あらゆるジグを使いこなすジギングロッド、ゼナックの「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」。
発売されてから今もなお高い人気を誇り、その汎用性の高さはアングラーに「今までの専用ロッド以上のパフォーマンス」とうならせるほど。
昨今ではSLJやスロージギングなど、ジギングが細分化されており、そのジャンルに特化した専用ロッドが多数登場しています。しかし、「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」はそうしたあらゆるジャンルのジギングゲームを一本で可能に。
超高反発で曲がりこむアクションはあらゆるジグの操作性を飛躍的に向上させ、さらにはスローピッチからショートピッチ、ロングジグのスタンダードなワンピッチなど、喰わせるためのアクションをいずれも高次元で再現ができるのだそう。
食いが渋くなった時にスローピッチに切り替えたり、青物などをショートピッチのジャーキングで食わせたりと、アクションの切り替えも思いのまま。まさにアングラーの希望を叶えてくれる新時代のロッドといえるでしょう。
常識を覆す新時代のブランク「イカリブランク」
まず、「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」を語るうえで欠かせないのが、「イカリブランク」。
「高弾性ロッド=折れやすい」
そんな常識をぶち壊し、「高弾性」と「折れにくさ」という相反する要素を高次元で融合した圧倒的破壊強度と復元力、レスポンスを兼ね備えた新時代のブランクとなります。
イカリブランクとは、特殊製法により高弾性カーボンブランクにカーボンコアを内蔵したカーボンX カーボン構造。従来のブランクは内部が空洞になっているチューブラ構造に対し、「イカリブランク」では高弾性カーボンブランクの内部がカーボンコア(カーボンの芯)で満たされているという、斬新な構造になります。
「芯」にカーボンコアが内蔵されている為、ロッドが曲がってもカーボンコアが限りなく真円をキープしやすく、破断の原因でもある“パイプが楕円に変形する”ことを限りなく解消できるのだそう。
そのため中空ブランクよりも圧倒的に破壊強度に優れています。
これにより、高弾性カーボンの特性である「高反発」なブランクでありながら破壊強度を極限まで高めた、今までの常識を覆すスーパーブランクに仕上げられています。
「イカリブランク」がもたらす4つのポイント
「イカリブランク」によるメリットは破壊強度だけではありません。
ここではその特徴について解説していきます。
高弾性カーボンを使用することで、非常に反発力(復元力)が強い「イカリブランク」。
ブランクは曲がった時、元の形状に戻ろうとする「復元力」を発生させるのですが、「イカリブランク」の場合、外層のパイプだけでなくカーボンコアにもパワーを蓄積されるのだそう。その結果、 パイプの復元力に加え、カーボンコアに蓄えられたパワーが内部から作用することで復元力を増幅。復元の初速が圧倒的に速くなり、同じロッドワークでもルアーが良く動き、魚により大きなプレッシャーを与え続けることが可能に。
ちなみに「イカリブランク」は、ティップ先端までカーボンコア構造を採用。クイックなアクション対してもイメージ通りのルアーの動きが演出可能に。
さらに高い破壊強度を実現したことにより、強く細いブランクに仕上げられているため、強度・反発力・曲がりを思い通りにコントロールすることができるのだそう。従来のロッドとは一味違う、理想のロッドアクションを形にすることができる、まさに新時代のブランクといえるでしょう。
ショートピッチなど細かいアクションで反応するイサキもキャッチ! SLJやライトジギング系の軽めのジグにも対応可能。
ブランクのバット部分にはパワフルなカーボンコアを内蔵する事で、より大きなリフトパワーを生みだすことに成功。
同量の重りをリフトする比較実験でも、イカリブランクはより大きなリフトパワーを発揮。 ロッドがしっかり曲がりこむ事でパワーを蓄積し、今まで取れなかった夢のビッグワンを攻略が容易に。 リフトパワーの恩恵はアングラーの体力消耗を軽減することにも繋がります。
そして最後は、高弾性を使用することで得られる高感度。
着低感、ルアーの動き、潮の流れ、繊細なアタリなど、様々な水中からの情報をより正確に、より明確に感じ取ることが可能。 その時の海の状況を見極めやすく、ベストなルアー選択とルアーアクションにいち早く対応できるなど、アングラーの釣果をアシストしてくれます。
「イカリブランク」を最大限発揮したロッド「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」
「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」では、「イカリブランク」を搭載したことで、今までの高弾性ジギングロッドでは出来なかったロッドを曲げて獲るファイトが可能。
大きな弧を描きながら曲がるイカリブランクはその反発力で魚にプレッシャーを与え、バラシを激減させることに成功。何よりこのファイトスタイルが釣りの楽しさを増幅させてくれるロッドとなります。
特に前述したジグの操作。超高反発で曲がりこむアクションはあらゆるジグの操作性を飛躍的に向上しており、アングラーの操作する楽しみも与えてくれるのだそう。
ジグのフォールが重要となるスローピッチアクションから、狭いヒットレンジの中でのショートピッチ、ロングジグのスタンダードなワンピッチなど、喰わせるための確実なアクションが自由自在に演出可能に!
また、超高反発により少ない力でジグをシャクる事ができる為、一日の釣りを通して負担も少ないのだそう。リールやジグをつけた時のバランスを重視した設計により実釣時の持ち重りが軽減され、正確で安定したジグアクションが続けられるとのこと。
そしてもう一つが、ロッドを曲げて獲るファイトができること。
「イカリブランク」は、負荷に応じて曲がり込み、より曲がり込むごとにトルクのあるロッドパワーを発揮していく仕様。ロッドを曲げこむことで魚の引きに追従し、常に魚にプレッシャーを与え、魚に主導権を渡さないのでランディングまでスムーズに行うことができます。
また、ラインへのダメージをロッドが吸収するため、細糸の使用も可能。深場や潮流の早いポイントなど細号数PEラインを使わなければならない場面にも最適なロッドとなります。
「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」では6機種がラインナップされていますが、そのいずれも仕舞寸は140cm以下。
ハンドルオフセットにすることで140cmを切る仕舞い寸法に設計されており、持ち運びにもすぐれています。特に遠征時など、飛行機への搭載や運送が可能となり様々なフィールドへ挑戦することが可能に。
また、リール等タックルをセッティングしたときに持ち重りの無いバランスをとる為のバランサーハンドルとしての役割も果たしているとのこと。重心のバランスは使用感や疲労感を左右する非常に大きなポイントです。
「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」では、リールやジグと共に使用することでの本質的な使いやすさを追求。数値上の過剰な軽量化ではなく、アングラーの本質的な使用感にこだわって設計されました。特に注力したのが以下の3つの要素。
・一日シャクっても疲れないタックル全体での最適な重量バランス
・不安感無く使用できる十分な強度
・ターゲットを釣り上げるための十分なパワー
これら実際の釣り一連の動きを考慮し、必要な要素として融合させて貝お初が進められました。「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」は、数値上の使用感ではなく、実際に使用したアングラーがより快適に釣りを楽しめるよう、負担を体力的にも精神的にも最小限に抑えることができる仕様となります。
「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」のラインナップ
Model | Reel type | Length (ft) |
Lure WT Max (g) |
Line WT (PE) |
---|---|---|---|---|
FB63-1 IKARI | Bait | 6′ 3″ | ~120 | PE ~1.5 |
FS63-1.5 IKARI | Spinning | 6′ 3″ | ~130 | PE ~1.5 |
FB63-3 IKARI | Bait | 6′ 3″ | ~170(Short) ~240(Long) | PE 0.8~2 |
FB64-5 IKARI | Bait | 6′ 4″ | ~210(Short) ~280(Long) | PE 1.5~2.5 |
FS64-5.5 IKARI (S) | Spinning | 6′ 4″ | ~210(Short) ~280(Long) | PE 1.5~3 |
FS64-5.5 IKARI (W) | Spinning | 6′ 4″ | ~210(Short) ~280(Long) | PE 1.5~3 |
ゼナック公式「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」詳細ページはコチラ
以上、「FOKEETO IKARI(フォキート イカリ)」の紹介でした。
「イカリブランク」はじめ、これまでのジギングロッドの常識を覆す要素が多数盛り込まれています。
ぜひチェックしてみてください。