皆様こんにちは。琵琶湖ガイドの中谷翔一です。ニックネームは「なすび」です。
今年の夏に配信させていただいた、こちらの記事は覚えていらっしゃいますでしょうか?
「サカマタシャッドが釣れている」…という記事なのですが、実はこの時から調子が良くて未だ調子の良い、もう1つの釣りがあるんです。
中谷 翔一(なすび)(Nakaya Shoichi) プロフィール
もう1つのビッグベイトゲーム
その釣りというのは「ビッグベイトゲーム」。
ここで誤解があるといけないので、先にお伝えしておきますが…「夏だから」とか「冬だから」という訳ではなく、基本的にはその圧倒的な集魚力から通年で通用する釣りです。
ただやはりこれからの時期、特に12月はビッグベイトゲームのハイシーズンですし、今年の琵琶湖は御存知の通りまだまだ多くのウィードが残っている状況が続いております。また、夏以降調子も良いので…期待しちゃいますよね。
現在、僕がガイドでやっているビッグベイトの釣りについて、エリア的には沖島~南湖にかけてがメイン。
使用ルアーは定番の「newスライドスイマー175」と、この夏に登場し多くの注目を集めた「newハイサイダー172」を軸に展開しています。
deps公式「newスライドスイマー175」詳細ページはこちら
deps公式「newハイサイダー172」詳細ページはこちら
ベイトとなるのはウグイやホンモロコ、ニゴイといった流線型の魚。「newハイサイダー172」はそもそもウグイを模したルアーなので、ピッタリです。
ちなみに南湖ではハイサイダーのリップを外し(リップ脱着式)、頭から第一関節までの下部に板重りを装着して使用しております。その理由はレンジを下げたいから。またリップを外すのはよりナチュラルなウネウネ感を出したいという意図があります。
今年はウィードが多い!とお伝えしていますが、釣り方についてもやはりウィードがキモ。
狙うのはウィードのエッジで、ベイトが絡めば尚良し。バスが身を隠すのに適していたり、ウィードの壁にベイトを追い込んだり…居心地の良いフィーディングスポットとなっているようで、バスのボイルを目にすることもあります。
こういったエリアを“タダ巻き”で誘っていきます。もちろん、ここは…というポイントはピンで撃つのも効果的ですが、そもそも集魚力の高いルアーなので魚を引っ張ってこれますし、むしろ難しいことは考えずルアーを信じて、とにかく“タダ巻き”で狙ってみてください。
サーチorフォロー
一発を狙ってのビッグベイト縛りも、もちろんありです。ビッグベイトでドーンとデカい魚…というのは夢があるし楽しいし興奮度も高い。ただ、なかなか現実はそう甘くはないんですよね。
そこで、効率よく魚を狙うには「サーチorフォロー」としての使い方がオススメです。
具体的にはポイントに着いたら数投、あるいは移動前に数投するというだけ。最初に投げればチェイスやバイトなどの反応を見ることもできるし、また食わせきれなかった魚がいるかもしれないので移動前に数投すれば、取りこぼしもないはずです。
タックルについて
最後に僕がビッグベイトで使用しているタックルを参考までに紹介しておきます。
ロッドは「HGC-70XS/GPブッシュバイパー BUSHVIPER」。
Length:7’0” 1piece|Lure Weight:1/4~2oz|Line:16~25lb|Braided Line:50~100lb|Action:X-Heavy Slow Taper|Grip Length:387mm(Grip脱着可)|自重:約188g|Price:¥58,300(税抜¥53,000)
パワー系のロッドではありますが、ビッグベイト専用ロッド…という訳でもない。今回ご紹介した2つのビッグベイトはこのクラスのロッドで使い切れるというのもメリットですね。合わせるリールはハイギアリールに、ラインは東レのソラローム®エクスレッド20lbを巻いています。
お伝えしているように、これからはより期待度が高まるタイミングです。釣行の際はお忘れなきよう。
deps