釣り人にとっての夢の国こと、“釣具屋さん”。もしくは、つい金銭感覚を失って買いすぎてしまうが故、“魔境”なんて呼ぶ方もいるかもしれませんね。
そんな、釣り人のだれもがお世話になっているであろう釣具屋さんなわけですが、日本以外の釣具屋さんってどんな感じなんだろう…って気になったりしませんか?
ということで、今回は、台湾の人気の釣具店ETUOHグループの「魚拓釣具店」へ行った時のことについてお話をできたらと思います。
あっ、申し遅れましたがワタクシ、ルアーニュース編集部のはらせと申します。
はらせ(Harase) プロフィール
行ってきたのは台湾の南部、高雄にある「魚拓釣具巨蛋店」!もちろん撮影は事前に許可をいただいているのでご安心ください。
高雄といえば、観光地としての魅力はもちろんですが、バラマンディの釣り堀やピーコックバスが釣れる蓮池潭など、釣り人から見ても人気のエリア! ソルトもGTやクイーンフィッシュなどショアから狙えるなど、かなり激アツな場所でもあるんです!
アレ?ここは日本の釣具屋さん…?
まずはババーンっとこちらをご覧ください。
アレ?どれも見覚えのあるパッケージやルアーたち…ここは日本の釣具屋さんなのか…?
いいえ、ちゃんと台湾の高雄にある釣具屋さんですよ。もちろん「魚拓釣具店」さんは由緒正しい台湾の企業のお店で、日本の釣具屋さんの系列店と言うワケでもありません。
ちなみにルアー以外もショーケース内にはシマノやダイワなどのリールがずらりと並んでおりました。
ちなみに気になるお値段ですが、日本円で計算してもほぼ同じ価格帯でした。
バス用からショアソルト、オフショアなど日本でもおなじみの人気機種が並んでおりました。
個人的に少し面白いなぁ~と感じたのはルアーの陳列の方法。日本だとその釣りのジャンルごとにバス用やシーバス用、サーフ用などが並んでいるかと思いますが、こちらではミノーやペンシルなどルアーの種類で分けられているということ。
ちなみに、日本ではなかなか入手が難しいメガバスの「カゲロウ」シリーズも並んでいました!
聞いたところ台湾もシーバスは生息していますが、日本ほど魚影も濃くなく、ブラックバスも釣れるエリアも限られているので、シーバス用やバス用など明確に区別されていないのだそう。
こちらの「ファングオプス」シリーズは海外限定のモデルで日本では一部店舗のみの取り扱い
今回、私がメインで使用していたDUOの怪魚用シリーズ「FANG O.P.S(ファングオプス)」も店頭に並んでいました!台湾ではバラマンディ用で人気なのだそう。
釣果写真も飾られており、ティラピアやピーコックバスがメインとなっていました。
そのほかにもライトゲーム用のワームやエギ、タチウオテンヤなども展開。台湾でもタチウオやアオリイカは人気のターゲットなのだそう。
ちなみに「魚拓釣具店」さんのプライベートブランド「HEARTY RISE」も展開されています!
ジグやフック、アパレル系も並んでおりました!
ちなみに、ジグはフックなしで80gで台湾ドル95$(日本円で430円ほど)。かなりお買い得!
購入したジグでのSLJもしてきたので、その内容もまた別の機会にご報告いたします。
ジグ以外のアパレルも、かなりオシャレで生地もしっかりしていたのであわせて購入!
釣り行くときのウエアとして愛用しています!
台湾で人気のエビ釣りグッズもズラリ!
台湾の人気の釣りの一つ、エビ釣り!
ゲームセンターの隣に併設されていることが多く、台湾ではメジャーなのだそう。専用のロッドや仕掛けも多数並んでおりました!
ターゲットは日本のテナガエビの何倍も大きい「オニテナガエビ」という種類のエビ!過去に私もチャレンジしてみたのですが、これが非常に難しい…。
エビ釣り場でタックルもレンタルもできるのですが、上手な方ほど専用のタックルを持ち込んでおりました。エビ釣りに挑戦する際はコチラでタックルを用意しておくのもオススメです!
スタッフの皆さん、とても親切で身振り手振りで楽しくお話もさせていただきました!
「最近はこのルアーで〇〇が釣れていて~」なんて、まるで釣り友達と話している感覚でいろいろ教えていただきました!
お店であちこちでスタッフの方とお客さんが仲良く話しており、フレンドリーでつい立ち寄りたくなるお店でした!きっと私が高雄在住であれば週2~3ペースで通っていることでしょう!(笑)
蓮池潭からも近いので、釣り具の買い足しや忘れ物をした際はこちらのお店で補充するのもオススメです!また、蓮池潭での狙い方や、困ったことがあれば、スタッフの方に聞けばいろいろ助けてくれると思いますよ。