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もう見ましたか? グラスルーツのシャロークランク「ランビット」のアクション

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盛況のうちに閉幕した「釣りフェスティバル」に初出展となったGRASSROOTS(グラスルーツ)。記者もブースで撮影したが、来場者とスタッフの会話の中で「直接アイテムに触れるし、色々話を聞けるから来た」という声も多く聞こえてきた。

第一弾ロッド「エンゲージナイヴス」、井佐知之氏が手がけるスイムベイト「ランナバウト210F」、シャロークランク「ランビット」が2024年リリース決定。さらに加速するグラスルーツの動向には今後も注目だ。

さて、今回はその中から「ランビット」を、簡単にではあるがご紹介したい。

ランビット

ルアーデザイナーの井佐知之氏が手にするのがランビット。ターコイズブルーのアイはグラスルーツ製ルアーの特徴だ。

〝井佐知之〟でこの形状。井佐氏の個人ブランドMB(モンキーブレインベイツ)のDAT(ダット)が思い浮かんだファンもいるかもしれない。

ランビットは、このダットをベースに開発が進んだ経緯があるそうだ。もちろんバルサ製クランクのダットとABSのランビットだけに、当然細かな調整を施している。

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ちなみに、DATは脱兎を意味する。そしてランビットは走るウサギを意味する。どちらもウサギつながりなのが遊び心ですよね(笑)。

△ランビットはABS製クランクベイトとなる

△こちらがMBのDAT。バルサ製クランクだ

ロール・ウォブル・明滅。そのアクションをぜひ!

少し細長いシルエットに見えるランビット。

ABSとなるので、わずかだがDATと比較し厚みを増し浮力を稼ぐ。レンジとしては一般的なシャローレンジをカバーできる最大1.5m潜行となっているそうだ。

そしてリップは基盤リップとなっているためキレがよく、アクションレスポンスが高い。ロールが強いのだが、しっかりとテールを振りながらウォブルが入るのが特徴。このアクションは明滅効果ももたらし、バスにアピールする。

ハイレスポンスでハイピッチ。井佐氏の話を聞く限りではそんなイメージ。かつ全体としてみれば小粒ボディといえるランビット。個人的には春の濁りが入ったシャローで使ってみたいなぁ…なんてことを思いながら話に耳を傾けていました。

実際のアクションが見てみたい。そんなことを思っていたところ…釣りフェス明けに井佐氏のSNSにこんな投稿が。

見ましたか? 確かにルックスはシャッドライクでアクションはしっかりクランクベイト!

リップではなくボディによる水押しを重視

釣りフェスで井佐氏が話していましたが、小さめのリップでアクションを効率的に発生させ、リップによる水押しではなくボディによる水押しを重視しているのだという。コンパクトボディも相まって、非常に食わせ要素が強そう。そして先にも述べたようにしっかりテールがウォブルして水をかく。クランクベイト本来の要素をしっかり持ってバスを呼ぶ。

発売は春を予定しているそうだ。コレは…確かに春までには欲しい(笑)!

また改めて井佐氏のコダワリを直撃してきた内容はお届けします! とりあえず今は「春のランビットを覚えておくべし」というところ。

GRASSROOTS(グラスルーツ)

GRASSROOTSとはUSのスラングで人から人に伝わる文化やコミュニティーを指す言葉。釣りとは親から子へ、友から友へ、世代や国境の垣根すら越えて継承され、育まれてきた長い歴史を持つ文化。創り出されるフィッシングタックルが様々なアングラーに伝わり、愛され続け、そして釣りの文化を継承する輪廻の一部になって欲しい。GRASSROOTSの社名にはそんな願いが込められている。実釣性能は勿論のこと、機能美を纏ったディテールを持つフィッシングタックルを今まさに世に放とうとしている新進気鋭の注目メーカー
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