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【強風下で発揮するか、その真価】風速5mオーバーの向かい風をものともしないロッド「Beams RIPLOUT9.0M+」

寄稿:小村 一徳
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みなさまこんにちは! フィッシュマンAUX、宮城の小村 一徳です。

小村 一徳(Komura Kazunori) プロフィール

ホームである宮城県内の河川でリバーシーバスゲーム、同港湾でのライトソルトゲームをメインに釣行している実力者。ベイトロッド専門メーカーフィッシュマンにてAUXを務める。

過ごしやすい気温となりましたが、これからの季節気になるのは「風」。季節が進むと北寄りの風が強く吹くようになり、思うように投げられなかったり、バックラッシュしたり、釣りをしていてストレスを感じる方も多くなるのではないでしょうか。

今回はそんな“風”に悩まされた、先日の釣行の話になります。

思っていたよりはるかに強い風…

ポイントにエントリーすると、まぁまぁ正面から風を食らう感じ。予報だと2mないくらいだったので、ほぼ影響はないと思って入ったポイントなのに…想定の倍以上は吹いてる印象です。

ここで、普段通りキャストすれば間違いなく大バックラッシュ…。この場合、私はブレーキを普段よりもやや強めにセッティングし、ロッドを曲げるイメージだけ持ち、思いっきりロッドを振り抜くことだけを考えキャストするようにしています。

張りはあるけど曲がるロッド

今回使用したロッドは予約受付中、フィッシュマンのNEWアイテム「Beams RIPLOUT9.0M+」

品名 全長 マテリアル ガイド 自重 継数 仕舞寸法 グリップ長 ルアーウェイト ライン 販売価格
Beams RIPLOUT9.0M+ 274cm(9.0ft) 4軸カーボン Kガイドチタン+ステン 258g 3ピース 106cm 46cm 8~60g PE1~5号 ¥63,800(+税)

フィッシュマン公式「Beams RIPLOUT9.0M+」詳細ページはこちら

VENDAVAL10.1MやVENDAVAL8.9Mよりもやや張りがあるロッドにはなりますが、実際キャストすると思ったよりも曲がってくれるので、爆風だろうが、無風だろうが、 関係なくルアーを狙った所へキャストできます。

いよいよ実釣スタート

この日は正面からの風で、使えるルアーも限られる状況。そこで、今回は始めから「スキッドスライダー(ポジドライブガレージ)」一択!中層付近がかなり流れがきいてる感じで、スキッドスライダーをフルキャストし、5カウント入れ、水上の良さを考慮し、流れを噛んだ瞬間に早巻き!

経験上、この流れを抜けた瞬間にバイト出るだろう…。すると「コンッ!」と、やや小さめのバイト! 反射的に合わせを入れると「ガバガバガバッ!」とエラ洗い!

やっぱり流れのヨレにいた。ルアー流しててこれ釣れるわ!って感じたことありますよね?今回はまさにそれです。

手前は、岩が沈んでいたり、流木が沈んでいたりと巻かれる要素がたくさんあるので、強引にフルドラグでファイト。パワー勝負なのでサイズ感が分からず、50~60くらいかなーと思っていたら、70をゆうに超える嬉しいサイズ。

釣りがやりにくい状況で出る1本はホント格別。そして、強風下でも正確なアプローチを可能にし、かつ強引なやり取りでもパワー負けしない「Beams RIPLOUT9.0M+」ならではの魚と言えるのではないでしょうか。

そうこうしてる間に、風がもっと強くなり、続行が不可能となるレベルに。致し方なし!釣れたからヨシとしよう!と、自分に言い聞かせ、撤収を決断。

自然には敵いませんね。安全第一でハイシーズン楽しんでいきましょう。

タックルデータ

ロッド:Beams RIPLOUT9.0M+(Fishman)
リール:アンタレスDC(SHIMANO)
ライン:PEレジンシェラー 2.5号(山豊テグス)
リーダー:耐摩耗ショックリーダー 20lb (山豊テグス)
ルアー :スキッドスライダー95S(ポジドライブガレージ)
フィールド:宮城県
魚種:シーバス
アングラー:小村一徳

Fishman

「ゼロバックラッシュ」「飛距離」「高精度ピンスポット撃ち」を追求したベイトロッド専門メーカー。 怪魚ハンターとしても知られる赤塚ケンイチ氏が代表を務め、同氏の豊富な経験がフィードバックされたロッドは、繊細な渓流から秘境のモンスターまでさまざまなスタイルに対応するラインナップ。
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