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【2oz超のビッグベイトもストレスフリー】開発進む!フィッシュマンのプロトロッド「BC4 6.10MXH」

寄稿:渡辺 明弘
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みなさま、こんにちは。フィッシュマンテスターの渡辺 明弘です。

まだまだ暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、長らく携わっております「BC4 6.10MXHプロト」。今回はその進捗状況をお伝えしたいと思います。

渡辺 明弘(Watanabe Akihiro) プロフィール

フィッシュマンテスター。 関西を中心に「ナマズ」をメインに、ブラックバスなどの身近な魚からソルト、そして海外の魚達と魚種を問わず楽しむマルチアングラー。 自作ルアーブランド「いきもの掛かり」の代表を務める。

パワーアップモデルの「プロトⅢ」

先日、代表の赤塚さんの助言もあって、少しミディアム寄りだった前回のプロトをさらに強化したモデル、ティップ〜ベリーにかけてパワーアップさせた「プロトⅢ」が手元に届きました。

キッカケは「510MXHのロングバージョンが欲しい」

このモデルの開発の発端となったのは「510MXHのロングバージョンが欲しい」ということ。

そもそも510MXHというロッドは、Fishmanのブランクの中でも至近距離〜中距離において高いピン撃ちも性能が魅力の1本。また様々な戦略、高い汎用性を可能とし、ユーザーの皆様方からも愛された一振で、ビッグベイトユーザーの方々からも反響があったロッドです。それならば…と「テスト中のロクテンでもビッグベイトをが扱える事を目指そう」となった訳です。

そんなBC4 6.10MXHの新たなプロト「プロトⅢ」を手に、早速テストへ。まず投げたのはフィッシュマンのWコーク130。50gを超える2ozクラスのジョイントベイトです。

早速キャストしてロッドに掛かる負荷がどんな感じか見てみると、プロトⅡでは少し無理があった印象ですが、パワーアップしたロクテンはまさにストレスフリー!ブランクに張りはあるんですがルアーウェイトが乗ると綺麗に曲がる!そして、撃ち出されたルアーは狙いのポイントに吸い込まれていくような印象!「これぞBRIST!」を体現する仕上がりです。

ロッド全体で心地よく、力強く撃ち出されたルアー。曲がったティップが素早く収束することで、ライン抵抗を抑え飛距離アップ。バックラッシュも軽減され、かつ高いピン撃ち性能も保持し更にはこだわりのショートグリップでルアーの操作性もかなり向上。いい仕上がりになってきました。

ランカー鯰を掛けてもバツグンの安心感

テストでは、ランカー鯰も2本キャッチしたのですが、大型の鯰とのやりとりも問題なし!

ひとたび魚を掛ければ、安心して魚の動きに追従しつつ、コントロールできるベリーがいい仕事をします。この信頼感は大きいですね。まさに頼れる相棒となる予感。

一本で複数の戦略を遂行できる、そんなブランクを信条とした「アジアンバーサタイルロッド」を掲げる「BC4 6.10MXH」。

高い汎用性と携帯性に優れたモデルです。チャドーやバラマンディとも真っ向勝負できるそんな素敵なロッドを目指して、まだまだ頑張ります!

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Fishman

「ゼロバックラッシュ」「飛距離」「高精度ピンスポット撃ち」を追求したベイトロッド専門メーカー。 怪魚ハンターとしても知られる赤塚ケンイチ氏が代表を務め、同氏の豊富な経験がフィードバックされたロッドは、繊細な渓流から秘境のモンスターまでさまざまなスタイルに対応するラインナップ。
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