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【春バス狙いに必須!】極みのシャッド徹底インプレ!

寄稿:狩野 陽
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狩野 陽(Akira Kano) プロフィール

野池の釣りを得意とし、地元・静岡の野池を釣り歩いているオカッパリメインのアングラー。また折を見つけては、県外、全国津々浦々のフィールドをチェック!

こんにちは! 狩野 陽です。

今回は低水温期に好調なSHADING-X Rシリーズについてお送りします。

晩秋~早春にかけてなくてはならない「SHADING-X」

毎年晩秋~早春にかけて使用頻度が格段に増すルアーの一つがSHADING-Xシリーズです。各メーカー様々なシャッドプラグをリリースしておりますが、SHADING-Xの強みは以下の2点。

①ピッチが細かく、タフコンディション下ほどその威力を発揮してくれる。

②障害物回避能力に長けている。

ちなみに、私の晩秋~春にかけてのほとんどの釣果はSHADING-Xによるもの。それだけ信頼と実績を置いているため、自信を持って投げ切ることに繋がっているのも強みの一つです。

SHADING-Xが進化して「SHADING-X R」に

私にとって無くてはならない存在のSHADING-Xですが、昨年「SHADING-X R」にパワーアップしました。昨年発売された「SHADING-X R 62」に加え、今春「SHADING-X R 55 / 75」がリリースされます。

SHADING-X R【メガバス】

Item Length Weight Type Hook Price(税別)
SHADING-X R 55 NEW 55mm 1/8oz. Suspend #10 × 2pcs 1,650円
SHADING-X R 62 62mm 3/16oz. Suspend #8 × 2pcs 1,700 円
SHADING-X R 75 NEW 75mm 1/4oz. Floating / Suspend #6 × 2pcs 1,750円

メガバス公式「SHADING-X R」の詳細ページはコチラ

陸っぱり×シャローエリアで欠かせない62&55。深場狙いでは75を使用します。

狩野的オススメの使い方

低水温期ということもあり、この時期はバスの動きが鈍く、エサを食べるタイミングを捉えることが大切です。ベイトも小型で「SHADING-X R」シリーズがジャストサイズ!

低水温期はフィーディングに入るタイミングはほんの僅か。

そのため、スローな釣りよりも効率良くフィーディングスポットを見極め巻き続けることで、バスと出会う確率を上げることができます。

早春のハードプラグBOX。とにかく“巻く”がテーマのラインナップ。

また、食性<リアクションが強くなる時期だけに、物に当てて使うことは基本線。根掛かり回避能力に長け、タフコンディション下に強いSHADING-X Rは唯一無二の存在です。

タックルについて

SHADING-X Rシリーズに合うタックルをご紹介します。

55,62、75共にスピニングでもベイトタックルでも使っています。使い分けとしては以下の通り。

近距離×手数重視→Brand New DESTROYER F2.1/2-611X KASUMI SIX ELEVEN

遠投・沖の地形変化→ Brand New DESTROYER F1.1/2-72XS Baby Plugging

主に使用するのは共にSHADING-X R 55と62です。

また、障害物やハードボトムに当てて行く釣りなので、障害物に入り込み過ぎないように、ギア比はローギアorハイギアを推奨します。

釣果UPにつながるワンポイントアドバイス

障害物やハードボトムを使って口を使わせることが多い釣りです。そして、バイトの大半が、物に当てた直後に集中します。僕は、物に当てたら止めてバイトを待つ間を作ることを意識しています。

バスの動きが鈍いこともあり、食わせの間を作ることでルアーに辿り着く間を与えることにも繋がります。

バスの目線から外さないよう、なるべくサスペンドを意識

また、根掛かりをなるべく避けられるよう、自重の軽い細軸フックに交換したり、スプリットリングの番手を小さくするなど、スローフローティング仕様にしていることも拘りの一つです。

根掛かりも少なからずあるので、大切なルアーをロストしないためにもルアーキャッチャーはお忘れなく!

カラーチョイスについて

水温が温かくなってくると次第に水に色が付き始めるのが特徴です。そのため、なるべくシルエットの出るカラーをセレクトすることが多いです。

また、ベイトフィッシュの色に寄せたり、冬眠から目覚めるザリガニの色に寄せたり、ベイトにマッチするカラーセレクトをすることも大切です。

オススメカラーは主に2つ。

GG MEGABASS KINKURO

SHADING-X R 55 / 75のみラインナップ

物に当てた時にベイトフィッシュがキラッと翻った時に演出するフラッシング効果と、水中でシルエットがハッキリするのが特徴。マッディ~ステインウォーターに強いが、オールラウンド。カラーセレクトに迷った時に使用します。

FA FIRE CRAW

ザリガニ意識もありますが、ステイン~やや濁りが入った時期に効くカラー。特に五三川で1日に複数回のバイトを得ることができました。

あくまで個人的なカラーセレクトになるので、参考程度に留めていただければと思いますが、大切なのは自分なりのカラー基準を作って、信じ込んで投げ切れるカラーを選ぶことも釣果に繋がる一つの要素と感じています。

野池と五三川での実釣レポート

前述したことを意識しながら、春を意識したバスをいち早くキャッチしたいと目論み、地元静岡の野池と五三川へ通っています。

狙いはシャローにフィーディングしてくるビッグバス。

ハードボトムや水中に絡む障害物に当てながらSHADING-X Rシリーズを巻いて野池と五三川で反応良好です!

ボトムに当てすぎないことも大切。1キャストで数回掠めるくらいが適度な感覚です。

(まだまだ水温が低くチャンスは多くはないけれど、チャンスが巡ってきやすい釣りです)

1m前後の水深にはSHADING-X R55。

1~2mの水深にはSHADING-X R62。

と使い分けています。

釣行の際の注意事項

最後に、五三川釣行の際の3つの注意事項を挙げたいと思います。

①遊漁承認証について

五三川で釣りする際には、遊漁承認証が必要です。現地で、漁協の方が回ってきてくれるため、その際購入しましょう!

(1日300円で購入。釣りをしていると監視員さんが回って来てくれます。)

②駐車場について

五三川では、アングラーズパークという名の釣り人専用駐車場が全域の各ポイントに数か所ありますのでご利用ください(一部有料)。

アングラーズパークができたことで、非常にアクセスしやすくなりました!

③フィールド保全について

釣り歩いていると気になるのが、釣りゴミです。

中には釣りに関係のないゴミもありますが、釣りゴミが原因で釣りに制限がかかることもありますので、できる範囲でゴミ拾いやごみを出さない努力をしていきましょう!!

最近は地元静岡のフィールド保全活動にも参加中。引き続き、微力ながらゴミ拾いなど励んで参ります

徐々に暖かくなるシーズンとなるので、バス釣りを存分に楽しんでいきましょう!

メガバス(Megabass)

1986年8月15日設立、静岡県浜松市を拠点とするルアーメーカー。デストロイヤーをはじめとする各ロッドシリーズ、各種バス、ソルトルアー、リールなど、あらゆるフィッシングタックルを輩出。 同社のCEO伊東由樹氏はアングラー、そしてルアー、ロッドデザイナーとしても有名で、同氏の手掛けるタックル&ルアーは実釣力の高さに加え、優れた機能美、造形美を放ち、国内外で高い評価を受けている。
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