この夏、注目の釣りの一つに挙げられる「アユルアーゲーム」。
アユルアーは、日本伝統の友釣りの技術をルアーに取り入れた、新しいジャンルの釣り!
今年からアユルアーゲームできる河川も増えるなど、よりチャレンジしやすい環境が広がっています。先日、群馬漁業協同組合の協力のもと、利根川にてDUO主催の「流鮎.擬鮎in利根川 ルアー鮎大会2023」が開催されたことでも話題を呼びました!
今回はそんなルアー鮎大会でも活躍した、DUOの「流鮎110F」について、改めてご紹介していきます!
この夏からアユルアーをはじめる方にもオススメ!使いやすさ◎の「流鮎110F」
アユルアーは様々なメーカーから登場しており、ミノータイプやバイブレーション、ジョイント系など多数のモデルが展開されています。
なかでも「流鮎110F」はビギナーの方にも扱いやすく、それでいてこれ一つで様々なエリア・状況にも対応することができます。
かくいう記者も愛用しており、先日の大会でもたくさんのアユを連れてきてくれました。
実は、先日の大会優勝者の方は、この大会で初めてアユルアーにチャレンジしたそうで、9匹のアユを釣られていました。
ビギナーにも使いやすい3つのポイント!
ここでは、なぜ「流鮎110F」がビギナーの方でも安心して使えるのか、その秘密について紹介していきます。
アユに警戒されにくい水中姿勢
「流鮎110F」が釣れる理由の一つが、水中での水平姿勢。
流れの中でもバタつかず、警戒心の強いアユにも違和感を与えにくい水平姿勢を維持し、流れに漂う姿は生きたアユそのもの!
実はアユルアーを開発するにあたり、アユに警戒心を抱かせないよう、約3年ほどかけて水中カメラなどでアユの生態や習性を調査し、研究を重ね完成したのだそう。
早瀬など流れが激しいエリアでも姿勢を崩さずにレンジキープすることが可能。テクニカルな操作は一切不要と、操作性にも優れているので、あとはアユの潜むポイントに送り込むだけでOK!
はじめてアユルアーに挑戦する方でもあんしんしてつかうことができます。
根掛かりが少なくトラブルレス
アユは水中にある苔の生えた岩などをテリトリーにしています。そのため、“アユを釣るときは岩を狙え”なんていうことも言われます。
そうした岩場を狙うと起こるのが根掛かり。
「流鮎110F」では、そうした根掛かりを解消させるため、背側にハリス止めを設置。
長めのハリスでも根掛かりしにくく、それでいてハリの位置も底付近になりにくいため、追尾してきたアユに対してもよりフッキングしやすいメリットが挙げられます。
実際「流鮎110F」を使用してみて、ハリ掛かりが多く、アタックも多いように感じました。
追尾してきたアユは、至近距離からアタックするのではなく、ある程度のルアーの動きを見ながら距離をとって追尾することが多く、アタックする際も斜め後方や、横に並んで泳ぎながらが多いと言われています。
そのため、フックの位置もルアーから距離がある方が掛かりやすいという、研究の結果も出ているのだそう。
リップでレンジが調整可能
そして最後は、リップの角度が調整できること!
記者的にはこのポイントが最も使ってみて便利だと感じた点でした!
少し深いエリアに潜らせてアプローチしてみたい…など、使用していて“もうちょっとこうしたい…”と感じたことを簡単に調整することができます。
アユルアーゲームは川に入りながら釣りをするため、ポイントによってはルアー交換をするのが少々面倒な場面もあるかと思います。そんな時にも指一つでリップが調整できるので、効率よく釣りを楽しむことができます。
ランガンでポイントを転々する場合にもリップ調整は重宝します。
レンジもリップの角度で自在にコントロールができるので、「流鮎110F」一つがあれば十分対応することができます。
「流鮎110F」のスペック
Name | Length | Weight | Type | Hook | Price |
ルアユ110F | 110mm | 15g | 重心固定・フローティング | 付属針/がまかつ社管付チラシ針 | ¥1,980(税込) |
DUO公式「ルアユ110F」詳細ページはコチラ
出典:YouTubeチャンネル「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ
カラーラインナップ
「流鮎110F」には、煽り鮎(リアルプリント/背面チャート)・野鮎(リアルプリント)・塗り鮎(塗装)の3種類が展開。
カラーローテに関しては、同じポイントで粘っていると見切られやすくなるため、定期的にカラーを変えるのも重要です。
特にリアルプリント→塗装などカラーのパターンを大きく変えることでアユからの反応も大きく変化します。また水質や時間帯、光量などでも使い分けることが重要なので、是非複数カラーを持っておくと良いでしょう。
2024年にはDUOからアユルアー専用ロッドも!?
2024年にはアユルアー専用ロッドも登場予定!
先日の大会でプロトモデルが展示されており、8.8ftと10.6ftの2機種が開発中とのこと。
どちらもベイトモデルで、キャストしやすいよう短めのグリップ設計になっています。
ブランクスは細身で、アユが掛かった後も身切れしない柔軟な曲がりになるよう、スローもしくはレギュラーテーパーになる予定。
現在もテストを繰り返しているそうで、登場は早ければ2024年の春とのこと。デザインもコルクグリップにリールシートはウッド調とアユルアーゲームの雰囲気にマッチした仕上がりになるそうです。
今後も非常に注目が集まるアユルアーゲーム。ぜひ、こちらのロッドも楽しみに待ちましょう!