール中は、真っすぐ素直にタナまで沈んでいく。またラウンド形状ゆえに、どの角度からでもイカが抱きやすいのも利点だ。
アングラー次第で、フォールを自在に
素直なフォールは、ディープや複雑な潮流でのレンジ到達をスピーディーにするメリットがある。
ただし、スピードデビルのフォールはそれだけではない。一瞬ラインテンションを抜くと、スッとレスポンスよくスライド。テンションを張りながら真っすぐ落としていきながら…バイトの多いレンジではスッと抜いてやることでイカのスイッチを入れることも可能。
どちらもアングラーの意図した誘いができる。
またシャクリを入れればヘッドの水切り性能が高く、アクションレスポンスが高い。オーソドックスなオールラウンダーであると同時に、誘いのバリエーションに幅を持たせることができる鉛スッテでもある。
なんといっても魔女クロス
そしてなんといっても…「魔女クロス」。今さら言わずもがな…。特殊加工された布は、妖しく見る角度によって変わる生命感あるフラッシングでイカを誘う。そしてイカからしてみれば抱きやすい布でもある。
スピードデビルでは全色にこの超高実績の「魔女クロス」を採用。ベースボディにホログラムを施したカラーもあり、非常に複雑かつナチュラルな輝きにて海中でアピール。
また、全8色のうち、「夜光ヘッド」を採用したカラーも5色ラインナップされ、カラーバリエーションという意味でも楽しめる。
カンナについてはやや太軸のヘビーデューティー仕様のカンナを採用。
入れ乗り時にラフな扱いでも曲がったり折れたりすることなく、またスピードデビルがヘビーウエイトもあることもあって、強度・耐久性の高いカンナとなっている。
それから…なんか美しいと思いませんか?スピードデビル。ヘッドと魔女クロス部分を結びつける糸も、その上からコーティングが施されていたり、ひとつのルアーとしてキレイなんですよね…。アングラーの触腕も、ついつい伸びてしまうクオリティとなっていると思いますよ!
フィッシュリーグ公式「スピードデビル」詳細ページはこちら