今江克隆のルアーニュースクラブR「ハドルテール新作!常識を覆す注目のフックシステム!イマカツ関連2024年新製品情報を紹介」の巻 第1184回
今週も、先週から始まったイマカツ関連2024年新製品関連情報第二弾です。
今年は過去最高に暖かい冬?というか、もうこれが「次世代標準?の季節感」になってきたのではないかと思った方がよいのかもしれない。
それにともない、旬のルアーも一足早く出すことが多く、季節の走りは当たるとすごいので、くれぐれもスタンバイは抜かりなく。
レイジー7
ということで、早春&ビッグバスといえば、もはや超絶定番最強無双、絶対必需品アイテムなのが、やはり「ハドルテール」。
もはやスポンサー枠を超えてTOP50プロにも人気の「レイジースイマー」に、今年は二種類の新型が追加される。
まずは55cmUP、その湖のMAX級の捕獲率、事故率に関しては圧倒的な力を持つ、「レイジー9」だが、さすがに170gクラスを一日中本気で投げ続けれる腕力と不屈の精神をもつアングラーは多くはない。
ここ一番のMAXクラス捕獲力は、このサイズでしか絶対出せない強制スイッチ能力を持っているが、200g級ルアーを背負うロッドはどうしてもXH以上の剛竿となり、潰しも効かないのが現実だ。
琵琶湖や池原ダム、七色ダム、早明浦ダム、湯原湖といったスケールが大きく60cm級が普通にいる湖では、絶対に1つはボートに積んでおかないと何かと後悔するルアーと断言するが、一般的にはデカすぎる…と、見た目で腰が引けてしまう人が多いだろう。
そこで、2024年は誰もがHクラスでも扱え、同時にデカさゆえの強制スイッチ能力をギリギリまで使いやすいダウンサイズとの等価交換に仕上げたのが「レイジー7(7.7インチ)」。
「ハドルストン」の「ハドルトラウト」と同じ8インチではなく微妙な7.7インチに抑えた理由がココで、デカさという絶対パワーを失わない範囲で、全国のどのフィールドでも使える絶妙な大きさ重さ、釣果の確実さを探った結果が、この大きさになった。
動きやデッドスロー能力の特徴はもはや説明不要だが、腹側はワンフックでも前後2フックでも使えるWアイが設置され、サイドフックの設置も可能な「レイジー9」仕様になっている。
丸呑みできる大型バスが多い場合はワンフック、50cm前後、デカいスモールマウスも逃さず確実に掛て仕留めたいなら、フッキング後のアシスト機能の高いツーフック、ボトムに完全に置いたり、投げてボトムコンタクトをしたいならサイドフック、もしくは背針(背ビレにはダブルフックを挟める溝が設置)を選択できる仕様だ。
24年夏ごろには、リリースできる予定です。
レイジースイマー3.9インチ エラストマー
そして、先のショーインプレでも触れたが、今年は「確実に釣る」というテーマに沿った新型「レイジースイマー」もスタンバイしている。
それが「レイジースイマー3.9インチ エラストマー」だ。
「ハドルスイマー」シリーズよりも、もっとシビアでフィネス、テールが大振りではなく細かく素早く振動する、喰わせ重視のナチュラルシルエット、ナチュラルアクションに仕上げた極小「レイジースイマー」だ。
この「レイジー3.9」は、パワースイム&尻尾フリフリ系の「ハドルスイマー4インチ」、全身ウネウネ&高速シヴァー系の「ジャバロンスーパーリアル85」に対し、「レイジースイマー」を継承する形状と極めて静かなナチュラルアクションで、よりナチュラルな喰わせ能力に特化したのが特徴である。
丈夫でクセの付きにくい特殊なフローティングソフトエラストマーを採用しているので、ノーシンカーではピクピク、i字巻き、マス針横付けによる死にかけ放置プレー、ネイルシンカーで浮力調整することでホバストや中層直進字系フィネススイムベイトといった使い方によくマッチする。
テール抵抗がとても軽くビビッドなので、ジグヘッドリグやダウンショットリグ、ネコリグとも操作相性がよく、さらにアラバマリグの衛星具材としても、よりナチュラルで軽快な使い心地になっている。
コチラもTOP50開幕戦から実戦投入予定で、夏ごろのリリースを目指している。
「サイドハンガーフック」はヤバいゾ!