先に配信した、こんな記事とか。
こんな動画を見て、ボートアジングどうやらおもしろそうだぞ。
…なんて思っている方は少なくないはず。いや、実際同船した記者がそうだったので、おもしろいことに間違いはない。
で、今回はボートアジングでどんなジグヘッドを用意すればいいのか?という話。
ボートアジング×ジグヘッド
結論から先に言うと、ジグヘッドは種類が多ければ多いほどいい。
そりゃそうだろ!なんて声が聞こえてきそうなので、改めて説明するとですね。ボートで沖に出るからといって、必ずウン十mの水深を狙うわけではない。
もちろん、バース撃ちやバチコンなど様々なボートアジングがありますが、今回同行したアジスタロケでは、激流エリアのショアライン、水深でいうと16~26m前後で、その流れの中で“定位する”アジを狙って流していく…というスタイルのボートアジング。つまり、キャストもするし、表層に浮いてりゃ表層を攻めるし、沈める時は沈めるし…で、なんらオカッパリと変わりない。
要は同じポイントを延々叩くことはなく、ボートの機動力を活かしてどんどんランガンしていく訳で、状況に合わせたジグヘッドをセレクトすることで釣果を伸ばせるぞと。その辺りを踏まえた上で、今回トミーさんが使用したジグヘッドに着目すると、なんとなく何が必要なのかが見えてくる。
10m以浅の展開
今回のボートアジングでキーとなったポイントは、ザックリ大きく分けてシャローとディープ。
そんな中で特に10m以浅のシャローエリアでトミーさんが投入していたのが「アジスタ!TG」Sモデルの1~2g。
「アジスタ!TG」は、既存の鉛のアジスタ!の使用感はそのままに、より比重の重いタングステンヘッドへと昇華したアイテムで、もちろん同サイズの鉛ヘッドと比べると、よく飛び、よく沈む。
重いウエイトが必要なシチュエーションはもちろんのこと、1gや1.5gなどの同ウエイトでの使用を考えても比重が重い分ヘッドをコンパクトにでき、浮き上がりを抑制したり、またコンパクトなヘッドが抵抗を受けにくいことから飛距離アップやフォールスピードを高めることに貢献できる。
つまり、風や潮で流されるボートアジングでは1キャストに時間を掛けづらい=手っ取り早くサーチできるTGという選択肢を加えると、より攻略の幅が広がるという訳です。逆に、風がなかったり潮が流れていないような時は、ボートが定位するのでじっくり攻められる「鉛」もアリ。