夏の楽しみの1つ。ライトロックゲーム!
堤防、サーフなど、比較的にエントリーしやすく、足場の良いフィールドで楽しむことができ、キジハタやアカハタなどの高級魚が釣れるとあって、心待ちにしているアングラーも多いはず!
ただ、釣れるといなくなってしまうロックフィッシュの性質や、人気の釣りがゆえにルアーにスレていたりと、思った釣果が出せないことも…。
せっかくの夏休み、お子さんの前でカッコイイ所を見せようと思っていたのに…そんなことにならないように、ジャッカルスタッフの“しょごたん”でおなじみ村上 祥悟さんにロックフィッシュをより釣るコツを訊いてきましたのでご紹介します!
エリア選択法
まず訊いたのが、エリア選択について。
しょごたんが重視しているのは、ロックフィッシュが食べているベイトの量。
ベイトフィッシュが水面をもじっていたり、跳ねていたりするエリアは激アツだそうで、底にいるイメージのロックフィッシュでも、ベイトがいれば中層まで浮いてくることは全然あるとのこと。
場所を探す際に、ベイトがもじっていないかを見ておくといいかもしれませんね!
また、ボトムがごつごつしたエリアを中心にエリア選択をするのがベター。
砂地だと釣れないということはないそうですが、ボトムに岩やしもりが点在するエリアの方が、ロックフィッシュが釣れる確率は高いそうな。
ついつい沖に投げてしまいがちですが、足元もアツいのがライトロックゲーム!
特に、堤防の足元は掘れている場合が多く、隙間があるエリアが多数。
実際にこんな感じでスペースが開いており、ロックフィッシュが潜んでることが多いんだそう。
また、壁際ギリギリにルアーを落としたい時は、キャストせずに岸壁にルアーを落とし、そこから岸沿いを歩いて引っ張ることで、キャストが苦手なアングラーさんでも壁際ギリギリを攻めることができますよ!
ルアー選択法
次に訊いたのがルアー選択。
今回のロケでは主に3つのルアーを使用。全て難しいテクニックは必要なく、底に落としてからタダ巻きでOK。
ということで1つ1つ使用したルアーを詳しく見て行きます。
朝イチはアピール力の高い「ビッグバッカーフィットバイブ」
朝イチは2023年新製品「ビッグバッカーフィットバイブ(11g)」を使用。
Name | Length | Weight | Hook | Price(税込) |
---|---|---|---|---|
BIGBACKER Fit VIB 60mm | 60mm | 11g | #10 | ¥1,045 |
BIGBACKER Fit VIB 70mm | 70mm | 18g | #8 | ¥1,100 |
ジャッカル公式「ビッグバッカーフィットバイブ」の詳細ページはコチラ
朝イチにバイブレーション?ワームじゃないの?と記者は感じたんですが、しょごたんは「今回狙っているオオモンハタやキジハタは、ハタ系のロックフィッシュの中でも泳ぐ方。朝イチの活性の高さなら全然中層でベイトを追いかけていますよ」との回答が。
実際に開始1投目でキジハタがヒット!
その後も、底をとってからタダ巻きで連発! タダ巻きの途中にリーリングを止め食わせの間を作ってあげると反応が良かったです!
「ビッグバッカーフィットバイブ」は、小型のバイブレーションながらしっかりと飛び、遠投先でもブルブル震えてアピール。朝イチの高活性な魚に効果バツグン! 初場所や、開けたフィールドで魚を引っ張てきたい。そんな時に活躍してくれます。
ちょい沖が気になる…。
そんな時に「ビッグバッカーフィットジグ」
朝イチ「ビッグバッカーフィットバイブ」で連発していたしょごたんが、次に選択したのは「ビッグバッカーフィットジグ」。
Name | Length | Weight | Hook | Quantity | Price(税込) |
---|---|---|---|---|---|
BIGBACKER Fit JIG 5g | 39mm | 5g | S | 1 | ¥594 |
BIGBACKER Fit JIG 7g | 44mm | 7g | S | 1 | ¥594 |
BIGBACKER Fit JIG 10g | 50mm | 10g | M | 1 | ¥627 |
BIGBACKER Fit JIG 15g | 57mm | 15g | L | 1 | ¥660 |
BIGBACKER Fit JIG 20g | 63mm | 20g | L | 1 | ¥726 |
ジャッカル公式「ビッグバッカーフィットジグ」の詳細ページはコチラ
釣れている中でなぜルアーを変更するのか尋ねると「より飛距離を稼ぐことができるので、未開の沖を攻めることができ、サイズアップや違う魚種がヒットするのではないか?」という仮説からルアーを変更したそう。
そして沖を探っていると…キジハタがヒット!
ただ、この魚、「ビッグバッカーフィットバイブ」で釣れたエリアとそこまで変わらない場所で食ってきたそう…。引き続き「ビッグバッカーフィットジグ」で沖を攻めるも近場でヒット。
ただ、ここからも1つわかることがあって、沖には魚が少なく、比較的に近いエリアに魚がいるという説が立証できたことになります。
そこで、「ビッグバッカーフィットバイブ」に戻すと、キジハタがヒット! 魚のポジションを把握するためにも、近場から沖を探るというのが大切ということがよくわかった瞬間でした。
日が上がったタフタイムにはワームの釣り!
「グッドミール ヘッド + グッドミール シャッドテール」
日中になり、朝イチのイケイケのムードが一切なくなってからは、「グッドミール ヘッド(5g)」に「グッドミール シャッドテール」をセットしたモノをチョイス。
Name | Weight | Quantity | Price(税込) |
グッドミール ヘッド | 2g | 4 | ¥440 |
3.5g | 4 | ¥440 | |
5g | 4 | ¥462 |
ジャッカル公式「グッドミール ヘッド」の詳細ページはコチラ
Name | Size | Quantity | Price(税込) |
グッドミール シャッドテール | 1.5in | 8 | ¥528 |
2in | 7 | ¥528 |
ジャッカル公式「グッドミール シャッドテール」の詳細ページはコチラ
ロックフィッシュは日中、岩陰や堤防の隙間に隠れることが多く、今まで使用していたメタル系だとアピールが強すぎたり、根がかってしまい攻めにくい。そんな時には、ソルト用ジグヘッドでは珍しいガード付きの「グッドミール ヘッド」と小さいシャッドテールがピリピリと微振動する「グッドミール シャッドテール」がオススメ!
しょごたんは、これを堤防の隙間や消波ブロックの穴に落としたり、防波堤の際に落として使用していました。
実際に堤防とスロープの隙間にこのセッティングを落とし、巻き上げるとアラカブ(ガシラ・カサゴ)がヒット!
その後も、防波堤の際に落とし巻き上げて良型のオオモンハタをゲット。狭いエリア、カバー際、カバー中ではワームが有利!
以上、しょごたん流ロックフィッシュをより釣るコツでした! 夏休みにカナリ楽しめるこの釣り。ぜひお試しあれ!