“飛距離が全てではない”
そう語るのは、DUOプロスタッフの原田恭平さん。
原田さんといえば、「ビーチウォーカー ハウル」でのゴリ巻きメソッドや、「ビーチウォーカー ヴィクト」のドックウォークアクションなど新メソッドを提案する実力派アングラーです。
一般的に、サーフゲームではより遠投できるルアーが有利と言われています。
そのため飛距離が出やすいシンキングペンシルやメタルジグなどが多用されています。
しかし、意外と足元付近など近距離のエリアにフラットフィッシュが潜んでいることが多いのも事実。特に初春は強風などが吹きやすく、波が高くなってしまったり波足が長くなりがちで、釣りが困難になってしまうことも…。
風が強い場面では抵抗力が弱めなシンペンでは、すぐ流されてしまったり、飛距離を出しても風、波でPEラインが流されて軌道がズレてルアーコントロールが難しくなってしまいます。
そんな時にセレクトしたいのがミノーでの接近戦!
今回は、原田さんが提唱する近距離攻略のメソッドについて紹介していきます!
接近戦にオススメのルアーが「タイドミノー スプラット140」
原田さんがチョイスするルアーというのが、「タイドミノー スプラット140」。
「タイドミノー」といえば、1997年以来、世界中でロングセラーとなっているDUOの歴史を紡いできた超名作シリーズ。
なかでも「「タイドミノー スプラット」は、“究極のスタンダード”をコンセプトに開発された汎用性に優れたモデル。重心移動システムを搭載し遠投性能はもちろん、リトリーブスピードやロッドアクションに対しても忠実に追従。レスポンス性能にも優れるなど、フィールド問わず活躍する超汎用型のスローフローティングミノーとなります。
レングス | ウエイト | タイプ | レンジ | フック | リング | 価格(税込み) |
---|---|---|---|---|---|---|
140mm | 24.5g | 重心移動・スローフローティング | 0.5~1.8m | #4 | フックアイ#3 | ¥2,200 |
DUO公式「タイドミノースプラット140SF」詳細ページはこちら
風・波が強くてもコントロールしやすい!
「タイドミノースプラット140SF」は前述した通り、レスポンス性能に優れ、リトリーブスピードやロッドアクションに対しても忠実に追従するなど、コントロールしやすい特徴が挙げられます。
また、リトリーブスピードの対応幅が広く、デッドスローから通常のタダ巻き速度でも、しっかり泳ぐよう仕上げられています。
そのため、サーフゲームのような基本一定速で巻く釣りとも相性がよく、しっかりアピールできるのもポイント!
それでいて、重心移動システムがあることで泳ぎ出し重心が前目になるため、強風や波が高い状況でもコントロールしやすいメリットが挙げられます!
そんなサーフゲームでも相性の良い「タイドミノースプラット140SF」。
もちろん、ただやみくもに近距離を攻めればよいと言うワケではなく、狙いを絞って使用することが重要です。
原田さん曰く、出しどころは“外海のエリアで傾斜になっている場所、手前の駆け上がりが近いエリア”がオススメなのだそう。
シャローに食いに上がってきているヒラメを探し少しずつ歩きながら、手前のかけ上がりを攻めていくのがポイントとのこと。
すると良型なヒラメがかけ上がりから食い上げてくることが多いのだとか。
“サーフだと飛距離重視な意見も多いですが、手前の地形が決まっているエリアはほんと数メートル先でも釣れます”と語る原田さん。
飛ばす所、飛ばさなくてもいいエリアその2つだけでもルアー選択も変わってくることも多いのだそう。
初春は気難しい時期でもありますが、狙うエリアにあわせてベストなルアーで、ベストなアプローチをするのが重要とのこと。
ぜひ「タイドミノースプラット140SF」でヒラメを狙ってみてはいかがでしょうか?