【この時期のキー】水野浩聡がハクパターン攻略法を徹底解説
こんにちは! 水野浩聡です!
いよいよGW間近ということで天候的にも暖かく、連日釣りがしやすい、過ごしやすい日々が続いていますね。
それでいて、適度に良い感じのまとまった雨が降ってくれているおかげで、フィールドの水質も非常に良い状態で保たれている場所が多く感じています。
さて、この暖かさにつられ、様々な生き物が活発に動き出すシーズンにもなってきたわけですが、地元の岐阜県メジャーフィールドの一つ大江川水系では、ボラの稚魚のハクが大量に出現するようになり、それを狙った展開でバスがよく釣れています!
この時期キーとなるベイト「ハク」
毎年これくらいの季節から発生し、毎年バスを釣る上では切ってもきれない関係性にあるベイト「ハク」。
2~3cmくらいでかなり小さく、遊泳力もないため、ボール状に固まっていたり、風や流れなどの外的要因には弱い魚です。なので、風が吹けば、風が巻くところや風裏、流れが出れば反転流や物の裏側に固まることが多く、風も流れもない状態でダラーっと広範囲に散っている状況よりは、そういった要素が絡むことで、アングラー側も狙う場所を絞っていきやすく、的確なアプローチが可能になります。
そんなハクパターンでハマっているのが、「ドリフトフライ 3″エラストマー」や、プロトのドリフトフライ4in エラストマーを用いたホバストの釣りです。
ジャッカル公式「 ドリフトフライ 3″エラストマー」の詳細ページはコチラ
先週までいた淀川でも、浮いたメスを狙ったり、マイクロベイトを捕食しているバスに超有効だったこの釣り。試しに大江川でのハクパターンに試したところ、かなり良い反応を得られている最近。
セッティング例
セッティングとしては、「ドリフトフライ 3″エラストマー」は、0.3gのネイルシンカーを挿入すると、超スローフローティング仕様になり、ラインの比重(フロロカーボンライン4Lb使用)との関係で水面下15~20cmくらいの表層に近いレンジをほぼサスペンド状態でネチネチと誘うことができるようになります。
※メインラインやリーダーで、フロロカーボンライン4Lb以上使う場合には、0.2gにするなど調整が必要。
また、プロトのドリフトフライ4inエラストマーだと、0.6~0.75gのネイルシンカー(フロロカーボンライン4Lb使用)を入れると、アクション時にほぼサスペンド状態にすることができます。
ハクパターンの狙いドコロ
基本的にはバスの目線よりも上で誘う感じですね。
場所は、上記のような風や流れの影響を受けにくいところがベストですが、基本的にハクに関しては水面付近で目で見えることが多いので、その量が多い場所などを見つけた場合に投入していってもらえればOKです。
ハクに夢中なバスであればあるほど、ルアーのシルエットやサイズ感、動きの質にかなり敏感で、食わせることが難しい個体もあったりしますが、ドリフトフライエラストマーに関しては、サイズ感こそ違えど、バスをうまく騙していくことができているので、食わせれる力というのはかなり高いと感じています。
狙うスポット的には狭いので、基本は3inでOKですが、濁った中で存在感を少しだけ出したい!とか、サーチしながら護岸沿いをホバストで探っていく!という時などは、サイズアップバージョンのプロトである4inモデルも投入機会が増えています。ちなみに4inモデルは2024年6月に登場予定です。
もう1つのハクパターン攻略ルアー
また、強風など吹いた時には、このハクパターンではスピナーベイトも効果的で、新作の「スーパードーン」のアクションの強さがちょうど良く、バスからの反応もピカイチ!
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なので、ホバストやるにはちょっとしんどい…と思うような風が吹いているタイミングではスーパードーンを積極的に投入していってもらえればOKです。
これからアフター期にかけて、このハクがメインベイトになってきますので、ぜひお忘れなく!
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