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【オリジナルカーボンリールシート搭載】さらなる高強度&高感度化を実現!オリムピック「24 フィネッツァ・プロトタイプ」情報公開

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オリムピックのメバリングロッドと言えば“フィネッツァシリーズ”。

使い手・釣り方に幅広く対応する豊富なモデルが揃う中、オリジナルモデルであるフィネッツァの上位機種である「フィネッツァ・プロトタイプ」。2017年に現行モデルが登場。“トレカT1100G”、“クワトログラファイトクロスXX”を纏った究極のブランクスは超軽量ながら、超パワフルで数々のメバルアングラーの心を鷲掴みにしてきました。

登場から7年。素材や技術も進化すれば、メバリングのスタイルも大きく変わる中、遂に今年2024年…「フィネッツァ・プロトタイプ」がリニューアルとなります。

24 フィネッツァ・プロトタイプ【オリムピック】

2024年夏頃発売予定

オリムピックの最新技術を身に纏いフィネッツァ・プロトタイプがモデルチェンジ「24 フィネッツァ・プロトタイプ」。全モデルにオリジナルカーボンリールシートが搭載されてブラッシュアップ。さらに長尺のソリッドティップモデルにはトレカ®T1100Gを使用した新開発の“ハードソリッドティッププラス”も採用。現代の素材をふんだんに使用し、軽量かつパワフルなブランクスを引き継ぎつつ、より高強度&高感度化を実現。

ハイエンドに迫るハイスペック仕様に。

オリムピック公式「24 フィネッツァ・プロトタイプ」詳細ページはこちら

オリジナルカーボンリールシートを新採用(OP-01/OP-02)

24 フィネッツァ・プロトタイプ」の最も注目すべきポイントは、オリジナルカーボンリールシートが新採用になっているトコロ。“722L-S”、“722L-T”には“OP-01”が採用され、“782LML-HS+”と“842ML-T”には今年発表となった“OP-02”という、2タイプのリールシートが、用途やスタイルに応じて採用となっています。

両リールシートは主に形状違いであり、主な特長は同様。

熱可塑性カーボン“トレカ®短繊維強化ナイロン樹脂PA610”の採用で軽量化、剛性、感度に優れ、さらにカーボン30%含有によって高強度&高弾性といった特長も秘めています。また、PA610ポリマーのうち60%が植物由来のため、持続可能な開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)に配慮した材質でもあります。

OP-01

“OP-01”は手のひらの懐にフィットするラウンドバック形状で、力まず包み込むようなホールド感を実現しています。また、大胆に肉抜きされた形状は、ブランクタッチしやすく、感度アップと軽量化にも大きく貢献。

OP-02

“OP-02”は、ワンフィンガーからフォーフィンガーまで、全ての握り方に高次元で対応する自由度の高いグリップ形状で、ライトゲームからパワーゲームまで幅広く適応するオールラウンドモデル。

オリジナルカーボンリールシート(OP-01/OP-02)のより詳しい情報はこちら

高感度&高強度の極み
新開発のティップ「ハードソリッドティッププラス」も搭載

次に注目していただきたい魅力は“782LML-HS+”にだけ、トレカ®T1100Gを使用した新開発の“ハードソリッドティッププラス”が搭載されています。これは従来のハードソリッドティップよりさらに軽く、強度と張りもあって高感度なのが特長。

より詳しい情報はこちら

軽量かつパワフルなブランクスは継承

軽量かつパワフルなブランクスはシッカリ継承されつつ、より高強度&高感度仕様に。メイン素材に前作同様東レが誇る最高強度素材“トレカ®T1100G”が採用されており、航空・宇宙、ハイエンドスポーツ用品といった分野で要求される、極限性能を実現する、引張強度と耐衝撃性を両立させたマトリクス樹脂技術“ナノアロイル技術”と組み合わされ、ふんだんに使用。

最軽量4軸カーボンを使用

前作は“クワトログラファイトクロスXX”と“スーパークワトログラファイトクロス”の採用でしたが、今回はメインブランクスの上に最軽量の4軸カーボンである“スーパークワトログラファイトクロスLV”が施されています。こちらは数あるオリムピック独自の4軸カーボン内で最軽量な素材で、運動エネルギー効果を落とさず、23%の軽量化を実現。タイトな軽量化が求められる場合、細径への使用に効果を発揮する素材になります。

“G-MAPS製法(PAT.)”も合わさることで、トータル的にブレの少ない軽量かつ高強度なブランクスに完成しています。

高感度の証!O.S.Sも採用

ここまでお伝えさせていただいた内容で、高感度ということは充分お分かりいただいたと思いますが、その証とも言える“O.S.S”も前作と同様に採用。

こちらは、数値化された感度の基準をクリアした簡単に言うと“高感度の証”のようなモノで、採用されているということは高感度で間違いないということ。

他にも細かいコダワリが色々

ここまでお伝えさせていただいた内容が大きな魅力ではありますが、他にもコダワリが色々。引き続き解説していきたいと思います。

ガイド

軽量なチタンフレーム・トルザイトリングガイド(トップガイドのみSiCリング)を採用。ロッドの持ち重りを軽減。

グリップ

高強度・耐食性に優れるEVAのセパレートグリップを採用。グリップ部を最小限に留め軽量化、操作性がアップ。

ジョイント

ジョイントは高精度なスピゴットフェルール(印籠継)を採用し、スムースなベンディングカーブを実現。

全4機種展開

では、最後にラインナップを紹介。

24 フィネッツァ・プロトタイプ」は全4機種展開となっています。これらが様々な状況やメソッドに幅広く対応してくれます。

24GFINPS-722L-S〈ソリッドティップ〉

ジグ単によるリフト&フォールを主体とした縦の釣りを得意とするモデル。食い込みの良いしなやかなソリッドティップにより、小さなバイトも弾かず乗せることが可能。また、引き抵抗の少ない極小のシンキングペンシルなどにもオススメ。

GRIP TYPE A

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Lure
(g)
Line
(lb)/PE(号)
Price
(JPY)
2.18 L Fast 112.0 0.7 2 0.5-6 2-4/0.15-0.6 49,000
24GFINPS-722L-T

ジグ単や小型プラグによる横の釣りを得意とするモデル。操作性の高いチューブラーティップで、シリーズ随一のオールラウンダー。1本で何でもこなしたい方や、積極的に掛けにいく釣りを得意とするアングラーにオススメ。

GRIP TYPE A

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Lure
(g)
Line
(lb)/PE(号)
Price
(JPY)
2.18 L Fast 112.0 1.0 2 0.6-8 2-4/0.15-0.6 49,000
24GFINPS-782LML-HS+〈ハードソリッドティッププラス〉

“ハードソリッドティッププラス”を搭載。

“掛け”と“乗せ”の両立を意識したモデル。キャロやスプリットを得意とし、高弾性カーボンソリッドティップのレスポンスを活かして緩急をつけたリグ操作が可能。汎用性も高いため、少し重めのジグ単の釣りにもマッチします。

GRIP TYPE B

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Lure
(g)
Line
(lb)/PE(号)
Price
(JPY)
2.34 LML Regular-Fast 119.7 0.7 2 1-10 2-6/0.2-0.8 50,000
24GFINPS-842ML-T

ロングレングスを活かし、磯やゴロタ浜で重めのジグヘッド、キャロやフロートで沖を攻略するための遠投モデル。ブレイクやしもりに潜む大型個体を獲れるバットパワーと、小さなバイトも逃さない繊細なティップを併せ持ちます。

GRIP TYPE B

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Lure
(g)
Line
(lb)/PE(号)
Price
(JPY)
2.54 ML Regular-Fast 129.8 1.2 2 3-15 2-6/0.3-0.8 51,000

7年ぶりにリニューアル。

24 フィネッツァ・プロトタイプ」という名で今後のメバリングシーンを大きく切り開くハズ。こちらも発売がカナリ待ち遠しいです。

関連動画もぜひチェック

出典:YouTubeチャンネル「OLYMPIC TV」

オリムピック(OLYMPIC)

ブランクス性能と品質に徹底的にこだわった老舗「ロッド」メーカー。和歌山県すさみ町に4000坪という広大な工場を有し、あらゆるジャンルのロッドを生産、販売している。
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