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【シリテンバイブ53・43】通算1000尾以上の釣果…“小沼正弥”監修の名作バイブレーションに注目

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オヌマンこと”小沼正弥”さん監修。

シリコンボディを採用した「MADNESS」が手掛けるバイブレーション“シリテンバイブシリーズ”。お使いになられたことはございますか?

小沼 正弥(Masaya Onuma) プロフィール

独自のシーバス道を極めるべく、全国各地を釣り歩く「職業釣り師」。釣具メーカー「ピックアップ」代表。「エバーグリーン、ダイワ、マドネス、シーガー、がまかつ、ヒフミクリエイティング、ピュアフィッシングジャパン、FUJIWARA、ハピソン」プロスタッフ。1969年7月3日生まれ、東京都世田谷区出身の渋谷区育ち。

オリジナルモデルの「シリテンバイブ73」からはじまり「シリテンバイブ33」、「シリテンバイブ43」、「シリテンバイブ53」、「シリテンバイブ80」、「シリテンバイブ93」の全6モデルが展開されており「シリテンバイブ53」のみタングステンモデルが揃っているので、計7種類のラインナップとなっています。

豊富なモデル数で実釣性能にもカナリ優れていることから多くのシーバスアングラーから絶大な人気を誇り、釣具店でも欠品状態が続いている時もありましたが、ここ最近だと入荷もあったり…見かける機会も多く、全く手に入らないということも少なくなったのではないでしょうか? もし見つけられた際は、無くなる前にとりあえず入手しておく方が良いかもしれませんね! さて、今回はそんな中でも比較的出番が多く定番の「シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」の各モデルごとの特長を紹介!

シリテンバイブ53・43【MADNESS】

お世話になった方も多いのでは? 「シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」。ルアー本体の魅力も後程解説させていただきますが、まずは2サイズならではの魅力をお伝えします。

シリテンバイブ53

こちらのサイズは小沼正弥さん自身最も溺愛しているモデル。動画ロケで50尾以上ヒットさせたという実績のあるモデルで、唯一4桁釣っているのもこちら。比較的セレクティブな個体を狙うのに有効で「あと1尾釣っておきたい」というような渋い状況で効果を発揮します。またサイズ感的にシーバスのみに限らずロックフィッシュやトラウトにも効果的とのこと。

MADNESS公式「シリテンバイブ53」詳細ページはこちら

シリテンバイブ43

もっと食わない時にサイズダウンして「シリテンバイブ43」を。

5cmにも満たないようなベイトを捕食している状況、マイクロベイトパターンなどに試したいサイズ感ですよね! このサイズによって、アジ、メバル、カマス、メッキなど…小型回遊魚にも有効。

MADNESS公式「シリテンバイブ43」詳細ページはこちら

つまり「シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」の2サイズ。

どうしても釣りたい時に重宝するモデル! 激戦区のハイプレッシャーフィールドや、夏や秋に比較的多いマイクロベイトパターンなど! そしてこれから冷え込み時期にも重宝しそうな2サイズに。

シリコンボディによるサイレント仕様…どんなメリットがある?

ルアー本体の魅力も引き続きお伝していきます。他サイズと同様、最大の特長は“シリコンボディ”。ボディ素材にシリコンが採用されています。

そもそも何故シリコン素材を採用したのか?

そもそも、シリコン素材を採用することになったキッカケは、小沼正弥さんが大阪フィッシングショーで「MADNESS」がシリコン製の製品作りを得意としていることを知り、ワームがシーバスにカナリ効くということも認知されていたので「シリコンでバイブレーションを作ったら柔らかいバイブレーションができるのでは?」という発想で共同開発を実施したことがキッカケ。では、そんなシリコン素材には一体どのようなメリットがあるのか? 詳しく解説していきますね!

通常のプラグでは出せない波動と水押し、そして“無音”を実現

シリコンボディの最大のメリットは、通常のプラグでは出すことのできない波動、水押し、そしてフックとボディが干渉する音すら出ない“無音”を実現しているトコロ。追尾してきたシーバスが本物のエサだと認識してバイトに至らせる力を秘めます。特に無音という点は注目すべきポイントで、柔らかいボディによって着水音もカナリ静か。小沼正弥さんが水中映像を撮影している際、ダイバーの方が着水音に気付かなかったというエピソードも。それだけシリコンボディがもたらす威力は凄まじく、何度もプラグで釣られたシーバスや、小沼正弥さんの経験談では、沖堤防でキャストしていて、シーバスが泳いできてルアーを通過したと思ったら、シリテンバイブを食っていたという話もあるほど。

他のルアーが苦手な状況で活躍する

シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」はモチロン、他サイズにも言えることですが、使いドコロは“他のルアーが苦手とする状況”。具体的に説明するとクリアな場所や浅い場所、後は超スレている一級スポットなど。

使い方について

小沼正弥さんが推奨する使い方は“着水後、スグにタダ巻き”、底まで取ってからのタダ巻き”、“中層でのリフト&フォール”。また“水面でのリフト&フォール”もカナリ効果的。4つの使用方法を軸に、状況に応じたアクションを使い分けているとのこと。

カラーバリエーション

最後に「シリテンバイブ53」と「シリテンバイブ43」のカラーラインナップを紹介。両サイズ共に豊富。様々なシチュエーションに対応してくれそうですよね!

シリテンバイブ53

シリテンバイブ43

スペック詳細
製品名 サイズ ウエイト フック 税込価格
シリテンバイブ53 53mm 8.5g カルティバ ST-46 #10 銀粉カラー:HOOKS デゴイ Y-F33 #10 ナイトシリーズ:HOOKS がまかつ RB-M #12 ¥1,837 銀粉カラー&ナイトシリーズ:¥1,892
シリテンバイブ43 43mm 4.5g デコイ Y-F33#14 ¥1,540

シーバスゲームの渋い時に持っていると釣果へ繋げてくれる“シリテンバイブシリーズ”。お使いになられたことのない方は一度お試しを。

こちらの動画も参考に!

出典:YouTubeチャンネル「オヌマンch」

MADNESS

2002年設立。京都に自社工場を持つルアーメーカー。ソルトウォーターフィッシングからバスフィッシングまで、息の長い特徴的で個性的なアイテムを多く手掛け、シリコン素材を使った製品づくりを得意としている。

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