“怪魚ハンター”小塚拓矢さん率いるモバイルロッド専門メーカー・「モンスターキス」。
小塚 拓矢(Takuya Kozuka) プロフィール
そんなモンスターキスから2024年3月に注目のNEWモバイルロッドシリーズ「Shinkirow」が登場(3月1日20時より公式オンラインストアで予約開始、3月下旬より発送)。
「Shinkirow」特設ページはこちら
さて、モンスターキス社の地元・富山湾は、蜃気楼(しんきろう)で全国的にも有名な海。ちなみに蜃気楼は光の屈折により、景色が伸びたり、縮んだりして見える幻想的な自然現象。
ネーミングをそこにあやかった「Shinkirow」も、ショートモード、ロングモード……と、スピニングシリーズ7モデル全て、最低でも2レングスの可変レングス構造を搭載するロッドとなっているんです!
「Shinkirow」のテーマは、ズバリ! 地元の海
“怪魚”や“海外”のイメージの強いモンスターキスだけど、「Shinkirow」のテーマは、ズバリ! 地元の海。
普段使いを前提としたスペックとクオリティで、もちろん遠征に“も”持参できる……新しい時代を予感させるモバイルロッドシリーズ。
ハイプレッシャーフィールドを想定して耐久性以上に操作性を重視、ブランクスには従来のモバイルロッドが敬遠してきた高弾性カーボン素材が積極的に採用されています。
ラインナップはソリッドティップ搭載のアジングロッドから、9フィート超の長尺シーバスロッドまで、日本のドメスティックシーンど真ん中の7モデル(スピニングシリーズ)。
今回紹介するのは、ある意味で最もモンスターキスらしいと言える多魚種・バーサタイル系2モデル
Shinkirowの7機種のうち、少し前にライトロッド系3モデル、シーバスロッド系2モデルを紹介しましたが、今回紹介したいのは、ある意味で最もモンスターキスらしいと言える多魚種・バーサタイル系モデル2モデル!
NEWモバイルロッドシリーズ「Shinkirow」は3月1日20時より公式オンラインストアで予約開始、3月下旬より発送。
機種 | 推奨用途 | ピース | レングス | 可変長 | パワー | アクション | 重量 | 仕舞寸法 | Lure | Line | 定価(税別) |
シンキロウ・シックスセンス 58/63MS | ベイゲームシーバス、ライトジギング | 6ピース | 5’8″/6’3″ | 7インチ | ミディアム | レギュラー | 114g/131g | 500mm | MAX 30g | MAX PE~2 | ¥44,000 |
シンキロウ・ケアラシ 72/77MS | エギング、ライトロック、ライトバーチカル(バチコン、タイラバなど) | 7ピース | 7’2″/7’7″ | 5インチ | ミディアムライト | レギュラーファースト | 121g/135g | 500mm | MAX 20g | MAX PE~1.5 | ¥44,000 |
モンスターキスが、モバイルロッド専門メーカーとして提案するのは、“モバイルロッド”の概念を更新する“マルチファンクション(多機能)ロッド”という概念。
モバイルロッドだからこそ可能な製法、ギミックにより、オプションパーツ無しの1モデル内完結で、最大6モードで使用できるようになっています。
それではShinkirowの多魚種・バーサタイル系モデル2本がそれぞれどんなロッドなのか? 1本ずつ見ていきましょう!
シンキロウ・シックスセンス 58/63MS
推奨用途・対象魚=ベイゲームシーバス、ライトジギング
・シンキロウ・シックスセンス製品ページはこちら
・開発・小塚 拓矢 レポはこちら
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ショートモード、ロングモード、ジギングモード、以上3モードをそれぞれアップロック・ダウンロックの2グリップ仕様で、1本から最大6モードで使用可能。これが、既存の“可変レングス”の概念を更新する、“マルチファンクション(多機能)ロッド”というモバイルロッドだからこその新しい概念。
「SIX-SENCE」はブランク3ピースにグリップ周りのマルチファンクション構造でボートゲーム寄りのバーサタイル、「KEARSHI」はそのロング&ライト版でブランク4ピースにグリップ周りのマルチファンクション構造を有し、岸釣り寄りのバーサタイル性能を発揮してくれるゾ!
機種 | 推奨用途 | ピース | レングス | 可変長 | パワー | アクション | 重量 | 仕舞寸法 | Lure | Line | 定価(税別) |
シンキロウ・シックスセンス 58/63MS | ベイゲームシーバス、ライトジギング | 6ピース | 5’8″/6’3″ | 7インチ | ミディアム | レギュラー | 114g/131g | 500mm | MAX 30g | MAX PE~2 | ¥44,000 |
シンキロウ・ケアラシ 72/77MS
推奨用途・対象魚=エギング、ライトロック、ライトバーチカル(バチコン、タイラバなど)
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代表の小塚さん曰く…。
「現代のロッドシーンでは“アディショナルティップ”や、“エクステンションバット”などと横文字で呼ばれ、“かつてない”などと謳われ、売り文句となっている構造は……古くから和竿の世界で、それぞれ“替え穂”や“追い元”などと呼ばれ、実在したもの」
「世界初のモバイルロッド専門メーカーのプライドとして、無から有を作り出す苦労を知る者として、僕は先人へのリスペクトという意味で“かつてない”という言葉の扱いは慎重に行いたいと思っています」
「その前提の上で、少なくとも自分は、“追い元”をグリップに挟み込む使い方、グリップ分割構造との融合で、1本完結の中でこれほどの多様性を持つアイディアが搭載された竿を、他に知りません。足掛け10年超、“モバイルロッドだからこそ”を突き詰めた結果として、和竿師含めた先人たちへの敬意と返礼として、本当の意味での“かつてない”竿を作ることができたと、自負しています」とのこと。
機種 | 推奨用途 | ピース | レングス | 可変長 | パワー | アクション | 重量 | 仕舞寸法 | Lure | Line | 定価(税別) |
シンキロウ・ケアラシ 72/77MS | エギング、ライトロック、ライトバーチカル(バチコン、タイラバなど) | 7ピース | 7’2″/7’7″ | 5インチ | ミディアムライト | レギュラーファースト | 121g/135g | 500mm | MAX 20g | MAX PE~1.5 | ¥44,000 |
直近の釣行(鹿児島)でも、ショアからのエギングから、ボートからのキャスティング(ヒラスズキ)、そしてタイラバまで「KEARSHI」これ1本で網羅、バーサタイルロッドの真骨頂を堪能する有意義な時間を過ごすことができたそうだ。
P.S. 2月28日、小塚さんよりLINEですんごい写真が送られてきました!
というのも、小塚さんはテスターとトカラで釣りをしてるそうなんですが、前日に、こんなデカイカ捕獲に成功したとのこと!ちなみにロッドはケアラシを使用。ヤバすぎでしょ!
従来の1ピースや2ピースロッドの使用感・クオリティが実現できるならば”、旅関係なくありとあらゆる意味でモバイルロッド(4ピース以上)の方が良いと思いませんか?
小塚さんは続ける。
「“怪魚”、“遠征”といった用途から始まった“モバイルロッド専門メーカー”という旅、チャレンジですが……2024年現在の日本国内の釣り事情を考えたとき、移動時の安全性や、万が一の破損の際の修理コスト、その時の送料など、“従来の1ピースや2ピースロッドの使用感・クオリティが実現できるならば”、旅関係なくありとあらゆる意味でモバイルロッド(4ピース以上)の方が良いと思いませんか?」と話してくれました。
“従来の1ピースや2ピースロッドの使用感”がどこまで実現できているのか?
モバイルロッド専門メーカーだからこそのクオリティにぜひ注目してほしい。
NEWモバイルロッドシリーズ「Shinkirow」は3月1日20時より公式オンラインストアで予約開始、3月下旬より発送。
小塚 拓矢(Takuya Kozuka) プロフィール