狙うはロク超え!ガイド前田が“春”の琵琶湖タックルを解説
前田純(ガイド前田)(Maeda Jun) プロフィール
もう水の中は春?
みなさんどーも、ガイド前田です。ビシバシ釣っちゃってますか?
年々冬が暖かくなっているように感じるのは私だけでしょうか。水温も一昔前の琵琶湖ほど落ちることも少なく、雪や雨も少ない近年。異常気象と言うよりは、もう気候変動した感じですね。
そんな琵琶湖ですが、常連さんや契約メーカーさんには昨年の秋から「来年(2024年)の春はスイムジグがくるよ」ってお伝えしていた通り、スイムジグがキております。日々のガイドでは、5/8オンスをメインに3/8オンス、1/2オンス、3/4オンス、1オンスとウェイトを使い分けて使っています。
私のタックルはスーパーボーダーにSLP WORKS RYOGA(ガイド前田仕様)、モンスターブレイブZの18ポンドと、祐五(山田祐五)のアンエクスプロード 遊撃にSLP WORKSでハイパードライブデジギアをインストールしてハイパードライブデザイン化したRYOGA1016、モンスターブレイブZの18ポンドの2タックル。
使うジグはハイパーフットボールジグ、バンブルヘッド、ラピッズスイマー、モザイクジグを使い分けています。具体的には、ベースはハイパーフットボールジグを使用、ウィードが濃い場所や根掛かりするような場所を攻める時にはハイパーフットボールジグ以外って感じで使い分けています。
トレーラーのワームはスイングインパクトやバンブルシャッド、スターリングシャッドを使い分けています!
ジグの種類やジグの重さ、つけるトレーラーのワームの種類やサイズで動きが変わるので、狙う場所の水の色や水深など、波動を強く出したいとか、ロールを抑えたいとか、その時に出したい動きを出せるようにジグとトレーラーの組み合わせ見つけていくのもこの釣りの楽しみの1つ。
また、同じレンジでもジグの重さを変えて、巻くスピードを変えてやることで反応させることもできるので、ジグとトレーラーの組み合わせと合わせるとたくさんの組み合わせができます。その中から全てをマッチングさせることができた人にロク超えが来るって感じですね!
特に5/8オンス、3/4オンス、1オンスといった重たいウェイトのスイムジグ、通称へビスコ(ヘビースコーン)が効くことが多いのでお試しあれ。
あのパターンやこのパターンもそろそろご準備を
あと、春と言えば…!
そうです!ツワリパターンです!
とりあえず今の琵琶湖は、スイムジグとツワリパターンでなんとかなっちゃう感じです。モチロン、どちらもやりきる覚悟とやりきる根性は必要。
スイムジグとツワリパターン以外ではロングビルサスペンドミノーもお忘れなく。私はバリソンミノーロングビルとスティーズミノーDRとスティーズミノーEXDR、ワンテンR+3をそれぞれ水の色や水深、使い方で使い分けています。
具体的には、バリソンミノーロングビルにはボアコンストリクターにハイパードライブデザイン化したRYOGA、モンスターブレイブZの16ポンドでリーリングでストップ&ゴー。
スティーズミノーとワンテンにはハザードマスターにジリオンSV BOOST、モンスターブレイブZの14ポンドでトゥイッチングやリッピング、といった使い分け。
そして最もロク超えに近いのがブルシューター160やスライドスイマー250。特にブルシューター160を使ったフナの乗っ込みパターンはアタリも強烈。
私はヒュージカスタム81にTATULA300、モンスターブレイブZの25ポンドでやっています。
ちなみに、使い方はこちらのYouTube でご覧いただけます。
出典:YouTubeチャンネル「 DAIWA BASS【Ultimate BASS】」
ロク超えを狙って釣りたい人は、ハイリスクだけどハイリターンなこの釣りをしてみるのも良いかも!って感じで、しばらくは春の釣りが続きそうな琵琶湖。
みなさんも記録級を狙ってみてはいかがですか?
ではまた!