【デカいけど弱いが効果的】ストライクゾーンの狭い冬バス攻略方
こんにちは! 水野浩聡です。
早くも2023年が終わろうとしていますね。
毎年あっという間…ということをこの時期に言っていることではありますが、30代も後半になってくると、ホントに年々一時間が、一日が、一年があっという間に感じられ、好きなバスフィッシングをメインに、釣りを仕事として連日活動させていただけている今の環境に非常にありがたみを感じます。それが、年々重く感じることが多いですね。
今年も、フィールドに身を置く時間をとにかく減らさないように…というか、本心は毎日釣りしてたい!と思っている中で、時間の許す限り、フィールドで時間を使うことが多かった一年。
その中で情報発信したり、少しでも皆さんに楽しんでもらえるような釣りを紹介させてもらったり、また今年はフィールドでの釣り大会などを主催させていただき、皆さんと現場で時間と情報を共有する機会を設けさせてもらい、釣りの本質をしっかり持った活動をこれから続けていくきっかけとなった一年でもありました。
僕以上に、普段熱心に釣りをされているアングラーさんの多さを肌で感じることができ、こういう楽しくて有意義な時間を過ごせたことはホントに良かったなと思うので、引き続き来年も取り組んでいきたいなと思っています。
冬はストライクゾーンが狭い
さて、そんな年末のタイミングですが、僕も大晦日にかけては連日フィールドに出撃しているところで、岐阜県の大江川や五三川といったメジャー場をランガン中。
ガッツリと寒波が入った後は、天候の変化というかメリハリがあまりない周期で、そういった変化を使ってフィーディングに入るバスを釣るとなると、条件や場所、タイミング、ルアーセレクトがよりシビアになります。
朝から夕方まで風も吹かず、ポカポカな日中があったりするので、夕方の16時以降の日没間際のタイミングが唯一とも呼べるチャンスタイムとなっていて、その時に、どこで、どんなモノを投げるか?これが一つでも満たしていないとノーチャンスでゴールデンタイムが終わってしまう…という日が多く、針の穴に糸を通すような、そんなストライクゾーンの狭さが、こういう安定周期の冬のバス釣り。
そんな冬に効果バツグンなのが…
そんな狭いストライクゾーンを射抜くのに、最近のベストマッチなルアーが、ほぼ動かないビッグベイトの「クルーバー SF」。
Name | Length | Weight | Type | Hook | Price(税込) |
---|---|---|---|---|---|
クルーバー SF | 180mm | 40g | Slow Floating | ST36MF#2(オリジナルフェザーフック) | ¥4,620 |
ジャッカル公式「クルーバーSF」の詳細ページはコチラ
ゆっくりゆっくり巻いて、浮いたバスの目線や目線上をルアーの存在感とユラユラと揺れるだけの弱い動きで誘うこのルアー。
風もなく穏やかな夕方などが良い投入場面で、たいていそんな時は、強く首を振るタイプのルアーやアラバマ系、動きの強いスイムベイトなどが効きにくいことが多く、「クルーバー SF」のような、デカいけど弱いモノが効果的になることが実はしばしばあるんですね。
そういった意味では、この「クルーバー SF」は他にはないルアーで、今週は大江川でこの釣りで連日釣果が!
元々は、フルサイズのジャークベイトをゆっくり巻くところから開発がスタートしたこのルアー。
ちょうど一年前くらいに発売したわけですが、低水温期に浮くバスを狩るための武器なので、むしろ今が投入するベストタイミングです。
ちょっとニッチなルアーではありますが、コレだから釣れる場面が確実に存在しますので、ぜひ冬のフィールド状況で強い釣りの効果が薄れるような場面で投入していただけたらと思います。
なお、この「クルーバー SF」はスローフローティング仕様の設計ですが、この時期の使用時は、腹部にウェイトを貼って、ジャストサスペンドかデッドスローフローティング状態で巻いてます。
あとは、フロロラインの比重を使って潜航レンジも調整していけますので、より深いところに到達させたいのであれば、20ポンドなどの太めのフロロラインの使用もアリです。
僕のYouTubeチャンネル「水の旅」の一年くらい前の動画でも、使い方などを紹介しているものが何個かありますので、ぜひご参考までにどうぞ!
ということで、水野は12/31の最後の最後までみっちり釣り込んで2024年を迎えようと思います。まあ、毎年のことなんですがね(笑)
今年も一年、お世話になりました皆様、本当にありがとうございました!
良いお年を迎えてくださいね!
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