あのカルカッタコンクエストに…2024年「シャローエディション」が登場！【8lb×100m／浅溝33mm径MGLスプールⅢ搭載】

2023年12月08日

12月だ！師走だ！年末だ！

というわけで、毎年気になるのが2024年の新製品情報。あのシマノからも早速…。

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24カルカッタコンクエストシャローエディション

30HG：2024年1月登場予定、31HG：発売月未定

発表されるやいなやSNS界隈がざわつくのも納得。質実剛健、あのカルカッタコンクエストにシャローエディションが登場！

いや～フィッシングショーで触るのが待ち遠しい！

シマノ公式「カルカッタコンクエストシャローエディション」詳細ページはこちら

「MGLスプールⅢ」を搭載

一番のポイントといえばここ。耐久性を損なうことなく、低慣性化を実現する「MGLスプールⅢ」が搭載されていること。

33mm径&浅溝に設計されたスプールにはナイロン8lb×100mが収納でき、遠心ブレーキ・SVSインフィニティと好相性を発揮。必要十分なだけのラインキャパシティは回転性能をさらに底上げし、軽量ルアーをスムーズに送り出し軽快なキャストフィールを実現。

どんなシチュエーションで使うのかというと、メインに想定されているのはリザーバーやシャローフラットレイクなどで“軽量ルアーで近距離キャストを繰り返すようなシーン”。ありますよね？ハイプレッシャーフィールドなんかでは特に。

インフィニティドライブ×マイクロモジュールギアでパワフルな巻き上げ

駆動部の中枢には、カルカッタコンクエストシリーズで磨き上げてきたパワーユニット「インフィニティドライブ」が搭載されており、その巻き上げは極めて軽やか。超高強度真鍮を素材とする高精度マイクロモジュールギアとの相乗効果で、圧倒的な巻き上げ性能を発揮。

2人のインプレッション

田辺哲男氏の場合

まず、投げたときの出だしが圧倒的に軽いんだよね。スプールが軽い分、軽量なルアーを使ったときの初速が断然速い。使ってみれば、その違いは誰でも体感できると思う。これがシャロースプールの一番の利点であり、このリールをセレクトする最大の理由と言っていいね。メインで使うのはコンクエストの100や200なんだけど、「100では軌道が上ずってしまって厳しいかな…」っていう軽いルアーでも、低弾道のキャストがスパッと決まる。そして、スプールの軽さに加えて、SVS∞（インフィニティ）を搭載しているから、キャストの伸びが非常に良いのも特長。キャストの後半にスプールの回転数が落ちてくるのに合わせて、ブレーキの利きがだんだんと緩くなってくるので、飛距離が最後まで伸びてくる。コンクエストBFSは、渓流用などのかなり小型のルアーも想定して作られているんだけど、コンクエストシャローエディションは、バスで使うルアーの範疇で設計されており、ブレーキシステムも違うので役割分担としてはかなり異なるよね。ラインキャパシティが許す限りで大きめのルアーにも対応できるのもいいね。軽いルアー専用のリールじゃない。標準～重ためのルアーでも近距離を正確にアプローチするならこれだね。

出典：シマノ公式HP

伊藤巧氏の場合

僕がクランクベイトなどマキモノでメインに使っているのがカルカッタコンクエスト。剛性感のある金属ボディがもたらす確かな巻き心地、優れたキャスト性能といずれも僕の釣りには欠かせない存在となっています。ただひとつだけリクエストを言うなら、5gクラスの小型クランクやポッパーなどに関しても扱いやすくなれば…と思っていました。
このシャローエディションは、文字通りスプールがシャロー（＝浅溝）化されたモデル。オリジナルと同じくMGLスプールⅢがさらに低慣性化されたことで、突き抜けるような優れたキャストフィールはそのままに、より軽量クラスのルアーも自在にピンスポットへと撃ち込むことができます。
BFSに迫る領域のルアーにも対応しますが、大きな違いは2つ。8lb-100mの十分なラインキャパシティ、そして1/2ozクラスまでの幅広いウェイトに対応可能なこと。今までの100と同サイズのボディなので、ルアーローテーションで持ち替えた時にも違和感なく巻きの釣りに集中できますね。

出典：シマノ公式HP

スペックはこちら

気になるスペックはこちら。ちなみに一番下の段は既存の22カルカッタコンクエスト100HGのスペックとなっておりますので、参考までに。

品番	ギア比	最大ドラグ力(Kg)	自重(g)	スプール　径(ｍｍ)/幅(ｍｍ)	糸巻量ナイロン(lb-m)	最大巻上長(cm/ハンドル1回転)	ハンドル長さ(mm)	ベアリング数BB/ローラ―	夢屋ハンドルノブタイプ	夢屋ハンドルタイプ	本体価格(円)
30HG	7.4	4	220	33/19	8-100, 10-90, 12-65	77	42	13/1	A	BH-1	59,600円
31HG	7.4	4	220	33/19	8-100, 10-90, 12-65	77	42	13/1	A	BH-1	59,600円
100HG	7.4	4	220	33/19	12-100, 14-90, 16-80, 20-65	77	42	13/1	A	BH-1	59,600円

機能性もさることながらブラック基調でまとめられた、その渋い見た目にやられたファンも多いはず。

早くフィッシングショーでハンドルくるくるしたいですね！

シマノ（Shimano）

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。