大型連休が近づいてきましたね。気持ちのよい季節、オフショアでボートフィッシングにデビューしようかな…なんて画策している方もいるのでは?
今回はオフショアデビューにも安心して長く使えて、かつコスパ良好なベイトリール「セイレンスBM」をご紹介。
充実機能でハイコスパ!セイレンスBM
まず、その価格。1万1000円(税別)である。れっきとしたメーカーであるテイルウォークのベイトリールが衝撃価格で手にできる。シックなビジュアルで全くチープさも感じさせないのが素敵。
とはいえ〝コスパがイイ〟とは中身が伴ってこそ! セイレンスBMは機能も充実しているのです。
まずセイレンスBMの「BM」とはベーシックモデルを意味していて、つまりは同じくテイルウォークの「セイレンス」の弟分ともいえる存在。
が、弟が思わぬ実力を発揮するのは人間界でもリール界でも一緒なのか!?軽量コンパクト、ハンドル・スプールなど細かなところに隙がなく、なかなかにデキる弟分なのだ。
もちろんセイレンスが超々ジュラルミンをドライブギアに採用しているのに対しセイレンスBMが硬質ドライブギアであったり、セイレンスがセンターフレームにアルミニウムを採用しているのに対しセイレンスBMがグラファイト素材であったりとパーツマテリアルやコンディションの維持能力は、やはりセイレンスが上だ。ただし、セイレンスBMが大幅に劣るかといえばそんなことはなく。やはりセイレンスの存在があったからこそ必要な要素をギュッと絞ってロープライスにして生まれたリールがセイレンスBMといえるのでは?
もちろん選択肢という意味でも、セイレンス(27,000円・税別)かセイレンスBMを2台にするか、あるいはセイレンスとセイレンスBMを1台ずつ…なんてセレクトもあり!
コンパクトボディかつトルクあり
さてそんなセイレンスBMの特徴をピックアップしていきましょう!
セイレンスBMにはダブルハンドルとシングルパワーハンドルモデルが左右でラインナップされ、いずれも自重220gと軽量。ローダウン化とスリムなサイドパーミングカップによるコンパクトデザインはセイレンス譲り!
DHモデルは汎用性の高い100mm&30mmのEVAファット型ノブ。PHモデルは60mm-75mmの調整可能なシングルパワーハンドルで、ノブには36mmのEVAラウンドノブが採用される。
また、スプールは32mm径の小口径アルミ製で軽く、ライン放出が非常にスムーズ。このあたりは繊細なライトゲームを視野に入れた仕上がりといえる。
マグネットブレーキを搭載していて、このあたりもセイレンスとの違いにはなるのだが(セイレンスは外部から調整可能な6点遠心ブレーキ)、分かりやすさの部分ではマグネットブレーキはエントリーアングラーにも易しい。
それだけではなくて、このマグネットブレーキがなんと20段階に調整可能! バーチカルに落とすだけでなく、少しキャストしたい、フォールスピードでバイトを誘発したいなんて時にも設定が楽しくなりそう!
コンパクトボディながらPE1号300mのラインキャパ、さらにハンドル1回転73cmという巻き取り量は繊細な釣りからパワーファイトまでこなしてくれる1台となるのでは?
タイラバ、イカメタル、各種ジギングなどなど幅広い範囲をカバーする充実機能&ロープライスのベイトリール「セイレンスBM」、ぜひぜひチェックしてみてください。
MODEL | Item | Gear Ratio | Weight (g) |
DRAG MAX (kg) |
Line Capacity | Bearings | Line Retrieve | Retail Price (JPY) |
100HG-DH | 100HG-DH/R | 7.3:1 | 220 | 4 | PE1-300m | 4+1 | 73cm/1回転 | 11,000 |
100HG-DH/L | 7.3:1 | 220 | 4 | PE1-300m | 4+1 | 73cm/1回転 | 11,000 | |
100HG-PH | 100HG-PH/R | 7.3:1 | 220 | 4 | PE1-300m | 4+1 | 73cm/1回転 | 11,000 |
100HG-PH/L | 7.3:1 | 220 | 4 | PE1-300m | 4+1 | 73cm/1回転 | 11,000 |
テイルウォーク公式「セイレンスBM」詳細ページはこちら