新進気鋭のタックルメーカー「GRASSROOTS(グラスルーツ)」が第一弾バスロッド「エンゲージ ナイヴス」を発表したのも束の間、2024年はNEWルアーも同時に発表!
盛況だった「釣りフェスティバル2024」ではエンゲージ ナイヴスとともにNEWルアーへの注目度も非常に高かった。実際にグラスルーツブースに足を運び、その目でじっくりと見てきた方も多かったのではないだろうか?
今回は2024NEWルアーのうち、通称ツーテンと呼ばれる「ランナバウト210F」をピックアップ。今回はその基本情報を簡単にまとめていきたい。
ランナバウト210F
Length | Weight | Type |
210mm | 2oz(56g)class | floating |
ランナバウト210Fは、沢村幸弘氏の「210mmの3フッカーが欲しい」の言葉から始まったという。そのあたりのバックボーンについては、釣りフェス開幕直前に配信した以下の記事もご覧頂きたい。
オールラウンダースイムベイト
210mmのスイムベイト。このサイズのスイムベイトとなると、ちょっと難しそう…と敬遠するアングラーがいるかもしれないが、スペックをよく見てほしい。実は2ozクラス。全長こそあるがスキニーなボディで、キャスト時のコントロールはしやすい。
まず誰もが扱いやすいスイムベイトであるのが特徴で、さらにどこででも扱いやすいスイムベイトでもある。
というのも、ランナバウトは拡張性・カスタマイズ性を持つ。これひとつで、トップも、シャローも、3mレンジも攻略でき、さらにブレードまで…。早速、心躍るランナバウト210Fの詳細を見ていこう。
ダイビングリップが付属
ランナバウト210Fは、販売時にはダイビングリップが付属される。このダイビングリップを装着すれば3mダイバーに。
つまりノーマルリップはシャローをデッドウォークやタダ巻きなどでアプローチでき、ダイビングリップに付け替えればよりタイトでナチュラルなアクションとなる。
ダイビングリップを装着すればリザーバーやナチュラルレイクにてクランキングで攻めることも可能となる。また、リップレスにすれば当然トップウォータールアーとして機能する。
つまり0~3mまでを幅広いアクションで狙うことができる、まさにオールラウンドなスイムベイトとなっている。
カスタムブレードでさらなる拡張性
のみならず、もうひとつ付属品がある。それがカスタムブレード。
このカスタムブレードが優れモノで、装着しデッドウォークで誘えばフラッシングを伴う。またブレードを装着してのタダ巻きでは、ブレードとの接触音でバスを呼ぶ。
特にトップウォーターでこのカスタムブレードを装着してアプローチすると、バスをコールアップする不思議な力を秘めているそうだ。
ちなみに、面白いのが全8色のうち2色は、トップでカスタムブレードを装着した状態で使うことを強く意識した仕様となっていること。
トップウォーターウエイトあり
具体的にはラスティマットアユGとブリーチシャッドGの2色で、この2色に関してはその他のモデルと比較し約4.5g軽いウエイトとなっている。
ライブマットアユG
カリフォルニアレインボーGN
マットホイルシャッドH
ストレイマレットN
ビジブルシャッドG
イエローキャスパーN
ラスティマットアユG
ブリーチシャッドG
選べる可動域
そして、第一弾ルアー「グランドエッジ190SF」と同様にジョイント部の可動域を「フレキシブルモード」と「タイトモード」いずれかに設定できる。可動域の広いフレキシブルモードはタダ巻きやデッドウォークに好適であり、タイトモードにし可動域を狭くするとタダ巻きではややロールに振ることができ、ビッグミノーのような操作感になる。
遊び心を感じさせる
トップ・シャロー・3mダイバー。レンジだけでみてもワクワクするが、さらにカスタムブレードによるフラッシングや接触音、そして2つのモード…。
釣りフェスでも井佐氏に特徴を解説してもらったのですが、いやはや、何よりこう…「動かしてみたい!試してみたい」という気にさせられる、実用性のみならず遊び心に溢れたスイムベイトに感じた次第。
深い解説を続ける井佐さんの話半分で、「トップでブレード、それもトップウォーターウエイトはありだなぁ…。〝最初買うならどっちの色かな〟」と、そんなことを思っていたのはココだけの話。
でも、大事なことは聞いてきました。気になる発売予定ですが「春!」とのことでしたのでまた続報入り次第お届けします。