もっと万能性を求めた専用！シーバス・エギング・ロックフィッシュにアジ・メバルetc…。身近なフィールドに思い立ったら手を取りたいロッド「シュレムクロス」
秋に盛り上がりを見せる魚種のひとつがシーバス。身近な魚種で通年狙えるターゲットでありながら、季節ごとに見せる表情の違いがまた面白く、付いている場所やベイトパターンを捉えてキャッチした時は…もう快感！
そのため全国各地のフィールドごとに特色があるものの、秋は産卵に絡み比較的釣りやすいシーズンかつ大型も出たり、エントリーしやすい季節であるといえます。
△超万能ロッド「シュレム」がさらにブラッシュアップされて新たに「シュレム・クロス」となり登場する
と、シーバス特集だけにシーバスから入ったのですが（笑）、秋は結構さまざまな魚種が狙いやすい時期でもあります。で、比較的イージー…とはいったものの、投げてすぐ釣れるかといえば、そうではない時もあって。であれば、シーバスはもちろん色んな魚も釣ってみたい（保険もかけておきたい!?）というのは釣り人あるあるなのでは。
超万能系ロッド「シュレムクロス」
そこで注目のロッドがゼニスから新たに登場となる「シュレムクロス」。ゼニスの超万能ロッド「シュレム」をさらにブラッシュアップしたロッド。
シュレムとはドイツ語で〝やんちゃな、イタズラ好きな〟といった意味があるそうだが、身近な釣り場へ、思い立ったらシュレムを手にフィールドへ…というような、ユーザーが自由に遊べるロッドに、というコンセプトのあるロッド。
遊び方は自由！
同様にシュレムクロスも細分化される近年のフィッシングシーンにおいて、身近なフィールドやターゲットに汎用性の高いロッドとした。
クロダイ（チヌ）に、アジ・メバルのライトSWゲームに、フラットフィッシュ狙いに。
それだけではなく、バスフィッシングやトラウトにも対応する機種があったり、実に多彩なマルチロッド。後述しますがナントその中に4本継のマルチピースまである、かなり面白い全7機種がラインナップされます。その全7機種ともに、飛距離や扱いやすさなどを考慮した7フィート台。
ラインナップは下記の通り、おおまかにいえば手軽な釣り場で遭遇する多彩な魚種であるアジ・メバルからクロダイ・ライトシーバス、FWではオープンウォーターのバス・トラウトゲームなどに対応する。
ちなみにリールシートはスピニングモデルはVSS16をベースに。S782MLのみアップロック・他はダウンロック。ベイトモデルはACS16を採用（ダウンロック）
24t＋30tカーボン素材を細身に巻き上げた汎用性の高いアクションは、プットイン（並継）とする事でブランクス性能をフルに発揮し、ゼニス特有の粘り強さは不意の大型魚にも屈しない。アンサンド仕様で軽さも重視。
ティップはチューブラを採用。軽量ジグヘッドリグ、メタルジグ、プラグ、フロートリグ、さにはキャロやテキサスといった多彩なリグの操作感と遠投性を考慮しチューブラとしたそうです！
こんな釣りにこの機種が合う
大まかにではりますが、適する魚種などは各機種以下の通り。
| 機種 | アジ メバル |
ロックフィッシュ | メッキ カマス |
クロダイ キビレ |
セイゴ フッコ |
ボートシーバス サワラ |
オフショア MJ/SLJ |
ショアエギング |
| S712UL | ◎ | 〇 | △ | △（セイゴまで） | △（ヒイカなど） | |||
| S752L | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | △（フッコまで） | △（浅場） | △（ツツイカ類） | |
| S754L | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | △（フッコまで） | △（浅場） | △（ツツイカ類） | |
| S792ML | △ （大型メバル） |
〇 | 〇 | ◎ | ◎ | △ （シーバス） |
〇 | 〇 |
| B742ML | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 （シーバス） |
△（浅場） | |||
| B744ML | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 （シーバス） |
△（浅場） | |||
| B782M | ◎ （ハタ等） |
◎ |
ちなみに機種名はS＝スピニング・B＝ベイト、その後の数字がレングスと継数を表し、最後がアクション。例えばS752LとS754Lはいずれもスピニングの7フィート5インチでLアクション。2ピースか4ピースかは異なるが、基本的な狙いは同様となります。
スピニングモデルはUL・L・MLのセンターカット2ピースモデルを３機種と、汎用性の広いLにモバイル4ピース1機種。ベイトモデルはML・Mのセンターカット2ピースモデル2機種と汎用性の広いMLにはマルチ4ピースの1機種がラインナップされることになります。
セレクトが悩ましくも面白いのでは!!
ということで、基本的には皆さんが実際に足を運ぶフィールドであったり、メインにする魚種を考えたり、そもそもの遊び方で選ぶロッドも変わってきます。
アジ・メバル・メッキをプラグで狙ったり、ジグ単ロッドでは得られないモアパワーだけれど強過ぎず、クロダイやセイゴクラスまでをテクニカルに食わせたいならS712UL。
もうワンランク上のパワーでメバルからライトシーバス…といったところならS752L、携行性を重視してその4ピースS754L。
さらに対シーバスに主眼を置くスピニングならS792ML。このあたりになると、ボートシーバスやエギング、オフショアではSLJなどにも幅が出てくるはず。
ベイトシーバスであればB742MLおよびその4ピースB744MLはショア、オフショア問わず幅広く使えるはずですし、ボートシーバスからのランカーにも対応すると軸を置くならB782Mが適してきます。
上記の通り、幅広く1本で魚種問わず、SW・FW問わず、ショア・オフショア問わずにアベレージの高いロッドがシュレムクロス。悩ましくもそれが楽しいんじゃないかと思わせてくれる万能性。今回はシーバスを軸にお伝えしましたが、本来的には遊び心を満たしてくれる遊び方は自由なロッドだと思いますので、ぜひ各機種チェックしてみてください。
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