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ベイトシーバスって難しそうなイメージないですか? SWATは普段使いのルアーからデッカいルアーまで使えるロッドなのです

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シーバスの好シーズン、秋。一筋縄ではいかないけれど、それでも釣りやすい季節。今季やってみようという方もいれば、スタイルを変えてみよう…という方もいるかもしれません。

スタイルを変えてみる、これまではスピニングで楽しんでいた方がベイトシーバスに挑むにもナイスな季節かもしれませんね。近年はベイトリールの進化が様々な釣りにも普及し、ひと昔前ならばスピニング一辺倒だった釣りがベイトタックルで楽しめる状況が増えてきたように思います。ライントラブル、飛距離といった面でネガティブな面があったところ、最新のベイトリールでは劇的に進化。となるとアキュラシー高いキャストや、パワフルなファイトでアドバンテージを得やすい。そんな理由でベイトスタイルが広がりを見せています。

SWATベイトモデル

出典:テンリュウ公式スワット詳細ペ 

今回ご紹介するのはテンリュウのSWAT(スワット)ベイトモデル。今年追加されたベイト2機種はスワットファンにとっても待望だったのではないだろうか。ベイトモデルとしてはSW842B-ML/MとSW932B-ML/MHがラインナップされた。

SWATベイトモデル コンセプト

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

守備範囲メチャ広っ!

この2機種、もちろん機種ごとの特長はあるのだけれど、共通していえるのは高精度でピンを撃てること。そして、そうでないと出ないような老獪なランカーにものされないパワーを秘めていること

SW932B-ML/MHで中野テスターが仕留めた83cmのランカー

また、どちらの機種も使用ルアーの適応範囲が驚くほど広い。使用リールにも関わってくるが、ベイトフィネスリールを用いれば軽量ルアーからS字系プラグやビッグミノーまで適応する、非常にマルチなロッドでもあるのだ。

ベイトシーバスに求めるのは時に繊細なアプローチだったり、はたまたパワー重視であったりするわけで、そのあたりの現代シーバスのニーズを取り入れた仕様。

ブランクは全機種アンサンド。軽量かつバット部にはC・N・Tをコンポジットし、シャープな振り抜き感とファイト時には驚きの粘り。

チタンフレーム・SiC-SリングのKガイドを、スピニング同様ベイトモデルにも採用。ガイド位置なども計算され、キャストと安定感を両立。

SW842B-ML/M

出典:天龍

MODEL TYPE 全長
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法
(cm)
ルアーウエイト
(g)
ライン
(lb)
PE
(号)
リアグリップ長
(mm)
先径
(mm)
ロッド自重
(g)
カーボン /グラス
(%)
税別価格
SW842B-ML/M B 2.54[8’4″] 2 R 131 MAX60 MAX25 MAX2.5 300 1.7 129 96/4 ¥53,500

842B-ML/Mは対応ウエイトMAX60g。とはいうもののビッグミノーやS字系プラグを扱える。その上軽量ルアーの対応力も高く、フィネス系リールを使えば7g程度から扱えるという。ML/Mの表記はティップからベリーにかけてがML、バット部がMであることを表している。

SW932B-ML/MH

SW932B-ML/MHご存じ久保田剛之(くぼた・よしゆき)さんがメインで開発に携わったモデル。

モデル タイプ 全長
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法
(cm)
ルアーウエイト
(g)
LINE
(lb)
PE
(号)
リアグリップ長
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
カーボン /グラス
(%)
価格(税別)
NEW SW932B-ML/MH B 2.82[9’3″] 2 RF 145 MAX70 MAX30 MAX3.0 325 1.6 152 96/4 ¥57,000

93ということで当然外洋でのさらなる飛距離、中・大規模河川・サーフ・干潟等での遠投にはアドバンテージがあるが、以前ご本人に聞いた際には「実はごく普通に使うルアー各種をしっかり扱える繊細さがあります。コレ1本で割と何とかなるような…」とも。

SW932B-ML/MHもまた対応力は非常に高く、実はベイトシーバスを始めたいという方にもクセがないそうだ。イメージ的には豪快な竿…となるかもしれないが、決してそうではなく。親しみやすさがありつつも、いざ使えばそのスペシャリティを感じられる仕様といえるかもしれない。

@lurenewsr

テンリュウのシーバスロッド「SWAT(スワット)」にベイトモデル!SW932B-ML/MHを久保田剛之さんが解説! なんでも7~70gくらいまで使えちゃうスゴいヤツ!#TENRYU#天龍#スワット#シーバス#ベイトシーバス

♬ オリジナル楽曲 – LureNewsR – LureNewsR

 

テンリュウ公式SWAT詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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