ルアーニュースRでは近年注目度が上がっている「アユイング」を始めたいよぉー! と考えている方のために特集企画をご用意!
「はじめてのアユイング入門」と題して、アユイングにまつまる基礎知識、タックル、狙い方などを以下のように4回に分けてご紹介中!【情報協力:ダイワ、アユイングテスター:木森直樹】
第1回 ルアーでアユを狙う「アユイング」って?
第2回 アユイング! ポイント選択と狙い方
第3回 最新アユイング・タックル大集合(専用ロッド・専用ルアー)
第4回 最新アユイング装備はこれ(アパレル・便利グッズ)
今回は、「はじめてのアユイング入門」第4回目として
最新アユイング装備(アパレル・便利グッズ)についてご紹介してきます!
特集企画「はじめてのアユイング入門」
第4回 最新アユイング装備はこれ(アパレル・便利グッズ)
アユイングをやったことがない人にとっては、どんなかっこうで釣り場に行けばいいんだろう? と思いますよね!
というわけで、ここでは、アユイングを行う場合の、ウェア類、足回り、あると便利品などの最新装備全般についてご紹介したいと思います!
まず、装備を語る上で、どんなアユイングって、どんな場所で行うのか? について紹介すると、基本的には水深がヒザ下ぐらいまでの浅い河川が一般的であり、オススメなシチュエーションになります。
腰近くまで水深があり、また流速のある釣り場ももちろんあるのですが、そういった場所は初心者・初級者・はじめてアユイングをしたい! という人には安全面からも不向き! 基本的に流れがゆるやかな川で、水深は、くるぶし上からヒザぐらいまでの川がオススメです!
アユイングをはじめよう! という方のオススメ装備の全体像はこんな感じ
アユイングでの、装備的にはこんな感じがオススメ!
アユイング! 身軽に気軽に ライトスタイルで楽しむアユイングウェア
では、ここからはアユイングの装備としてオススメの最新アイテムを各ジャンルごとにご紹介していきます!
まずはフットウェア関係から!
もっとも重要な装備といえるのがフットウェア
一番重要なのは足回り! ヒザ下ぐらいまで少し水に入って釣りをすることが多く、また川底はコケがついて滑りやすいので、ウエーディングシューズが必要! ソールはフェストスパイクがオススメ!
ダイワ公式「ウェーディングシューズ WS-2502C(フェルトスパイク)」詳細はこちら
あと、ウェーディングシューズを使っていて、砂利がシューズの中に入るのが気になる! という人には砂利ガードがついたモノ「ダイワ フィッシングシューズ DS-2550C(フェルトスパイクソール)」もオススメ。
砂利ガードについては、後付けできる単体もの「ジャリガード JG-901」もありますよ!
あとウエーディングシューズと合わせるソックスでオススメなのは、ネオソックス(ショート丈とロング丈があります)
上記以外の足回りではタビもアリです!
ダイワ公式 ダイワタビ DT-2201VR 詳細ページはこちら
アンダータイツはどんなモノがいい?
濡れてもすぐ乾くアンダータイツも必携。
中でも、オススメなのが安全面も考慮し、ヒザにプロテクターが付いたタイプ「DU-5023PP(ボディープロテクトタイツ)」。
コイツを使えばちょっとヒザを付いてルアーチェンジする時なども便利!あとスネ部分も分厚くなってます!
↓木森さんは昔から、エギングのオカッパリランガンでもダイワのボディープロテクトタイツを超愛用
シャツはボトムス、アンダーシャツは、また濡れてもすぐ乾くタイプのモノが便利!
アユイングって暑くて紫外線も強い時期がメインの釣期となるので、UV効果が高く長袖の速乾アンダーシャツの着用もオススメ! その上に、速乾Tシャツを組み合わせるパターンが快適です!
上記したものより、さらにガード性の高いゲータースタイルという選択もありです。下写真の「ダイワ ライトネオゲーター NG-200S」はソックス一帯型だけど、分離タイプもありますよ!
効率的によいコケのついた石、場所を探すためには偏光グラスも必ず装備したいアイテム! 目の保護にもなりますし!
ダイワからは色んなフレームタイプ、色んなグレードの偏光サングラスがラインナップされているのでぜひチェック→こちら
続いてアユイングならでは! といえる便利グッズを紹介!
ランディングネットは必携アイテム
ヒットしたアユを取り込むのに必要なのがランディングネット! やっぱりコンパクトなサイズが使い勝手がイイです!
ネットのオススメはアユイング用で作られた2024年新作「アユイングネット30」や、枠が折りたためる「 ワンタッチランディングネット」、あと渓流用ネットの定番「 渓流ダモV」など!
2024年5月登場
「アユイングネットV30」は、どんな態勢でもアユをキャッチしやすい直径30cm、丸型フレーム枠のアユイング用ランディングネット!
ベルトに抜き差しがしやすく、の天然木先鋭グリップ(グリップ長28㎝)。
気になるネット素材は、取り込み後のイカリ針トラブル防止を減少するべく張りのある網素材が使われています!尻手ロープ取り付け穴付き。保管に便利なケース付き。
釣ったアユをどう保存する?
釣ったアユをどうキープするか? についてだけど、これはけっこう、好みが分かれるところ!
パターン的には…下の3種が考えられます。
・小型のクーラーボックス、クーラーバッグを使用!
・「友バッグ」を使用
・「引き舟」を使用
まずクーラーボックスを利用するパターン! 保冷剤関係がしっかり用意できれば、新鮮に持ち帰ることが可能!
ただ、釣りをしている間は、常にどこかに置いておくことが必要になるので、機動力はどうしても落ちてしまう…。
なおクーラーボックスはハード、ソフトの2パターンどちらもあり!
記者的には容量は7L前後の小さめが◎! それぐらいの容量でオススメな小型クーラーボックスは「ミニクールS650」、「DAIWA SU700」など。
かなり小型のソフトクーラーボックスを腰にぶら下げたり、軽量リュックやショルダーバッグに入れて持ち運ぶっていう手もアリ!
すでにアユイングを楽しんでいる方の間で、アユのキープアイテムで支持率が一番高いと思われるのが友バッグの使用!
この友バッグって元々は、アユの友釣り用のアイテムなんだけど、アユイングにドンピシャすぎるアイテムなんです!
この友バッグの最新版「友バッグⅡ」は、バッグに入れた魚を弱らせる事なく、釣り場の移動が可能。またコンパクトに折り畳むことができ、軽量なので持ち運びに便利です。現場での使用方法 動画はこちら
一般的に「引き舟」と呼ばれるジャンルのアイテムで、元々はアユの友釣り用のアイテムで、オトリアユや、釣ったアユを入れておくためのモノなんだけど、もちろんアユイングでも大活躍してくれます!
ここでオススメしたいのはアユイングにも最適な軽量4.5リットル容量で、引き抵抗が軽い「友舟 RX-450W」。
鮎ベルトに引っ付けて使用するのが基本で、釣ったアユの鮮度を落とさず、かつ、かなり機動力もアップしますよ!
アユイングでは、はっきりいって、根掛かりによるロストは、元々少ない釣りだとは思うんだけど、根掛かり回収機があれば万全!
その根掛かり回収機でオススメなのが「鮎根がかりはずしII 」。コイツは仕舞寸法が16cm1前後と超コンパクト収納が可能で、伸ばすと約110cm!シャフト部にスリット加工をする事で水圧(流れ)によるシャフトの回転がしにくくなっているのが特長! 先端部は蛍光イエローで水中に入った状態でも見やすくなっているのが◎。あと先端部はフックタイプとスリットリングタイプの2種類が用意されています! 現場での使い方の動画はこちら
アユイングルアーとハリス付きフックをまとめてすっきりコンパクトに収納できるアユイング専用ケース、その名も「アユイングケース」も登場しています!
1つのケースで、ミノーの交換もイカリ針、シンカーの取り付けを完結。スリットフォームにイカリ針をキレイに並べて収納可能。
スリットフォームは仕切り付きで、ミノーとイカリ針をしっかり分けられるし、ルアーローテーション時にイカリ針をつけたまま、ミノーをちょい置き可能。
以上、アユイングの最新装備を細かくご紹介しました! 参考にしてもらえればシアワセです!
YouTubeチャンネル「DAIWA鮎【鮎の王国】」では、アユイングの動画が多数配信されています! その再生リストはこちら
ルールを守って楽しいアユイングを!
アユ釣りには各都道府県が制定する「内水面漁業調整規則」、そして各漁業協同組合が制定する「遊漁規則」があります。エリア・河川によって異なる遊漁期間、遊漁エリアのルールとなっているので、それらに従ってアユイングを楽しんでください。なお漁業協同組合が管理されている河川で釣りをする場合には、必ず事前に管轄漁業協同組合の遊漁証(入川券など)を購入してから釣りを行うことを忘れずに!
なおアユの遊漁規則内に「リール付き竿」「ルアー」どちらか一方の使用を禁止しているフィールドもあり、それらのフィールドではアユイングはできないので、必ず釣行前には各管轄漁業協同組合の規則・詳細をご確認するようにしてください!
また、実際の釣り場では、アユの友釣りほか、いろんなスタイルの方がいます!
それらの方々とは、十分な距離を保ってアユイングを楽しむようにしてください。またほかの釣り人の妨げになるようなロングキャストはしないでくださいね!
アユイングが可能な推奨河川の漁業協同組合様をご紹介↓こちら