日があるうちは縦の釣り。日が暮れれば横の釣り。リアクションバイトを引き出すか、リトリーブで食わせるか…。ヒロセマンがメバリングで基本的なところだけれど大事なポイントを解説!
その実釣動画がこちら!
適切なロッドセレクトを!
冒頭の通り、デイ&ナイトでそれぞれメバルを攻略してくれたヒロセマン。今回は最新アイテムのジグヘッド「ロックライバー・ゲキサスヘッド」とワームに「バイオベイト・アイテール2インチ」の組み合わせで実釣。
デイではゲキサスヘッドのダートタイプを、ナイトゲームではスイムタイプをメインに使って、限りなく生エサに近いバイオベイトの集魚効果を最大限に引き出した。
そしてもうひとつカギになったのがロッドセレクト。ヒロセマンが用いたのはロックライバー5Gのライトゲームモデル。
ロックライバー5Gにはメバリングを主眼においたライトゲームモデルと、キジハタなどをメインターゲットに据えたハードロックモデルに大別される。
当然今回はメバリング。ということでライトゲームモデルを使用したヒロセマン。ただ、そのライトゲームモデルの中でも動かす釣りか巻く釣りかで機種を使い分けていた。
今回はそんなところをご紹介!
感度とアクションレスポンスを求めて
まず、デイゲームで使用していたのがRVL5-T732UL。
まず簡単にロックライバー5Gを含む「5G」仕様をおさらい。ブランクスのメインマテリアルにトレカT1100Gカーボンを採用。そして独自のR360構造で仕上げている。R360について改めて簡単に説明すると、カーボン繊維の向きを「ストレート(縦)」「サイド(横)」「フェード(右斜め)」「ドロー(左斜め)」と、ブランク自体を多軸方向のカーボンシートで構成する製法。
ブランクス外層のカーボンテープ補強とは異なり、ブランクス自体が多軸方向のカーボンシートで組まれる。そしてブランクセクションごとに、最適化したセッティングにできるために無駄がなく、抜群の感度とブレ・ネジレに対する強さ、高い復元力をもったブランクスとなる。
トレカT1100GとR360構造の「5G」仕様はそもそもが軽く・高感度・高耐久。その中でもRVL5-T732ULはT=チューブラーティップを採用することでよりアクションに対するレスポンスがイイですし、瞬間的なバイトを掛けていくにも好適。
実際のところ、ダートさせてメバルに見せフォールで食わせるような釣りをデイでは軸にしていたヒロセマンだが、キレ味鋭いダートを繰り出すとともにフォールバイトを的確に拾ってフッキングに持ち込んだ。
実釣動画もぜひご覧頂きたい。しっかりとメバルを抜き上げ、鋭敏なティップと細いブランクスながらバットパワーとバラし難さを持ち合わせている。
PRICE | 全長 | 自重 | ルアー | ライン | PEライン | アクション |
---|---|---|---|---|---|---|
¥26,000 (税込 ¥28,600) |
7’3”ft | 70g | 0.4-5g | 1-5lb | 0.1-0.6号 | F |
またリールにはPE(+フロロリーダーの組み合わせ)。ヒロセマンは弾丸ブレイド・ライトゲーム専用0.3号をメインラインとして用いたが、バイト感度やフッキングではやはりPEラインの低伸度・高感度が向く。
ジグ単リトリーブならソリッド
一方、ナイトゲームで展開したリトリーブの横の釣りではRVL5-S762ULを使用。S=ソリッドを表し、非常に繊細なロッドティップを持つ。
デイゲームも成立するとはいえ、やはり釣りやすさの面からいえばナイトゲームとなるだけに、メバリングのジグ単リトリーブならメイン機種となるモデルといえるだろう。
フォールバイトのコンッというバイトに即アワセする感じとは異なり、リトリーブの釣りではアワせるんだけど乗せる、そんなフッキングになる。
その際に非常にしなやかなソリッドティップがバイトを弾かずにフッキングに持ち込んでくれる。
こちらもバットパワーは十分。この日最大クラスの一尾は、バイト直後に潜られかけたがしっかりと根から剥がしてキャッチしたものだった。
なお、リトリーブの釣りではクッション性と根ヅレにも強いフロロカーボンを使用。ヒロセマンが巻いていたのは弾丸ライトゲームFCフロロカーボンの4lb。
PRICE | 全長 | 自重 | ルアー | ライン | PEライン | アクション |
---|---|---|---|---|---|---|
¥26,600 (税込 ¥29,260) |
7’6”ft | 70g | 0.4-5g | 1-5lb | 0.1-0.6号 | EX.F |
ハイスペックだからこそ適材適所
全体としてとにかくハイスペックな5G。ガイドはKフレーム SiC-Sリングでキャストフィールもよいし、正直なところこの軽さと感度でこの価格は優秀過ぎる。
ハイスペックをベースにしながらも適材適所でロッドをセレクトしていけば、さらに楽しく釣果も伸びる。
ちなみに、ライトゲームモデルのもう1機種「RVL5-T782L」はチューブラーでやや張りを持たせた少し長めのレングス。こちらはメタルジグやプラグの遠投や磯メバリング、重めのジグヘッドをボトムワインドで誘う…なんて時に重宝するモデル。
いずれにしても満足いくロッドとなっているので、ご自身のフィールド・釣り方に合う1本をチェックしてみては? もちろんキジハタやオオモンハタなどさらにパワフルなロックフィッシュLOVERなら、ハードロックゲームモデルがオススメだ。
メジャークラフト公式「ロックライバー5G」詳細ページはこちら