YES! メバリング
人気ライトSWターゲットのひとつメバル。
くりくりのカワイイ目に似つかわしくない瞬発力のある初速は、釣って楽しい。食べてもオイシイ。
今ではすっかり日中メバリングも当たり前になったけれど、昔はメバルはナイトゲームで…という時代も。
ナイトだけでなくデイゲームの楽しみ方を広げた立役者の一人といえるのがヒロセマン。
そんなヒロセマンが気になるNEWアイテムを引っ提げて、デイもナイトもメバリング! その時間帯による攻略ワンポイントなどを色々と聞いてきた。近日動画も公開しますのでお楽しみに!
日中メバリングはダートでリアクション
デイもナイトも…ということなんだけど、今回はデイゲームでの攻略ワンポイントをお届けしたい。
デイゲームでも楽しめるとはいえ、基本的には夜行性だけにどちらかといえば積極的にエサを追うのは日が暗くなってから。なので、デイではリアクションバイトを誘発するアクションを、ストラクチャー際などで行っていくのが吉。
ということでヒロセマンが取りだしたデイ攻略リグは「ロックライバー・ゲキサスヘッド」&「バイオベイト・アイテール2inch」。
いわゆるジグヘッド&ワームとなるが、ゲキサスヘッドにはSWIM(スイム)とDART(ダート)の2タイプがあり、ヒロセマンはダートをセレクト。
つまり、ラウンド形状のスイムより、その名の通りダート性能に優れた先端の鋭い形状で動かしてフォールで食わせる狙い。
バイオベイト・アイテールはまだ発売されてから間もないアイテムではあるものの、その生エサに迫る釣れっぷりで人気を呼んでいる。
なんと約70パーセントが水分でできており、マテリアルには旨味成分(グルタミン酸ナトリウム)を大量に含む。海中でその旨味成分が拡散し集魚効果が長続き。まさに生エサに近づいた究極の濃縮生ワームであり、生分解性でもあるので環境にも優しい。
デイメバルでは地形や潮の流れという要素ももちろん大事になってはくるんだけれど、エサとなる小さな魚の存在の有無も大事。リアクションを軸に狙っていくけれど、そこにバイトベイト・アイテールで食性に訴えかけることもできるので、非常にストロングな組み合わせだといえる。
縦の釣りをキワで
さて、ヒロセマンは岸壁際など縦ストラクチャーのキワや橋のシェードを狙って、ロッドをチョンチョンとあおってフォールを繰り返す。チョンチョンで引き付けて、フォールで食わせるイメージだそうで、特に上から落ちてくるものへの反応がよいメバルに対してデイゲームでは特に効果的なんだとか。
そんなダートからフォールで食わす釣りでは、ゲキサスヘッドの利点がもうひとつあって、それがその名の通り「ゲキサス」フックを採用している点。
ゲキサスはメジャークラフト独自のフッ素コーティングされたフックで、日本の職人が作り上げた代物。非常に刺さりがよく、かつ形状もややオープンゲイプにすることにより初期掛かりがよい。鋭く刺さるゲキサスが、この形状とマッチ。
実釣日はハッキリいってかなりの強風。決して状況がよいとはいえない中、ダートアクションをまじえながらも確実にメバルやゲストを釣っていったヒロセマン。
動かす釣りならそのためのジグヘッドであるダートタイプを。そこに強烈な集魚効果を持つバイオベイト・アイテールでキャッチに至ったのである。
攻略ワンポイント
攻略ワンポイントも挙げてくれたヒロセマン。
まずはいきなり沈め過ぎないことも意識した方がよいという。
キワへ落としていく際に、最初は少し沈めたところで誘う。そこでバイトがなければまた少し落として誘う。それでもだめならボトム周辺へ…と上から誘うことで、不用意にメバルのレンジをこちらか下げずに済むそうだ。効率的に釣っていくにも覚えておきたいポイントだ。
ダートさせて止める、ベールを返すと同時に竿を上に上げてラインを出す。出たライン分を再度竿を下げながら送り込んでいく。この時にジグヘッドが沈むのに合わせて竿も追従して下げることでバイトを引き出しやすいそうだ。
また、その日のレンジが明らかにボトム周辺というなら話は別だが、そうでないなら釣りに支障が出ない範囲で軽いジグヘッドを使うとフォール時間が長く稼げて効果的な場合が多いそうだ! いきなり重め、いきなりボトムはチャンスを自ら手放すことになってしまうので要注意! ゲキサスヘッドはウエイトバリエーションも豊富で細かく刻んである。フォールスピードの調整や釣りやすさからも、多めに種類があった方がグッド。
また、釣れないな…と感じたらカラーローテーションを入れてみよう。ルアーのカラーが変わることで急にバイトが増えることも。
逆にエサ取りが多い時もしかり。実は撮影では、最初はセオリー通りにデイでの視認性の高さを考慮して「チャート」から入ったが、カワハギなどにワームを取られることも多かった。そこで「バチ」にカラー変更すると一発! また結構スレやすいのもメバルの特徴であるから、これまたカラーは複数種類あった方がよい。
そして、それでもダメならテンポよく場所移動。他のポイントを回って、再び最初に釣っていたポイントに戻ってみると食い気がある場合も多いとか。場所を少し休ませる、変えてみるというのもポイント。
また、ロッドセレクトも重要。ヒロセマンが使用したのはロックフィッシュ専用「ロックライバー5G」。
とにかく軽さと感度が際立つ5Gだが、ロックライバーには大きく分けて今回使用したメバルなどに適するライトゲームモデルと、キジハタ(アコウ)などを対象としたハードロックゲームモデルにカテゴライズされる。
そのライトゲームモデルの中からヒロセマンはデイではチューブラーティップモデルを、ナイトゲームではソリッドティップモデルを使用。このあたりの使いどころはまた改めてご紹介したい。
そうこうしていると日が暮れて…。
続きとなるナイトゲームの横の釣り、リトリーブの釣りについては次回お届けします!
使用アイテム
今回紹介したデイゲームで活躍したルアーは以下の通り。
#1 バチ
#2 アミエビ
#3 イワシ
#4 ピンク
#5 チャートレモン
#6 キウィ
#7 湾奥グリーン
#8 ホワイトシルバー
サイズ | カラー | 入数 | 価格 |
2インチ | 8色 | 8本入 | ¥700(税込¥770) |
メジャークラフト公式「バイオベイト アイテール」詳細ページはこちら
アイテム | ウエイト | フック | 入数 | 価格 |
ロックライバー・ゲキサスヘッドSWIM | 0.6g/0.8/1g/1.25g/1.5g/1.75g/2g/2.5g/3g | ゲキサスフック #6 | 5個入り | ¥380(税込¥418) |
ロックライバー・ゲキサスヘッドDART | 0.6g/0.8/1g/1.25g/1.5g/1.75g/2g/2.5g/3g | ゲキサスフック #6 | 5個入り | ¥380(税込¥418) |
ロックライバー・ゲキサスヘッドSWIM・オトク | 0.6g/0.8/1g/1.25g/1.5g/1.75g/2g/2.5g/3g | ゲキサスフック #6 | 20個入 | ¥1,000(税込¥1,100) |
メジャークラフト公式「ゲキサスヘッド」詳細ページはこちら