伊藤巧が独自の観点やアプローチでデカバスを探しだすオカッパリ攻めに密着するWEB動画番組「たくみづけ」。
少し前には第2回目の配信がスタートしています!→関連記事はこちら
この動画ロケでは高水温の野池攻めを敢行!
日中の気温は35度以上、車載温度計は43度を記録したほど灼熱で激アツ状態だったが、巧さんが叩きだした釣果も激アツでした!
先に結果を述べると、50cmUP3尾、40-45cmUP2尾ほか多数という恐ろしい釣果で、酷暑の野池オカッパリではMAXレベルの釣果。そんな驚愕の釣果を見せつけた巧さんが導きだした答えは、魚をだます「水面系」とルアーを気づかせる「存在感」にありました!
ロケ当日は気温が高スギで朝夕以外は狙って食わせるのに正直キビしい状況。
そんな中で巧さんが繰り広げたのは誰もが狙わないゾーン。
一般的に「竿抜け場」と呼ばれる未開の地ほどバイトチャンスは眠っているが、そこに陣取る魚ほどプレッシャーを避けて移動してきたため、非常に繊細でシビアな個体揃い。正確なアプローチでなければ簡単に答えは返ってこないという難攻不落場所!
そんな中、キーとなったのは酷暑でセレクティブなモードに陥った魚の意識に合わせたローテーション! 魚の反応を見てベストなアプローチにつなげることで釣果は高めることができることを巧さんはオカッパリで実践。
そんな巧さんのローテーションルアーとヒットパターンをご紹介します!
ホショクオン【ノリーズ】
50cmUPをキャッチに貢献してくれたのがノリーズフロッグシリーズ唯一のペンシルタイプ「ホショクオン」。
虫やカエルを食っているバスには、中空フロッグならではの着水音と、一点シェイクができて虫系よりも少し強めの波紋をだせるペンシル型フロッグが効果的。
また、細身のシルエットはカバーを利用したちょうちん攻めでも絶妙のスリ抜けっぷりでストレスも感じさせない。
ノリーズ公式ホショクオン詳細ページはこちら
Type | Depth | Length | Weight | Price |
---|---|---|---|---|
Floating | Surface | 76mm | 11g | ¥1,100 |
エビガエルなどのポッパー型フロッグは寄せるパワーも強めなので、そのあたりは状況によって使い分けるのがベスト!
朝イチからヤブ漕ぎで竿抜け場を探しながらチェックした際、カバー奥でも足元でも食ってきたが、スッポ抜けたり外れやすく、あまり強く吸い込まない食い方が目立つと感じた巧さんは、木や草に吊るして誘う虫系アプローチなら高確率でバイトを引きだせると確信。
ファーストブレイク近辺にヒシモがリンクするシャローで岸沿いの木にペンシル型フロッグのホショクオンをブチ込み、これならアリだな! と、絶妙のポジションでちょうちん攻め。すると、絵に描いたようにビッグバスがバイト!!
対岸で掛けたため、そのままヤブ漕ぎで魚の元まで突っ走り、決死のランディングで取り込んだのは50.5cmの虫食い系ビッグサイズ。
最大のキーはフロッグの「着水音」と「水押し」。あまり強く吸い込まない時ほど一点シェイク系で移動距離の少ないアプローチが必要であり、柔らかい波動を発生するモノを選ぶことがビッグバスの釣果に直結することをフィールドで実践!!
岸沿いチェック後に対岸の水中岬めがけてホショクオンをフルキャスト。
ドッグウォークでサーチすると急に水面が割れ、岸沿いカバーで反応する個体とは異なるヘルシー系グッドサイズをキャッチに成功。
巧さんいわく、おそらくソフトな着水音に気づいて反応してきた! そうなのだが、魚が回遊しやすいエリアでは「違和感のない存在感」がモノをいう。魚が嫌がらずに見つけやすい波紋や動きを演出できる水面系ルアーセレクトこそ、キビしい状況下でも釣果をさらに高めてくれる要素になってる感じ
ロードランナーヴォイスLTT680H+バンタムMGL XGーR+シーガー・フリッピン65㍀
伸びが少なく、破格な強度を持つPEラインは、ちょちん攻めに外せない。巧さんはフロッグ用にシーガーブランドの海外モデルPEライン「シーガー・フリッピン」の50-65㍀を愛用(※シーガー・フリッピンはアメリカ限定品のため国内販売は行っておりません)。フロッグをブッシュの中にネジ込んでから引き抜いて水面に落とす、ウイードポケットやキワをTWプラグで攻めるなどにはPEラインの4-6号がベスト
関連記事もぜひチェック
配信記事はこちら