カーキとブラックのマットな質感が、ミリタリーなイメージで渋いベイトリール「セイマーODT」。
このセイマーODT、下のスペック表の通り。実売では1万円を切るかと思いますが、なかなか個性があってよき。
型番 | ギア比 | 最大ドラグ力 (Kg) |
自重 (g) |
スプール 径(mm)/ ストローク(mm) |
本体スプール 糸巻量 ナイロン(lb-m) |
本体スプール 糸巻量 PE(号-m) |
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ハンドル長さ 片側 (mm) |
ベアリング数 BB/ローラ― |
本体価格 (税抜き) |
ODT-100HA | 7.2 | 5 | 199 | 33.5/22 | 14-110 16-100 |
3-120 4-90 |
76 | 47.5 | 5/1 | 10,100円 |
ODT-101HA | 7.2 | 5 | 199 | 33.5/22 | 14-110 16-100 |
3-120 4-90 |
76 | 47.5 | 5/1 | 10,100円 |
※100と101は右ハンドル・左ハンドルの違い
8lb-50mのシャロースペアスプール付き
まずは冒頭でもお伝えした通りの、日本のリールではあまりないようなビジュアル。それから、オクマのリールでは結構あるけれど、これまたやはり日本製のリールではなかなかないスペアスプールが付いている点。
16lb-100mのスプールとは別に、8lb-50mという超浅溝スプールが最初からセットになっているのです。
替えスプール糸巻量 | |
糸巻量 ナイロン(lb-m) |
糸巻量 PE(号-m) |
8-50 | 1-85 |
SWでの使用はもちろん、シャロースプールではトラウト系やバスのベイトフィネスなど、軽量ルアーの繊細な攻略に…という思惑でセットになっているそうです。
基本的には軽めのルアーと繊細なアクションで狙っていくためのリールで、ハンドルノブは軽量EVA。
また、ブレーキシステムは分かりやすいマグネットブレーキ式。安定したブレーキ性能を発揮できるのでベイトフィネスをまずやってみよう…という時にも役立つのではないでしょうか。
あくまで目安ではあるけれどオクマ公式webサイトには、ベイトフィネス用シャロースプールを使用した時の飛距離や巻き取り量が掲載されています。そちらも参考に!
1万円アンダーで、ノーマルスプールとフィネススプールで二度おいしいセイマーODT、ソルトも渓流ベイトフィネスもやってみたい…なんて方のデビューリールにはピッタリなのではないでしょうか。
オクマ公式セイマーODT詳細ページはこちら
オクマ/ゼニス(okuma / ZENITH ) プロフィール
1986年に台湾・台中市で設立されたリールメーカー「オクマ」。アメリカ、ヨーロッパ、北米やアジアなどワールドワイドに流通するオクマリール。低価格&高性能のリールをリリースしている。ゼニスは福岡県北九州市にあるロッドメーカー。ショアからオフショアまで幅広くルアーロッドを展開。ロッド製作工程の多くを自社で行い、高品質で定評がある。