【神回決定!?】レオン加来匠の「尺メバル指南」
今週から気温が春めいてきましたね。
って事はもうすぐ本格的メバリングシーズン開幕ですよ。という事で、今回は普段はあまり積極的に語らない「尺メバルの釣り方」に関して。
レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール
ただ、これをまともにフィールド毎の特性や、使用ルアーやメソッドを語ろうとすると、とてつもない長文になりますので、今回は動画主体の原稿となります。したがって、どんな場所でどんな事をすれば尺アップが釣れるかのキモは、インクスTV内【レオンの深釣り堀】にて僕なりのレクチャーをいたしますので、しっかりと、何度も、ご視聴なさってください(笑)
尺メバルキャッチのケーススタディ
今回、誌面の方へは動画の内容に即して、灯り付き堤防・灯り無し堤防・テトラ帯・闇ゴロタ場・闇平磯・朝マヅメ・夕マヅメなど、さまざまなケースやロケーションでの過去釣果に、使用ルアーやメソッドを分かりやすくキャプションで添えていますので、ぜひ妄想逞しくしてご覧くださいませ^^
ドがつくほどスローな状況。水深4m。ミニマルでボトムチョンチョンの後、たっぷり15秒ほどのほっとけメソッドで食わせたギリ尺のシロメバル。
海岸道路のヘアピンカーブ頂点下にある潮あたりの良いシモリ岩へ、夕方明るいうちに入り山の稜線がギリギリ見えているライティングで食ってきた。水深40cmと激浅地帯+ポイントが遠く、ジグヘッドでは釣りづらいので、飛距離が出てかつスローにボトム直上を引ける「SPM75」を選択してのリトリーブの釣り。30cmを筆頭に20分ほどの地合いで5匹キャッチ。
岩場からから突き出た闇堤防根本から、潮が通る岩と岩の間狙い。明るいうちからポイントへ入り、暗くなった直後に食いが立った。距離があるのでジグヘッド+スプリットリグをキャストし、流れに乗せながらのリトリーブで30分間大型ばかり連発。
こちらも闇堤防。港内側水深10mバースの基礎に着いていた33センチの白メバル。4gの尺ヘッドによるボトムワインドでキャッチ。
港湾沿いのコンクリートタンカーバースのテーブル下奥へトッププラグを打ち込み、ジャッとダイブさせた後の放置に食ってきたギリ尺シロメバル。
水深10m。2.5gジグヘッドを使用して、ボトムのウイードエッジを舐めるようにリトリーブして引きずり出したアカメバル31センチ。
水深15m。潮が緩んだタイミングでSPM75を水深15mボトムへ送り込み、2mほどパンパンと跳ね上げてからのフォールに食ってきたクロメバルの30cm。
水深5m。先端テトラの根元に当てるように「ビーバイブ」を送り込み、リフト&フォールで食わせた痛快な一匹。
いつもは中型までのポイントだが、風の影響で良型が入っていた。この30cmを筆頭に「リッジ35S」を潜らせた後、風に乗せて流すメソッドで連発。
暗いうちからポイントへ入って、岬の馬の背の両脇でジギング。潮が上げるタイミングでかなり明るくなってから入れ食いモードに突入。尺サイズは一匹だけだったが、25センチアップばかり20匹ほどヒット。典型的なマヅメパターンであり、食いが渋い時間帯はリフト&フォール。食いが立ったらリトリーブで。
本流で大型のライズがあるが、巻いたら思うように食わない状況。そこでシンカーを削ってサブサーフェイスチューンを施した「ミニマル」を使い、全く巻かずに潮に乗せて平行に流すだけのメソッドで仕留めた、自身クロメバルでは瀬戸内堤防からの記録サイズとなる33センチ。「巻かない釣り」を完全開眼させてくれた思い出深い一匹。ちなみに同じレーンで巻いたら20センチ前後しか釣れなかったことを付け加えておきたい。
…というところで。これまでに僕がキャッチしてきた尺メバルの、シチュエーションや釣り方などを列挙してみました。
さて、今回ご紹介した動画は前編です。次回は後編へと続きますので、お楽しみに。