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高比重PEライン「オールマイト」を使ったパワーミドストのテクニックを大公開!

寄稿:早野 剛史
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皆さんこんにちは。サンライン フィールドスタッフの早野剛史です。

Hayano Takeshi(はやのたけし) プロフィール

福岡県朝倉市出身。 現在、霞ケ浦水系、房総リザーバー等をメインにJB TOP50トーナメントや取材等で全国を駆け巡る。 20歳まで、地元である九州福岡県近隣のフィールドでバスフィッシングのルーツを学ぶ。現在は茨城県霞ケ浦のほとりへ拠点を移し、霞ケ浦水系や房総リザーバーをホームに活動。 主な戦績、2018年 JB TOP50 年間優勝 /JB エリート5優勝・2020年WBS JAPAN OPEN優勝。

今回は、千葉県の房総リザーバーでの高比重PEライン「オールマイト」を使ったオススメメソッド「パワーミドスト」について紹介したいと思います。

全国のリザーバーでも応用できる内容になると思うので、ぜひ参考にしてもらえたら幸いです。また、高比重PEライン「オールマイト」を使った実釣動画も公開中です。

併せてチェックしてもらえると、今回の内容がより伝わるかと思います。

出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」詳細ページ

シェイク・スイミングがしやすい高比重設計

近年はさまざまメーカーから高比重のPEラインが登場しています。

ここで注目したのが、「オールマイト」の比重設計。「オールマイト」は、1.48と高比重に設定されています。

通常のPEライン(比重0.98)に比べて、風や流れの影響を受けにくく、シェイクもしやすいメリットも挙げられます。特に関東の房総リザーバーのストラクチャー周りや立木エリアでのライトリグやスイミングアクションで誘う釣りとも相性抜群です!

特に今のシーズン(夏〜秋にかけて)では、立木や崩落周りにノーシンカーを落とし込んだり、スイミングアクションやストラクチャーに絡めたシェイクに使用するのがオススメ。

「オールマイト」の高比重で水に馴染みやすい特性を最大限に活かしつつ、デカバスが掛かった際でも強力の強さを活かしてストラクチャーから引きはがせるなど、操作・ファイトと様々なところでアングラーをサポートしてくれます。

実際、私自身リザーバーでの釣行では、ほぼすべてのタックルに「オールマイト」を使用しています。それほど私にとって「オールマイト」は欠かせないラインとなります。

夏〜秋にかけて多用するパワーミドスト

「パワーミドスト」ですが、立木周りやフラットエリアでの使用することが多く、主に5インチクラスのソフトルアーをメインで使用しています。実際に使用している組み合わせはDSTYLEさんの「ヴィローラ5インチ」やDEPSさんの「サカマタシャッド5インチ」に、2.7〜3.5gのジグヘッドをセットします。

亀山ダムや片倉ダム、今回の動画の舞台でもある三島ダムなどでよく使用しています。

こうした「パワーミドスト」は、サイズアップを狙いたいときや大型の4〜5インチクラスのオイカワやワタカ、小バス等ボリュームのあるベイトフィッシュを捕食している個体に対して効果的。

カバーの絡まないオープンウォーターでは、フロロ5〜7ポンドという選択肢もありますが、立木周りでは55〜60cmクラスのデカバスも掛かることが多いため「オールマイト」の0.6〜0.8号をチョイスしています。

ロッドはMLクラスにリーダーはVハード2号がスタンダードな房総リザーバーでのパワーミドストのタックルセッティングです。

パワーミドストで狙うエリア

釣りのエリアチョイスとしては、浅い上流域よりは中下流域のバンクやフラットに隣接している立木周りや橋脚、岩盤等に地形が狭まっていたり、シェードが絡むようなロケーションにベイトフィッシュが絡んでいるとベストです。

パワーミドストでアクションについて

使い方は、水面直下〜ボトムまでの各水深をミドストアクションで使用します。

晴れや曇り等天候により魚の浮き具合によりルアーを泳がせる水深は変わりますが、魚探や目視での水面の雰囲気でキャスト後、カウントダウンで中層の水深を探ってスイミングさせたり、ボトムまでフォールで追わせて1、2回ジャークを入れてバイトさせる使い方がオススメです。

またMLタックルにオールマイトの0.6~0.8号という事で、サイトフィッシングやちょうちん釣りのタックルへの流用も可能です。タックルを多く積めないレンタルボートでも汎用性の高いタックルセッティングになります。

小型のベイトフィッシュを偏食している状況で無ければ、ワンサイズ大きいビッグフィッシュを仕留めれるので2023年の夏〜秋のシーズンは是非「オールマイト」+「パワーミドスト」でビッグフィッシュを狙ってみてください!

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!
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