そのロッドの使用感、扱いやすさを決定する大きなポイントとなるのが…アングラーの手に常に触れ続けるパーツ“グリップ”。

カーボン強化樹脂とチタン材のハイブリッドパイプシート「TCHシリーズ」でお馴染み、富士工業から2024年気になるグリップがドーンと登場予定！

MTCS（マイクロトリガーキャスティングシート）

マイクロトリガー採用でどこから握っても高いグリップ性能を誇る「MTCS」。

また、リアフェイスを拡張、背面をフラットバックにすることで、マイクロトリガーにありがちな握り込みにくさも軽減。

PSLS（パーミングサポートライトシート）

手首がリラックスした状態でのパーミングをサポートする「PSLS」。

背面がフラットバックになっていて、指4本で握り込んだときにも手首がリラックスした状態をキープ。長時間パーミングしておく必要のあるオフショアジギングなどの釣りに良いんだとか。またパーミング時の指を4本から3本へスイッチすることを容易にした形状となっており、釣りの幅が広がるとも。

VJTS（バーチカルジギングトリガーシート）

続いてはバーチカルジギングに振った「VJTS」。

垂直かつ幅広で長いトリガーが特長的なモデルで、長時間のファイトでも安定したグリップ力を保持。またロックナットシステムが搭載されており、ガッチリとリールを固定できるというのも特筆すべき点。

NVSS（ナローバーサタイルスピニングシート）

グリップインサートタイプながら細い仕上がりが最大の特長である「NVSS」。

また、バリアフリーシステムを採用していてナット部分とボディの段差やボディとリールの段差も大幅に軽減、手馴染みの良さも特長の一つ。サイズも豊富にラインナップされていて、ライトゲームからビッグゲームまで対応可能。

もちろん、釣りにおいてブランクスやリール、ルアーといったタックルは大事。でも、どこをしっかり握って釣りをするのかと言えば「グリップ」であることに間違いはなし。そこに注目することで、後1匹、もう1匹、もっと言えばこれまで獲れなかった魚を獲ることができる…かも。